三菱地所の企業研究。年収や求められる人物像・能力とは?


日本の不動産業界で三井不動産に並んでトップに君臨する三菱地所。

とにかくすごい会社というのはわかるけど、実際何やってる会社なのか、どんな会社かわからない、という人も多いと思います。まずは、三菱地所がどんな企業なのか簡単に見てみましょう!

三菱地所ってどんな会社?事業内容は売上規模は?

そもそも三菱グループってなに??

日本史などで財閥という言葉を見たり聞いたりしたことがある人は多いと思います。中でも三菱は三井・住友に並び御三家と呼ばれ、近代日本が成長いく中で大きく貢献しました。創設者は明治期の実業家岩崎弥太郎で、創設当初は海運業を軸に出発し、鉱業や造船業などへと事業を拡大していきました。

現在は三菱地所をはじめ、三菱商事、三菱重工業など日本を代表する企業を抱えています。グループ全体の純利益は1.68兆円、総資産は439.8兆円と圧倒的な規模を誇っています。今回はその三菱グループの中でも、日本の不動産業界トップに君臨する三菱地所に焦点を当てていきます!

 

 

三菱地所って、どんな事業をやっているの?

三菱地所はしばしば総合デベロッパー(ディベロッパーとも)と呼ばれます。デベロッパーとは簡単にいうと、街づくりのための企画を作成したり、大規模な宅地造成開発を行ったり、する主体を指します。

また三菱地所はそうした街づくりはしていく上で、マンションやオフィスビル、さらには大型商業施設といった部分も含めた、総合的な街づくりをしている点で、総合デベロッパーと呼ばれます。では多岐にわたる三菱地所の事業を大きく4つに分けて紹介していきます!

①ビル事業

なんといっても三菱地所の強みの一つがこのビル事業です。東京・丸の内を中心とした国内主要地域でのオフィスビル開発と運営管理を行なっています。特に丸の内エリアは日本におけるグローバルビジネスの拠点であり、隣接する大手町・有楽町への地域一体開発を展開しています。

 

この丸の内エリアは約28万人のオフィスワーカーの活躍の場となっており、日本のトップ企業の本社が数多くオフィスを構えています。こうした企業による売上は全体で100兆円にものぼり、日本の総売上のおよそ8%もの金額がこの丸の内で生み出されているのです。

 

②住宅事業

住宅分譲・注文住宅、マンション管理、リフォーム、賃貸管理・賃貸仲介、売買仲介など人々が住まいと触れるあらゆる場面で、顧客の喜ぶ住まいづくりに寄り添う業務を行なっています。

 

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③生活産業事業

これが私たち一般の消費者に馴染み深い事業だと言えます。生活産業事業とは簡単にいうと日本各地で展開されている商業施設の開発、管理、運営などを指します。都心での事業としては、丸の内の新丸ビル、また郊外での事業としては御殿場など全国各地域でのプレミアム・アウトレットモールの開発などが挙げられます。

 

④海外事業

三菱地所の活動範囲は日本にとどまりません。三菱地所は1970年代からアメリカやイギリスでの不動産賃貸・開発を中心とした海外事業を展開してきました。しかし近年では、発展著しい中国や東南アジア地域への進出やヨーロッパ大陸でも事業を展開しています。

 

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一口に大企業といっても、三菱地所はどのくらいの規模なの?

売上高 1兆0,094億円

営業利益 1,661億円

従業員数 737名 (四季報2018年度版より)

1兆という膨大な売上にも関わらず、従業員は700名ほどしかいません。

三菱地所は三菱地所レジデンス、三菱地所設計といったグループ会社を有し、三菱地所自体はかなり少数精鋭の人材で運営されていると言えます。

実際に採用人数も修士・大卒を合わせても30人前後とされかなり狭き門と言えます。

入社を志望する学生も東京大学や京都大学、慶應義塾大学といった最難関大学の学生が数多く集まります。

実際は能力ではあまり差がつかないようなので、あくまで志望動機と確かな業界研究の結果に基づいた入社後のビジョンを持って臨むことが大切です。

 

