損害保険業界では東京海上日動に次ぐ、人気企業である、三井住友海上。
就活生のみなさんの中にも、三井住友海上への入社への就職を有利にしようとインターンへ参加したいと考えている方も多いと思います。
今回はそんな三井住友海上のインターンシップの対策について考えていきます。
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この記事の目次
三井住友海上について理解しよう
最初に三井住友海上について理解しましょう。
損害保険会社では、国内最大規模を誇っており、就活生からの人気は非常に高いです。
キャリタスが出している就活生からの人気ランキングでも、毎年上位に入っています。
資本金1395億9552万円、従業員数14650名と正真正銘の大手企業です。(いずれも2017年3月現在)
主な事業内容は、下記のようになっています。
- リスクコンサルティング
- 各種損害保険の引受
- 自己サービス・保険金の支払い
- 新保険の開発
損害保険の会社というと我々の暮らしにも身近なのでB to C向けのサービスを連想するかもしれません。
実際には、企業の海外展開や新規事業開発に対して行うB to B向けのリスクコンサルティング業務なども行なっています。
意外と知らない学生も多いのではないでしょうか。
近年日系企業の海外進出や、海外での自動車ニーズの増加などにより、海外展開に力を入れています。
利益率の高さやASEAN地域での売上に強みを持っているので、企業研究をする際には頭に入れておきましょう。
損害保険会社の中でも、間違いなく学生からも人気の企業なので要チェックですね。
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三井住友海上のインターン内容について
三井住友海上のインターンプログラムは最大15日間となっています。
- MSIインターンシップ1DAY (1日)
- MSIインターンシップ5DAYS (5日間)
- MSIインターンシップPremium(4日間)
- MSIインターンシップPlus (1日)
- MSIビジネスコンテスト (4日間)
上記全てのインターンシップに参加すると、15日間になるということですね。
他の会社と比べると、少し複雑に思えます。
上記のうち、全てのインターンに参加する必要はありませんが、興味のある内容を学べそうなものには積極的に参加しましょう。
また先ほど紹介した
・MSIインターンシップPremium
・MSIインターンシップPlus
・MSIビジネスコンテスト
これらのインターンシップに参加するためには、「MSIインターンシップ5DAYS」への参加が必須になります。
こちらだけ注意してください。
ではそれぞれの内容について詳しくみていきましょう。
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MSIインターンシップ1DAYのインターン内容
このインターンシップは部活動などで忙しい方向けに、1日で簡潔に事業内容などを伝えるものになっています。
損害保険に対するレクチャーや、金融業界の仕組みなどの座学を通じて会社・業界研究を行います。
また社会人として、必要な考え方、社会に貢献するために必要な力などのマインド面も学ぶことができます。
説明会形式で、会社業界などのことを学んだあとは、グループワークを通じて、理解を深めます。
内容自体は一般的な1dayインターンと大きな相違はありません。
イメージも沸かせやすいのではないかと思います。
短い期間で効率的に企業研究や業界研究があるので、ぼんやり興味がある程度の方向けかもしれませんね。
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MSIインターンシップ5DAYSのインターン内容
こちらが三井住友海上のメインのインターンシップになると思います。
5日間に渡って開催され、数々のグループワークを通じて、三井住友海上の【core value】について理解を深めていきます。
先輩社員や内定者と関わる機会も非常に多く、インターンに参加したからこそ手に入る情報も多いと思います。
三井住友海上は手広い業務を行なっている会社です。
なので、5日間に渡り先輩社員の話も交えて、会社の業務の全体像を説明してもらえる機会は非常に貴重でしょう。
このインターンに参加することが、後のインターンシップへの参加条件になります。
三井住友海上に少しでも興味がある、損害保険業界を受けるかもしれない、という方は参加するべきでしょう。
残り三回のインターンを通じて、業界研究や企業との接点は強固になるでしょう。
参加していない学生よりは、知識量などで就活期に有利になると思いますよ。
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MSIインターンシップPremium
職場体験型のインターンシッププログラムとなっています。
期間は4日間となっており、職場体験型のものとしては、比較的期間は長いと思います。
総合コースとグローバルコースのふた通りのコースが存在します。
総合コースでは、営業部門と損害サポート部門の仕事を体験することができます。
2つの部門に関して、より詳しく調べていきます。
- 営業部門
営業部門の仕事は、代理店と一緒になり、あらゆるリスクマネジメントを提供する部門です。
顧客のニーズをキャッチして、それを形にして届けるということを行います。
一般的には損害保険会社の営業は一般営業と企業営業に分かれますが、この場合どちらに配属になるかはわかりません。
