就活中はもちろん、社会人として成長していくために、避けては通れないのが上司や先輩とのコミュニケーション。仕事というのは社内外問わず、色々な人が密接に絡み合いながら進めていくものですから、自分ひとりでできることは限られています。出世競争で上手く取り入りながら……なんてことはなくても、希望のキャリアを築いていったり、自分が望むスキルを身につけたりするためには、周りの人との潤滑なコミュニケーションは必須と言えるでしょう。
そこで今回は、コミュニケーション能力の本質とは何なのかを解説し、大学生のうちから養っておきたいスキルや考え方について解説していきます。
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この記事の目次
社会人で一番必要なスキルはコミュニケーション能力
世の中には、営業や事務、エンジニアといったさまざまな職種がありますが、どの仕事においても一番重要視されるスキルはコミュニケーション能力です。これがあって初めて、その職責を果たす土台に立てると言っても過言ではありません。
まずはその理由から解説していきます。
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業務スキルや知識は、働かないと身につかない
例えばあなたが大学生の友人の間では、類まれな知識や、抜群のアイデアを持っていたとしても、それをいきなり仕事でも活かせるわけではありません。それぞれの会社や仕事には、独自のやり方やルールがあり、学生時代の能力をそのまま引き継げるわけではないのです。
その会社で活躍し、使える人間になっていくためには、その仕事をとにかくたくさん経験していくしかありません。想像やイメージだけで成長したり、使える人間になれるほど、社会は甘くはないのです。
得てして学生時代に苦労をしてこなかった人たちは、自分の能力を過信してしまいがちです。自分はもっとすごいことができる。こんな雑用は自分にとって必要ではない。そんな傲慢さが少しでもあれば、それはあなたの成長を大きく阻害することになるでしょう。
基本的に新卒学生はどんぐりの背比べ。自分のスキルを過信せず、まずはどんなことでも積極的にチャレンジ、色んな仕事を実体験することが、成長への一番の近道なのです。
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仕事をいち早く覚えるためにも、上司先輩とのコミュニケーションは必須
そうなると、その仕事を与えてくれる上司や先輩との円滑なコミュニケーションが必須という理由にも納得できるのではないでしょうか。例えばあなた上司や先輩だったとして、スムーズにコミュニケーションが取れなかったり、それこそプライドが高くて話しかけにくいような雰囲気を持っている人に、仕事を頼みたいと思いますか?答えは間違いなくNoでしょう。
仕事を覚えていくためには、まずは仕事を任せてもらえる存在にならなければなりません。もちろんある程度自分で仕事を探し、作っていくような姿勢も大切ではありますが、新人のタイミングで幅広い視野を持って活動するのは相当難しいですし、社内の協力を得ることも簡単ではありません。
まずは一番身近な先輩や上司に信頼してもらい、色々な仕事をやらせてもらえる環境を作る。そうすることができれば、自然とあなたが経験できる仕事の量も増えていくでしょうから、結果的に成長できるというわけです。
自分の能力を過信することなく、イチからスキルを磨いていくんだという謙虚さを持ち、積極的にアクションを起こしながら、先輩上司と密なコミュニケーションを取ること。それが社会人に求められるコミュニケーション能力の原点であり、どの会社、どの仕事でも必要とされていることなのです。
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社会人のコミュニケーションの基本「ホウ・レン・ソウ」とは?
それではここからは、より具体的なコミュニケーション能力の中身について見て行きましょう。ここで紹介する「ホウ・レン・ソウ」という言葉を常に意識して行動するだけで、あなたのコミュニケーションの質はグッと上がります。そうすることで結果的に上司先輩からの信頼度も上がり、業務を円滑に進められるようになるので、必ずマスターしておきましょうね。
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ホウ=報告
「ホウ・レン・ソウ」のホウとは、報告のことを指します。冒頭でも解説しましたが、仕事というのは自分ひとりで行うものではありません。直属の先輩上司はもちろん、社内の関係各所やクライアントなど、さまざまな人が一つに仕事を共同して進めているのです。
ですから、自分が行ったことや起こった出来事などについて、事細かに報告するくせを付けましょう。そうすることで、今のあなたの状況や、仕事全体の進み具合がわかり、より適切な指示を出せるようになるのです。
これは何も新入社員限定のものではありません。先輩も上司に、上司はもっと上の役員に、社長ですらも社員や株主といった人たちに、逐一仕事の進み具合を報告しています。どんな人でも何かことが起これば報告する。その姿勢が、社会でもとても大切なことなのです。
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レン=連絡
報告が事後的なものであるとするならば、連絡は事前的な要素が強いものと言えるでしょう。これからしようとしていること、これから起こるであろうと思われること、そういったことを随時連絡していくことで、上司は適切な指示を出すことができますし、あなたの頑張りというのも身近に感じることができます。
社会においては結果がすべてであり、その方法はあまり問われないと思われがちですが、決してそんなことはありません。というよりむしろ、良い結果を導くためには、良い過程が必須とも言えます。自分自身の行動や考えを逐一連絡することで、早いうちに軌道修正ができ、より成功を近づけることもできるでしょう。
最初のうちは「こんなことまでわざわざ言う必要があるのか……」と思うこともあるかもしれませんが、やりすぎぐらいがちょうど良いというぐらいの感覚で、都度連絡をするように心がけるようにすると良いですね。
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ソウ=相談
困った時はすぐに相談することも大切です。すごく現実的なメリットの話になりますが、細かく相談をし、上司や先輩に助言を求めるようにしていれば、いざ何かしらトラブルになった際には、その上司先輩が責任を取ってくれます。上司先輩の役割はそういった面もありますからね。
しかし相談もせず、自分の独断で物事を進めていた場合、何も起こらなければ問題無いのですが、何か不測の事態が起きた場合にも、自分でその責任を取らなければいけないことになるのです。そうなると精神的にも体力的にも、かなり消耗されられることになるでしょう。
トラブルを解決するために、また新たなトラブルの種を抱えて……といったドツボにはまってしまうケースも往々にしてあります。自分のためにも、相談は念入りに行った方が良いのです。
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まとめ
社会人として成長していくためには、周りの人間と上手にコミュニケーションを取りながら、自分自身がやりやすい環境をいかに作っていけるかが大切です。周りの人の協力が得られなければ、精神的につらいだけでなく、実際の仕事面でも、大きな案件を任せてもらえなかったり、必要以上に手間がかかってしまったりと、プラスに働くことはありません。
まずは「ホウ・レン・ソウ」を意識して、自分自身の状況をしっかり相手に伝えられるようにしておきましょう。コミュニケーションの質と量が上がれば、周囲のあなたに対する理解度も自然と高まります。
そうなれば、あなたが何かしらの困難に出くわした際も、きっとみんな進んで協力してくれるはず。コミュニケーション能力を磨くことが、結果として仕事のスキルや社内での地位を獲得するための一番の近道であることを肝に銘じ、日々の行動を変えていけるように努力してくださいね。
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