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求められる人物像

「多様な関係者と信頼関係を構築し、プロジェクトリーダーとして事業を進行できる人材」

また真面目で堅実な社風で大企業特有の体育会系な体質は薄く、どちらかと言えば公務員質な雰囲気であるようです。そのため誠実で堅実的に物事を進めていけるような人材が求められるようです。

 

また三菱地所ではチャレンジ精神が旺盛であることが求められます。先述の通り、三菱地所の強みは丸の内エリアでの事業ですが近年では海外事業や多方面の事業への積極的な転換の必要の声が上がっています。

 

よって現状に満足するのではなく、新しいものへ関心の幅を広げていける、また行動に移すことのできる積極性が必要です。その中でも誠実さ・堅実さを見落とさず、ディベロッパー業務はおらゆる人々の利害関係をうまく調整する必要があるものなので、他者視点に立ち、客観的な判断が下せる人材であることが求められるようです。

 

また、とにもかくにも「街作り」に関わる仕事であることから、街に関心をもつことが大切です。自分の好きな街、なぜその街が好きか、自分ならどんな街を作り上げたいかなど、とにかく街づくりに対する積極性や熱意を見せることが重要となります。

 

 

求められる能力

英語力

先述の通り、三菱地所の主要な事業の一つに海外事業があるので当然英語でコミュニケーションが取れる能力は必要です。また、近年ではビル事業において外資系企業とのやりとりも増えてきたため、英語でのコミュニケーションや契約などの機会が増えてきています。

 

そうした状況に対し、三菱地所では英語力をさらに高めたい、業務の上で英語力に不安がある、という人に対しては3ヶ月程度の海外語学留学支援や、1~2年のあいだ海外拠点において実務経験を積むことができる制度が設けられています。

 

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不動産を扱うために必要な法律的な知識

これは入社前の段階で必ずしも必要ではありませんが、三菱地所では入社後に宅地建物取引主任者を取得することを推進しているので、在学中に余裕があれば資格取得をしておくと良いかもしれません。

 

また、実際には採用にあたって出身学部や専攻していた分野などは問われないそうです。文系では経済・経営系、法学系の学部出身が多い一方、理系の建築系の専攻の学生の採用を行うケースもあるそうです。

 

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気になる給与や週休・休暇、研修制度などの福利厚生は?

給与はのどくらい?

初任給は修士でおよそ25万円、大卒でおよそ21万円とされています。また平均年収は1,163万円(平均年齢は41歳)で国内最高水準の給与額を誇ります。

 

休みはどのくらい?

基本的に土日が休みの週休2日制です。また、勤務時間もコアタイム(基本となる勤務時間帯)が10時から16時、始業時刻から10時と16時から終業時刻までが社員自らがフレキシブルに選択し勤務時間となっています。

 

長期休暇はあるの?

夏期休暇は6月から10月の間に連続で2日間取得でき、年末年始は12月29日から1月3日までとなっています。また有給消化日数は10.7/20日で比較的取りやすい部類ではあると言えるでしょう。

 

不動産業界の業界研究・企業研究するならインターンが一番

まとめ

日本の不動産業界において三井不動産と双璧を成す三菱地所。

日本企業ではトップクラスに充実した給与待遇だけでなく、日本の国債ビジネスの拠点・丸の内を管理・運営する大変さ、人々の人生最大の買い物である「家」を通じてたくさんの人の人生のワンシーンに関われることはとても大きな仕事のやりがいとなると思います。

また大企業であるが故にしっかりとした育成制度が整い、大きく成長できる場でもあります。加えて、入社3年後の離職率が0%であり、新入社員にとっても働きやすく満足度の高い労働環境なのではないかと思います。

 

そうした魅力が故に厳しい採用倍率を突破しなければなりません。デベロッパー志望の学生の中でもトップ層の人たちとの競争になるため、能力云々より志望動機や入社後のビジョンの明確さが採用への鍵となります。

そのためには、自己分析や業界研究をするのはもちろんのこと、自分のやりたいことがいかに三菱地所でしか達成できないか、明確かつ論理的に伝えなければなりません。

 

まだぼんやりとしか志望動機が決まっていなかったり、何をしたいかが不透明だ、という人はまず街を歩き、どんなところが好きか、どうしたらもっと好きになれるかをちょっとでもいいので考えながら過ごしてみてください。

 

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