大学生活ではスマートフォンで時間を確認する学生が多いですが、インターンシップでは腕時計を身につけることをおすすめします。ビジネスでは腕時計も重要なファッションアイテムとみなされて、身につけることがビジネスマナーとされている会社も多いです。
就職活動の説明会や筆記試験、面接でも腕時計は必要になりますので、インターンに参加するタイミングでビジネス用の腕時計を購入しておくのもいいでしょう。ここでは、インターンで腕時計をつけるメリットや最適な種類、選ぶ時の注意点についてご紹介します。
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インターンで腕時計をつけるメリット
インターンで腕時計をつけるメリットとして、まずはいつでも時間を確認できるという点があげられます。仕事は分単位、時間単位で行うことが多く、時間の管理をしっかりと行わなければなりません。また、アポイントなどで他の企業に訪問する際に、遅刻をしないようスケジュール管理する必要もあります。常に時間を意識できる腕時計は、ビジネスの場では必須アイテムなのです。
普段の生活のようにスマートフォンでも時間を確認できるじゃないか、と思われるかもしれませんが、仕事中に無暗にスマートフォンを触るのはマナー違反とみなされます。とくに、顧客の元にアポイントへ伺った際にスマートフォンで時間を確認すると、失礼だと不快な思いをさせてしまう可能性もあります。また、乗換案内やメールのやりとりなどでスマートフォンを使用する頻度が高く、仕事の途中で充電が切れてしまう可能性もあります。その際に時間を確認できるすべがなくなるのは大きなリスクなので、腕時計を保有しておいた方がいいのです。
また、特に年配の人やお堅い業界では、腕時計を身につけることが最低限のビジネスマナーと捉えられる傾向があります。歩きスマホといった社会的問題からネガティブな印象を抱く人も少なからずいますし、仕事中にスマートフォンを触ることで遊んでいるんじゃないかと誤解される可能性もあります。また、機密情報などのセキュリティの問題上、個人的なスマートフォンを無暗に触らせないようにしている会社もあります。このような観点からも、腕時計を身につけておくメリットは大きいと言えます。
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インターンで最適な腕時計の種類
インターンで身につける腕時計は、どのような種類のものが適しているのでしょうか。まず、デザインがシンプルで文字盤が見やすいものが最適です。ビジネスの場ではカジュアルで装飾が華やかな腕時計はふさわしくないため、スーツにも合わせやすく機能面でもシンプルな腕時計を選びましょう。デザインがシンプルな腕時計は瞬時に正確な時間を確認することができるので、利便性の面でもメリットは大きいです。時間を確認するという最も重要な役割を果たせるデザインのものを選ぶようにしましょう。
また、ベルト部分は革かメタルの腕時計がおすすめです。中にはチェーン状になっていたり、ブレスレットのようにきらびやかになっている腕時計もありますが、それらはカジュアルな印象を与えてしまいます。ベルト部分は黒や茶など落ち着いた色で、メタルの場合はシルバーなどオーソドックスな色のものにしましょう。ベルト部分は長く使ううちに擦り切れたり汚れたりしやすい場所なので、汚れが目立ってきた場合は掃除したり、ベルトを取り替えたりするようにしましょう。ボロボロの腕時計を身につけているビジネスパーソンは、だらしがない印象になってしまい信用されません。
腕時計にはデジタル時計とアナログ時計がありますが、インターンではアナログ時計を選ぶようにしましょう。デジタル時計はスポーティでカジュアルな印象になってしまうことが多く、ボタンを押すと音がなるものも多いため、ビジネスにはあまり向かないとも言えます。もちろん、華美なデザインでなければデジタル時計でも問題ないのですが、年配の人によっては腕時計はアナログ一択、と考えている人もいるようです。変なところでケチをつけられないためにも、インターンではアナログ時計を選んだ方が無難と言えるでしょう。
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インターンで身につける腕時計を選ぶ時の注意点
インターンで身につける腕時計を選ぶ際は、派手で華美なものは避けるようにしてください。デザイン自体はシンプルでも、配色が派手であればカジュアルな印象になってしまいます。また、相手の意識が不必要に腕時計に行ってしまい、お互い気が散ることになる可能性も高いです。また、派手な腕時計はあくまでプライベート用と考えるビジネスパーソンも多いので、仕事とプライベートの区別ができていないという印象を与えてしまうかもしれません。スーツにも合うよう、シンプルかつ落ち着いた配色のデザインの腕時計を選ぶようにしましょう。
一目で分かる高級ブランドの腕時計も、あまり良い印象を与えません。社長や経営者層に好まれるような腕時計をインターン生が身につけていたら、生意気だと感じられてしまう可能性があります。また、顧客によっては高級腕時計を見せびらかしていると誤解されてしまうこともあるようです。ブランドものの時計を身につけること自体は問題ありませんが、年齢やインターン生という立場にふさわしく、あまり嫌味にならないブランドやラインの腕時計を選ぶようにしましょう。好きなブランド物の時計は、自分でしっかり稼げるようになってから身につけると喜びもひとしおです。高級腕時計を身につける楽しみは、将来にとっておいても遅くはありません。
キャラクターものの腕時計も避けるべきです。さりげなく目立たないようにデザインされていれば、気にならないかもしれませんが、目立つ形でキャラクターがデザインされているものは子どもっぽい印象になり、ビジネスシーンにもふさわしくありません。ビジネスは大人の信頼関係で成り立つものなので、信用できなさそうと思わせてしまったら仕事がスムーズに進まなくなってしまいます。キャラクターものを好むことが一概に大人らしくないという訳ではありませんが、そう捉えるビジネスパーソンは少なくないものです。本当に好きなデザインはプライベート用にとっておき、インターンではビジネスらしいデザインの腕時計を身につけるようにしましょう。
また、スポーツウォッチもできるだけ避けた方が無難でしょう。スポーツウォッチは文字盤や装飾が目立つデザインのものが多く、ものによってはスーツに似合わない場合があります。シンプルでビジネスにもふさわしいスポーツウォッチであれば問題ありませんが、選ぶ時に不安であれば普通のアナログ時計を選択しておくことをおすすめします。
どのようなデザインの腕時計がビジネスシーンにふさわしいのか迷った場合は、店頭のスタッフに相談してみるとよいでしょう。スタッフは時計のプロなので、立場や年齢だけでなく、正確や見た目、体格にあった最適な時計をセレクトしてくれるはずです。相談したからと言って絶対に買わなければならない、ということは一切ありませんので、まずは気軽に相談してみてください。
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まとめ
普段スマートフォンの時計で時間を確認している人でも、インターンや就職活動では腕時計を使うことをおすすめします。腕時計はビジネスマナーだと考える人も多いので、シンプルかつ見やすいデザインのアナログ時計を準備するようにしましょう。カジュアルなものや華美なもの、高級すぎる腕時計はインターン生にふさわしくないと見なされてしまうので、避けるようにしてください。どのような時計を選べばいいか迷った時は、店舗のスタッフに気軽に相談してみましょう。
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