Webマーケティング職のインターンの仕事内容とは?

長期インターンでも募集が多いWebマーケティング職。

カッコよさそうなイメージだけど、具体的にはどんな仕事をするのか分からない…という方も多いのではないでしょうか。

Webマーケティング職は、一般的なマーケティング活動から具体的な施策の実行まで、Webサイトを成長させるために必要な幅広い業務を担う、重要な役割を果たしています。

今回は、Webマーケティング職の仕事内容と長期インターンに参加するメリットを紹介します。

 

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Webマーケティング職のインターンの仕事内容とは

Webマーケティングの仕事内容は幅広く、それぞれの業務に高い専門知識が求められます。

その分成果も見えやすく、企業の利益に直結するのでやりがいも大きいです。

インターネットが欠かせない存在になった現代、ますます需要が高まるであろうWebマーケティング職の仕事内容を解説します。

 

1.市場調査

マーケティングの目的は「商品が売れる仕組みを作ること」にあります。なので、ユーザーやお客様が求める価値を提供しなければなりません。

そのために、まずは自社商品やサービスを求める人々が、どのようなニーズを抱えているかを調査する必要があります。

ユーザーアンケートや過去のデータを分析してWebサイトの課題を発見したり、実際にWebサイトを使ってもらうことで課題を発見するユーザーテストを行ったりして、市場のニーズを調査します。

データを分析する場合は、Googleが提供するアクセス解析ツール「Google Analytics」などを活用するので、Web業界で働く上で必須のスキルを身につけることができます。

また、3C分析やSWOT分析などといったマーケティングのフレームワークを用いて、競合他社とのポジション分析や自社の強みと弱みの洗い出しを行います。

地道な作業ですが、市場調査はWebサイトを成長させるための根幹となる仕事です。

 

2.Web改善施策の実行

発見された課題に対してどのような施策を行うかを検討し、実行していきます。

Googleなどからの検索流入が少なければSEO対策を、サイトに訪問したユーザーがすぐに帰ってしまっているようであれば回遊率を高める施策を、会員登録や購入などの成約(コンバージョン)率が低ければエントリーフォームの改善を、といったように、課題に応じてサイトを改善していきます。

その際、直感だけを根拠とするのではなくデータを元に改善していかなければなりません。

Webはユーザーの行動をすべてデータとして残すことができます。これらを元に、建設的に施策を検討・実行することで、目に見えて数値が改善するのです。

Webマーケティング職の長期インターンに参加すれば、このようなデータ分析能力を身につけることができるので、論理的思考力を養うことにもつながります。

 

3.Webプロモーションの運用

商品やサービスは知ってもらわないと買ってもらえません。

そのために、リスティング広告やバナー広告、アフィリエイト広告といったWebプロモーションを運用することで、Webサイトへ誘引して商品・サービスの購入につなげます。

リスティング広告とは、GoogleやYahoo!で検索した際に、検索結果画面の上の方に表示されるテキストの広告文のこと。

バナー広告は、Webサイトを閲覧している時に表示される画像バナー型の広告。

アフィリエイト広告とは、アフィリエイトブログなどで商品・サービスを紹介してもらい、購入につながったら報酬を支払う仕組みの広告です。

様々な手法のあるWebプロモーションで、自社の利益を伸ばすために最も適切なものは何かを選定し、運用していきます。

Webプロモーションの運用は、自社内で運用する場合と、Web広告代理店に運用を依頼する場合がありますが、いずれにせよプロモーションに関する深い理解が求められます。

 

4.効果検証

Web改善施策やWebプロモーションは、運用したら終わりではありません。

施策を実行した結果、どのような効果につながったかを検証する必要があります。

この場合にも、データの分析を通して課題を発見しなければなりません。Google Analyticsなどのアクセス解析ツールやWebプロモーション分析ツールを活用して、一つ一つの施策を深掘りしていきます。

施策の狙った効果が出ていれば、それが評価にもつながりますし、非常に達成感を味わえるでしょう。

また、狙った効果が出ていなかった場合でも、なぜ効果につながらなかったのか仮説を立て、次に生かしていく必要があります。

Webマーケティング職は常にデータとの戦いです。長期インターンであれば一からしっかりと教育してもらえるので、将来Web業界への就職を検討している方は、大学生の内にこれらのスキルを身につけておくとライバルにも大きな差をつけることができます。

 

5.改善施策の実行

効果検証が終わったら、次の改善施策の実行にうつります。

すでに実行した施策に改善の余地があれば、改善して実行する。結果が出ていれば、別の課題を解決するための改善施策を実行する。

このように、WebマーケティングではPDCAサイクルを素早く回していくことで、Webサイトを成長させて企業の利益を高めているのです。

無数のWebサイトがインターネット上に存在する中、何の改善施策もしなければ、すぐに競合サイトに負けてしまいます。

Webマーケティング職の長期インターンに参加すれば、PDCAサイクルを回す習慣が身に付き、常に高い目標をもって仕事に取り組む意識を持てるようになるでしょう。

 

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Webマーケティング職のインターンに参加するメリット

Webマーケティング職の長期インターンに参加すれば、高いレベルでのビジネススキルと専門スキルを身につけることができます。

とくに、ベンチャー企業のインターンに参加すると、社員と変わらない裁量でレベルの高い業務を任せてもらえるケースが大半なので、インターンでバリバリと働いてみたいという方にはうってつけです。

大学生の内からWebマーケティング職のインターンに参加すれば、次のようなメリットを享受することができます。

 

1.情報収集・分析スキルが身につく

仕事内容でも紹介した通り、Webマーケティング職の仕事の大半は「分析」にあると言っても過言ではありません。

情報やデータを集めて分析し、それを元に施策を検討するというのは、Web業界だけでなくどの企業でも求められる優れたスキルです。

同じデータでも、様々な切り口から紐解いていくと新しい発見につながることが多々あります。多角的な視点と柔軟な発想力を身につければ、どんな仕事でも活躍できる優秀な人材となるでしょう。

 

2.論理的思考力が身につく

データを元に建設的な仮説を立てて施策を実行するという、論理的思考力が身に付きます。

また、「なぜそう思ったのか」「どうしてこの施策が必要なのか」を上司に説得して施策を実行する必要があるため、プレゼンテーションスキルも得られるでしょう。

これらのスキルを習得すれば、就活でも大いに有利になること間違いありません。

 

3.IT・Web分野の幅広い知識が身につく

Webマーケティング職は、通常のマーケティング業務からWeb施策、Webプロモーションまで幅広い業務に携わります。

場合によっては、システム会社やデザイン制作会社とやりとりすることもあるので、プログラミング知識やWebデザインの知識も身につくでしょう。

今後、ますます需要が高まっていくWeb・IT分野の幅広い専門知識を身につければ、まず食べていくには困らないと言っても過言ではありません。

 

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まとめ

Webマーケティング職の長期インターンに参加すれば、分析能力や論理的思考力といった、レベルの高いビジネススキルと専門知識を身につけることができます。

また、ベンチャー企業の長期インターンに参加することで、責任のあるハイレベルな業務に携わることが可能です。

Web・IT業界に興味のある方はもちろん、何か大きなチャレンジをしてみたい方や、大学生の内から専門的なスキルを身につけたい方は、Webマーケティング職の長期インターンに参加することをおすすめします。