SPIって何?就活生が知っておくべきSPI試験対策について

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ついに就職活動が始まりましたね。

就活生にとって最初の鬼門が、ES(エントリーシート)、そしてSPI試験・適性検査。

SPI・適性テストに受からないと、そもそも面接に参加すらできない企業も多いため、就活生はSPI試験にむけて練習問題に力を入れたり、対策方法を調べている学生も多いんじゃないでしょうか?

最近では、新卒採用に限らず、中途採用においても適性検査が用いられているようです。

適性テストのWEBテスト・筆記試験の対策として、多数の対策本や、無料の適性テスト問題集がネットでも多数落ちていますが、どの情報を信じればいいのか、どこまでやればいいのか分かりませんよね。

そんな就職活動を迎える就活生に、SPI試験・適性検査について分かりやすく説明しています。

 

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そもそもSPIって何?

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じつは多くの人が誤解をしていますが、適性テスト=SPIではありません。

SPIとは、リクルート(リクナビを運営する会社)が開発した適性検査の名称です。

SPIは、Synthetic Personality Inventory(総合適性検査)という名前の略称で、SPIと言うそうです。SPIも年々新しい適性テストとして生まれ変わっており、SPI→SPI2→現在はSPI3がでています。

SPI(現在はSPI3)は数ある適性テストの一部であり、SPI以外にも多数の適性検査・適性テストが存在します。

代表的な適性検査を紹介します。

  • ENG(イング):リクルートが運営
  • 玉手箱:日本エス・エイチ・エル(SHL)が運営
  • GAB(ギャブ):日本エス・エイチ・エル(SHL)が運営
  • CAB(キャブ):日本エス・エイチ・エル(SHL)が運営
  • 内田クレペリン:日本・精神技術研究所が運営
  • CUBIC:株式会社トライアンフが運営
  • TG-WEB:株式会社ヒューマネージが運営
  • 3E:株式会社エン・ジャパンが運営
  • IMAGES(イメジス):日本エス・エイチ・エル(SHL)が運営

そのため、これから受ける予定の企業の選考フローの中に、適性検査があると選考フローに書いてあっても、すぐにSPI対策を始めるのはやめましょう。

まずは、これから選考を受ける企業の適性テストが何を使っているのか、採用HPなどに記載がないか確認をしましょう。

 

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適性検査・適性テストの対策をすることに意味はある?

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適性検査の中には、大まかに能力部分を測定するものと、性格や特徴を測定するものの2つに分かれています。

能力部分については、小学校の算数や、中学校レベルの簡単な数学問題(非言語というカテゴリー分けをされています)、国語・論理的思考力を調べる(言語)を測定しています。この能力部分については、各質問に正解となる解答があるため、点数化することできます。

多くの就活生は、適性検査で久しぶりに算数・数学、国語の問題を解くことになるため、リハビリも兼ねて、本番前に慣れるために適性検査対策は一定の効果があると思います。

 

一方で、性格や特徴の測定は、正解がありません。

例えば、考えてから動くタイプと、考える前に動くタイプがいたとして、どちらのタイプが正解というものはありません。あくまであなたという人物がどういう特徴を持った人なのかを知るために、適性検査を行っています。

性格や特徴の測定を行う理由は、面接官も限られた面接時間だけでは、あなたの人となりを深く知ることは困難だと理解しているためです。そのため事前に適性テストを使って、ある程度のあなたの情報を得ようと考えています。

この性格や特徴部分の結果を、合否の判断材料として使っている企業もありますが、企業がどんなタイプを求めているのかが分からない以上、対策を打つ方法がありません。

無理に自分を偽って回答をすると、テスト結果に《このテスト受験者は、虚偽の回答をしている可能性があります》と、嘘発見器のような機能がついているので、絶対にしないことをお勧めします。数多くの質問の回答内容から、辻褄が合わないということを判断できるようになっているようです。

仮に、その適性検査で嘘がバレなかったとしても、今度はその偽った性格を演じて面接を行い、(ほとんどがどこかで辻褄が合わなくなりバレますが)万が一、内定を獲得して入社が決まった場合、入社後もずっと嘘をつき続かなければなりません。

そもそも偽って回答する人物像が、企業が求めているのか不明な上、仮にそれで通過したら今度は自分が苦しくなることを考えると、性格や特徴部分で嘘をつくのは得策ではありません。

 

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選考を受ける企業の適性検査・適性テストが何か分からない場合は?

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新卒採用の選考フローを見たり、人事担当に質問をしても何の適性テストを使っているか分からない場合も多いかと思います。

ぶっつけ本番で適性テストを受けるのもアリだと思いますが、何かしら対策を打ちたい学生におすすめなのが、SPI3の対策と、玉手箱の対策です。

適性検査の導入件数を見ると、SPI3が利用社数11,100社、玉手箱は最新の公表数が確認とれませんでしたが、SPI3の次に導入している企業数が多いと言われています。

SPI3の言語・非言語、玉手箱の言語・計数の問題の練習を何回かしておくことをおすすめします。

ただし、どちらのテストも同じ問題は使用されないため、あくまで小学校・中学校レベルの計算問題に慣れてる程度に数十分行えば十分だと思います。

 

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SPIや玉手箱、その他適性検査で落ちても凹む必要はない!

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SPIや玉手箱といった適性検査を導入している企業は、ほとんどの場合が大企業です。

新卒採用枠100人〜300人に対して、応募が5万人以上殺到するような大企業が、現実的に全員の応募者と会うことが難しいために、適性検査を導入しているケースが多いです。

こういった人気企業・有名企業の採用率は、1%未満。(採用100人枠に5万人応募で、0.2%)つまり、99%以上の確率で、不合格になり選考に落ちることになります。

そのため、なぜダメだったのか?を考えても、あまり実りある回答はありません。もしES(エントリーシート)や適性テストなど、面接前に多数のステップを導入している大企業の新卒選考を受ける場合は、一つ一つの結果に気落ちしないことが大事です。

縁がなかったと、割り切って次の選考対策にうつりましょう!

 

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