しかし、多くの文系学生が最初に配属される部署だと思いますので、入社後イメージを持つには最適だと思います。
- 損害サポート部門
損害サポート部門では実際に事故が起きてしまった後の、事故解決の際にお客様をサポートする部門です。
実際にお客様との代理人として示談交渉を行う、事故解決のサポートを行うなどお客様ために寄り添う仕事です。
損害保険会社の仕事として、イメージはしやすいものだとは思いますが、実際目にすることで理解が深まることもあると思います。
自分の目で見た情報が一番信用できますよね。
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グローバルコースでは、海外事業を主に行う事業部の仕事を体験できます。
冒頭にも述べた通り、損害保険業界では海外展開に力を入れています。
さらに三井住友海上は、ASEAN地域での売上がナンバーワンと海外展開に強みを持っています。
そのような現場で事業を体験できるので、得るものは非常に多いと思います。
将来海外で働きたいというグローバル志向を持った学生は参加するといい経験ができるのではないでしょうか。
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MSIインターンシップPlus
こちらは1dayタイプのインターンシップになっています。
実際の事例をもとにグループワークを行うインターンシップです。
B to B型の事例を用いて行うため、リスクコンサルティングについて理解できるのではないでしょうか。
言葉で
「企業に想定しうるリスクをコンサルティングする」
と聞いても実際の業務まで落とし込んでイメージできる学生は少ないと思います。
なかなかイメージがつきにくい損保業界の企業向けサービスについての学ぶいい機会です。
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MSIビジネスコンテスト
こちらが最後のインターンシップとなる4日間のインターンシップです。
チームを組んで最終的にはプレゼンを行うことになります。
新しい損害保険のモデルを考えるということで難易度は高いですが、挑戦しがいはあると思います。
最後の2日間は泊まりで行うなど、企業側も力を入れていることがわかりますね。
ゼロベースから主体的に取り組むことで、初めてわかる仕事の難しさなどもあると思います。
そう意味では期間としては4日間と決して長くはないですが、中身の濃さは随一でしょう。
三井住友海上のインターンシップの総仕上げにふさわしい内容ですね。
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三井住友海上のインターンシップ選考対策
三井住友海上のインターンシップ内容を紹介いたしました。
参加したい!と考えた学生も多いのではないでしょうか。
インターン参加のために必須になるのが、選考を通過すること。
三井住友海上のインターンシップ選考では、
- エントリーシート
- webテスト
- グループディスカッションor集団面接
が行われています。
ここからは上記それぞれの対策について考えていきましょう。
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三井住友海上のエントリーシート/webテスト対策
三井住友海上のエントリーシートでは、毎年聞かれる質問は似ています。
その質問とは下記の二種類です。
- インターンシップへの参加動機
- 学生時代に真剣に取り組んだこと
それぞれ400文字となっており、インターンシップ選考の質問としてはオーソドックスではないかと思います。
質問の回答としてはエントリーシートの基本的なルールを守っていただければ大丈夫です。
・結論からかく
・そのインターンで何をやりたいか伝える
・その理由を伝える
・インターンを通じて身に付けたいこと・やりたいことを伝える
ということを書いていただければ問題はないのではないと思います。
学生時代に力を入れて取り組んだことに関しても同様です。
企業研究、自己分析を練り上げることが選考突破の一番の近道になるでしょう。
webテストの対策に関しても、同様です。
三井住友海上の選考だからといって特別なことが行われる訳ではありません。
堅実に対策することが身を結ぶでしょう。
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三井住友海上のグループディスカッション対策
三井住友海上の選考はグループディスカッションで行われることが多いです。
その理由は、三井住友海上のインターンがグループディスカッション中心で進行されるからだと言われています。
グループディスカッションの対策も三井住友海上だからといって、特別なことはありません。
・端的にものごとを伝える
・人の話を遮らない
・人の話を一方的に否定しない
ということを忘れなければ大丈夫でしょう。
もちろん話の流れが逸れないようにする、時間の管理を忘れないようにするなどの注意点もあります。
結論までスムーズな流れで話が進むように、あなたが話の流れをまとめるようにしましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
三井住友海上のインターン情報について、調べていきました。
全て参加すると15日間という、少々長いものになりますが、そのぶん得るものも多いでしょう。
損害保険業界のに興味のある方には、有意義なインターンになると思います。
興味のある方はさらに詳しく調べてみましょう。
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