メーカーを志望している学生で志望動機の書き方に困っている学生はいませんか?
- その会社の製品が好き
- ものつくりに携わりたい
という気持ちがをなんとなく持っていても、それを志望動機に落とし込むことができないという学生も多いのではないかと思います。
メーカーは比較的志望動機で求められる文字数も多く、志望動機を重要視していることがわかります。
そのため、選考を突破できるかどうかは志望動機の出来が大きく関わっていると考えていいでしょう。
ここでは、製造業の履歴書/ESの志望動機をどのように書けばいいか具体的に考えていきます。
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この記事の目次
メーカーについて整理しよう
一言にメーカーと言っても、様々な業界が存在しますよね。
- 自動車メーカー
- 食品メーカー
- 電機メーカー
- 化学メーカー
- 衣料品メーカー
などの業界が代表的な例でしょうか。
理系の学生からは開発職として、文系の学生からは総合職で人気の業界となっています。
当然ですが、同じメーカーの自動車業界への志望動機と、食品メーカーの志望動機では内容が全くことなりますよね。
ものづくりに携わりたい、という動機だけだと、人事には全く響かない志望動機になってしまう可能性があります。
各業界ごとの特色や、その企業についての理解をしておくことが重要です。
企業からすると、欲しいのはその会社のファンではなく、その会社で活躍できる人材です。
志望動機での中で、製造業の中でもなぜその業界か、その業界の中でもなぜその会社か伝える必要があります。
私たちの生活に近い製品を製造している会社ほど「消費者目線」ではなく、「ビジネス的な視点」で志望動機を作るようにしましょう。
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志望動機を書く前に行なっておくべきこと
志望動機中では、製造業の中でもなぜその業界か、その業界の中でもなぜその会社か伝える必要があると先ほど述べました。
そのために必要な準備に関して、考えていきましょう。
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業界研究/企業調べを行おう!
志望動機中で、それを表現するためには、事前に業界や企業のことについて調べておく必要があります。
文章を書きながら考えることができるほどその企業に対する理解があるならば話は別ですが、なかなかそのような方もいないと思います。
「ビジネス的な視点」を意識した志望動機を書くとなるとなおさらです。
メーカーの場合消費者の立場から、その企業を知っているつもりでも、企業が求めている知識とは全く異なる可能性もあります。
勘違いした状態で志望動機を書いてしまっては、選考の突破は絶望的でしょう。
そのようなことを避けるためにも、業界や企業のことをよく調べ、その会社の強みを理解しておくことが大切です。
その会社を調べていないと、採用担当者にもあなたの熱意を伝えることはできないでしょう。
選考過程の中で、その会社に対する熱意は非常に重要になります。
業界研究/企業研究をしておくと、志望動機の内容に深みが出ることはもちろん、あなたの熱意も伝えることができますので、いいことづくめと言えるでしょう。
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自己分析をしよう
なぜ、その業界なのか、なぜその会社なのかを理解していることが重要だと述べました。
その「なぜ」の部分を深掘りして書くためには、自己分析をすることが不可欠です。
自分がその会社に入社したいと考えたことを、志望動機の文章中に説明するために、自分自身が理解している必要があります。
「なんとなく」考えていたことを、端的に説明するために、自己分析は怠らないようにしましょう。
自己分析で得たことは、自己PRを考える時にも使えますので、自己分析はよく行なっておくといいと思います。
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志望動機を書く時に意識して欲しいこと
ここからは肝心のメーカーへの志望動機の書き方について、詳しく見ていきましょう。
先ほどから述べている通り、下記の点が伝わることが重要です。
- メーカーの中でもなぜその業界なのか
- その業界の企業の中でもなぜその企業なのか
これらの点を人事に汲み取ってもらうことができなければ、あなたの熱意も伝わらないということです。
ここからは志望動機を書く時に意識してほしい点について調べていきます。
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志望動機は結論から書く!
志望動機は結論から書くという点を意識しましょう。
この点はメーカー志望の学生に限定する話ではありませんが、志望動機を書く時には、結論から書くということはとても重要です。
聞いたことのある学生も多いとは思いますが、ここでも解説をします。
採用担当者は、毎日多くの学生の履歴書やESを読みます。
一つの志望動機を読むことにかける時間は5分もないということも多いと思います。
そのような状況なので、一目で読みやすい主張したいことがわかる文章にすることが重要なのです。
その後の文章の理解度に大きく左右しますので、あなたの熱意が伝わりきらない可能性があります。
そのようにならないためにも、結論から書くということは必ず行なってください。
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その会社でどのように活躍したいか伝える
なぜその会社を志望したか伝える上で、その会社で何をしたいかを伝えることは非常に有用です。
「その会社でなければやれないことがある」ということは「その会社を志望する理由がある」ということになりますよね。
また入社後のイメージを思い描けているということも、人事からの評価基準の一つになります。
メーカーは比較的離職率が低い業界とはいえ、採用担当者は新卒入社からの早期離職を恐れています。
入社後の仕事が思い描けている学生の方が、入社後のギャップを感じることは少ないことは予想できますよね。
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志望動機の例文
志望動機を書くときに意識するべき点はご理解いただけましたか?
ここからは、志望動機の例文を見ていきましょう。
文系総合職の食品メーカーの志望動機の例文を考えてみます。
私は、貴社で食事を通じて、人々の健康を支えたいと考え、貴社を志望致しました。
貴社は健康志向の食品を多く開発しており、その分野ではシェアは1位を誇っています。
近年若者の生活習慣病が問題になるなど、生活が豊かになるが故に生まれてきた問題も存在します。
現実に食習慣が原因で、病気にかかる方も多いと思います。
貴社製品が世に広まることで、健康に対して、食という観点からアプローチできると思っています。
私も貴社の一員として、貴社の健康思考の製品を広めることに貢献したいと考えています。
入社後には、貴社の製品を一人でも多くの人に利用してもらうべく、営業職として、取り扱い件数を増やしてもらえるよう尽力したいと考えています。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
メーカーは業種問わず、学生からの人気は非常に高いです。
そんな高倍率の企業の選考を突破するためにも、志望動機は非常に重要です。
皆さんも万全の対策をした上で、面接に望むようにしましょう。
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