就職活動の証明写真はなぜ重要?うまく撮影するためのコツ

証明写真はフォトスタジオで撮影すべきか、スピード写真にすべきか迷う方も多いのではないでしょうか。

 

履歴書やエントリーシートに貼った「証明写真」は、選考に大きな影響を与えます。あなたの第一印象を決めるものなので、撮影に手を抜いてはいけません。

 

ここでは、証明写真がなぜ重要なのかをはじめ、証明写真を上手く撮影するためのコツについてご紹介します。

 

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履歴書やエントリーシートに貼る証明写真はなぜ重要なの?

就職活動では証明写真が重要になります。

 

履歴書やエントリーシートといった書類選考で評価を下す際、証明写真が第一印象として大きな影響を与えるためです。企業にもよりますが、1人のエントリーシートを評価するのは1~2分程度と言われています。その際、書類に書かれた内容はもちろんのこと、身だしなみや表情などを総合的に評価しています。写真は自分が思っている以上に、人柄・個性があらわれるものです。採用担当者は証明写真を通して、あなたの特性をつかんでいます。

 

証明写真だけで合否が決まるということはありませんが、表情が暗かったり、身だしなみがビジネスにふさわしくなかったり、写真の貼り方がいい加減だったりすると、印象は悪くなってしまいます。ポジティブな印象を持ってもらうためにも、写真写りのいい一枚を選ぶようにしましょう。

 

また、社風にマッチした人材かを判断するためにも証明写真は用いられます。営業職であれば爽やかにおでこを出して、外資系であれば華やかな雰囲気でといったように、業界や企業の特性に合わせて、清潔感のある印象を与えることが重要になります。

 

履歴書やエントリーシートに使用する証明写真は、事前に写真のサイズを確認しておくことが重要です。一般的には縦4.0cm×横3.0cmのサイズですが、エントリーシートによっては独自のサイズを指定されることもあるので、よくチェックするようにしておいてください。

 

写真を貼る際は、裏面にボールペンかマジックペンで大学名と名前を記載します。万が一はがれてしまった際に、誰の写真かを確認できるようにするためです。また、スティックのりよりも両面テープの方が水に強く粘着力が強いので、両面テープで貼ることをおすすめします。

 

Web上のエントリーシートに証明写真を貼り付ける必要があるケースもあります。スタジオフォトで撮影してもらった写真はデータがあるので、そちらを適切なサイズに調整して準備しましょう。

 

スピード写真を使った場合は、写真をスキャナで読み取ったり、デジカメやスマートフォンで証明写真を撮影したりすることで、データ化する必要があります。その際、電気の光が反射して色むらができてしまったり、自分やカメラの影が入り込んでしまったりしないよう気を付けてください。

 

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証明写真はどこで撮影すべき?

証明写真はスマートフォンやスピード写真で撮影しても、問題があるわけではありませんが、やはりフォトスタジオで撮影するのが一番です。

 

スマートフォンやスピード写真で撮影すると、どうしても光の当たり具合が悪く、表情も暗く見えてしまいがち。

 

その点、フォトスタジオでプロのカメラマンに撮影してもらえば、顔色が一番よく映る照明を当ててもらった上で、いい表情で撮影してもらえます。

 

プロのカメラマンからは表情の作り方や顔の傾け方、身体の向きまで細かくアドバイスしてもらえるので、最高の瞬間を切り取ってもらえるでしょう。撮影した写真はその場でじっくり確認できるので、「髪型が崩れている」「ネクタイが曲がっていた」「身体のバランスが傾いている」といったような後悔をすることがありません。また、基本的に何度でも撮り直すことができるので、スピード写真のように限られた枚数から選ぶということもないのです。

 

最近は、画像を修正してくれるフォトスタジオもあります。肌荒れしている部分や髪型が乱れている部分などを、違和感なく修正してくれるので、より良い印象を与える証明写真にすることができるでしょう。

 

また、フォトスタジオで撮影した写真はデータでもらうこともできるので、スピード写真のように何度も撮り直しに行く必要がありません。コンビニや家のプリンターを使えば、簡単に増刷することができます。

 

フォトスタジオの撮影費用やデータ費用はそれなりの予算が必要ですが、何枚も履歴書やエントリーシートを提出することを考えれば、プリンターで印刷できるデータがある方が結果的にコストをおさえられるでしょう。そして何よりも、第一印象をよくする写真を撮影するためには、プロのカメラマンの腕を借りた方がいいです。

 

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証明写真を上手く撮影するためのコツ

印象のいい証明写真にするためのコツを具体的に見ていきましょう。

 

まず、身だしなみはそのままの姿で面接に行ってもおかしくない格好にしましょう。髪型もしっかり整えて、服装はスーツを着ます。余力があれば、業界や企業の特性ごとに髪型を変えたり、ネクタイやインナーを変えたりするとよいでしょう。「業界らしさ」が出ることで、選考通過の可能性がぐっと高まります。

 

アパレル業界や広告業界などでは、私服での写真撮影を求められることがあります。その場合はあなたのセンスや個性を見たがっているので、採用担当者にいい印象を与えることができる自慢の一着を着込みましょう。

 

次は、表情を工夫します。

 

「目は口ほどに物を言う」と言われるように、目は第一印象を決める大きなポイントです。目の大きさや形に関係なく、目力を入れて目元をはっきりと見せることで、自信があり熱意のある印象を与えることができます。

 

逆に、目力が弱いとやる気がなく志望度が低い印象になってしまいます。上目遣いはにらみつけているように見えて、カメラを見下ろすような目線だと偉そうな印象になってしまうので、カメラをまっすぐ見据えるよう意識してください。フォトスタジオであれば、目線についても細かくアドバイスをもらえます。

 

口角を上げるのも印象を良くするためのコツです。就職活動では明るく爽やかな印象の人が好まれます。男性はきりっとした表情を意識して口角を上げて、女性は優しく微笑むように口角を上げるといい写りになります。

 

口角が下がっていたり、口が一文字になったりしていると、ブスッとして怖い印象を与えてしまうので注意しましょう。

 

アヒル口のように不自然な口角の上げ方だと、採用担当者が違和感を覚えてしまう可能性があるので、自然にほほ笑むことができるよう鏡を見て練習するといいでしょう。

 

そして、姿勢も重要です。写真であっても、猫背で写っていると自信がないように見えてしまい、場合によっては清潔感がなく見えてしまいます。清潔感があり誠実な印象を与えるためには、軽く胸を張って顎を少し引くとよいでしょう。

 

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まとめ

証明写真はあなたの第一印象を決める重要な書類です。スピード写真やスマートフォンでも撮影することは可能ですが、フォトスタジオでプロのカメラマンに撮影してもらうことをおすすめします。

 

証明写真を撮影する際は、明るく清潔感のある印象を与えることを心がけてください。目力を入れ、口角を軽く上げ、姿勢を正しくするだけで印象は大きく変わります。フォトスタジオであれば写真写りのアドバイスももらえるので、その指示に従いましょう。いい証明写真を撮影するためにも、鏡を見て表情を作る練習もしてみてくださいね。

 

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