インターンシップを休まなければいけなくなった時の対処法

大学生活を送っていると、例えば突然風邪をひいてしまったり、どうしても外せない学校行事と重なってしまったり、色々な理由でインターンシップを休まなければならないタイミングと言うのは出てくるでしょう。アルバイトのように週単位でシフトを出して、というような働き方をするものではありませんから、どうしても不測の事態というのは起こりがちです。

 

では、どうしてもインターンを休まなければならなくなった場合は、どのように対応するのが良いのでしょうか?意外と知らない学生は多いものです。インターンとはいえ、企業の中で実際に働いているわけですから、社会人としての対応が求められるのが現実。学生だからと言って気を抜かず、社会人として正しい行動をしなければなりません。

 

今回は止む無くインターンを休まなければならなくなった場合の対処法に関して解説していきます。

 

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仕事を休むことは悪ではない。無理せず正しい対処を心がけよう

インターン生をはじめたとした、社会人経験が浅い人が良くしてしまいがちな勘違いとして、「休んではいけない」「休むことは悪」といった考え方があります。確かにお給料を貰っているわけですから、仕事を適当にして良いわけはありませんが、一方で働く側の権利として、休むことも認められているのです。有給休暇の制度などは、その際たる例と言えるでしょう。ですから無理をしてまで休まない、ということはしなくて良いのです。

 

ただ、社会人として生活をして行く以上、休み方というものには注意を払わなければなりません。それをおろそかにしてしまうと、インターン時はもとより、実際に就職して社会人となった後でも、無用なトラブルを引き起こすきっかけとなり得ることも。仕事というのは社内外問わず色んな人が関係し合いながら進めていくものですから、自分ひとりの問題と考えないことが大切です。

 

風邪や病気といった突然のトラブルは、なるべく早く連絡をする

 

どれだけ注意深く行動し、予防対策をしっかりしていても、風邪や病気というのを100%防ぐことはできません。もしも出社予定の朝に起きて、明らかに体調が優れない場合は、無理をせずにすぐに連絡をするようにしましょう。

 

連絡の際はまずは電話。インターン先であれば、自分の教育を担当してくれている一番身近な上司や先輩に連絡をするようにすると良いでしょう。もしも繋がらなければ、会社に直接電話をするなどして、その人に伝言として伝わるようにするとなお良いですね。

 

もしも電話が繋がらなかったり、さらに丁寧な対応をしたいと思うのならばメールでの連絡も掛かさずに。いずれにしても、連絡をせずに休む、無断欠勤になってしまうことだけは避けるようにしなければなりません。場合によっては薬を飲んだり少し休息をとれば回復することもあるかもしれません。回復し、出社ができそうになれば、それはそれで改めて連絡をして、指示を仰ぐようにしましょう。

 

良くないのが、中途半端な回答にしてしまうこと。回復しそうだから、昼からは出社できるかも。という風に伝えて、結局復調せずに休んでしまった場合などは、改めて昼過ぎのタイミングで連絡を一本入れるようにしてください。例えば自分が上司の立場として、誰かに仕事を任せる環境にあったとしましょう。出社することを前提に、あなたへ仕事などを用意してしまっているかもしれません。そうして結局出社できないというのが後からわかってしまうと、関係各所に迷惑を掛けてしまうことにもなりますからね。

 

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どうしても外せない用事が出来た際は、わかった時点で共有しよう

 

風邪や病気といった突然のものではなく、例えば大学でのテストのタイミングや免許の更新といった、先々の予定でどうしても外せないものがある場合は、その日程が確定したタイミングですぐに共有をしておくようにしましょう。間違っても、当日になってから「今日はテストがあるので休みます」などと言ってはいけません。それは、休むこと自体よりも、報告・連絡・相談という社会人としての基礎が身についていないという部分で評価を下げられてしまう原因になります。

 

学生の本分はあくまでも勉強、学校生活であり、そちらに優先順位を置くこと自体はなんら問題ではありません。インターンシップを受け入れる会社であれば、その辺りに対する理解もしっかりある場合が多いでしょう。とはいえ、先ほども申し上げた通り、仕事と言うのは自分ひとりでやるものではありません。色んな人が協力しあいながら進めていくものです。

 

自分が休むことで、少なからず迷惑が掛かってしまう人がいる。ということを忘れずに、その迷惑が掛かる量を最小限にする努力を怠らないようにしましょう。この考え方は、社会人になってからも必ず必要とされるものです。就職してからも、友人の結婚式や家族の不幸など、どうしても外せない用事というのはできるものです。そんな時も一番大事なのはそのスピード。不測の事態が起きることを防ぐことはできませんから、起こった時にどう行動すべきかということを常に考えて、最善の策が取れるように意識をしておくと良いですね。

 

無理して出社するのはNG。日頃から緊急時の対応を意識して行動しよう。

 

よく、やる気アピールの意味も含めて、風邪なのに無理して出社してしまう人がいますが、これは実はNGな行為。インフルエンザなどが代表例としてありますが、無理して出社をし、周りに移してしまってはそれこそ大問題です。あなたが休むこと以上の痛手を、会社に与えてしまうことになるでしょう。

 

また無理をして、集中ができない状態で会社に行っても、良い仕事はできません。そもそもの業務効率が下がってしまったり、場合によってはミスを連発してしまい、その修正でいつも以上に時間が掛かってしまったり。もしかすると無茶をしたせいで、1日で治った風邪を2日3日と長引かせる原因になるかもしれません。とにかく無理をしてまで仕事をするメリットというのは無いに等しいのです。

 

だからこそ、社会人の一番大切な仕事は体調管理とも言われるわけです。風邪をひかないようにするのも大切ですが、もしもそうなってしまった場合も、しっかりと自分の身体と相談し、できる限り被害を最小限で納める。それも一つの能力だということを覚えておきましょう。

 

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まとめ

1年365日、毎日健康で、予定通りに過ごせる人はいません。必ずどこかのタイミングで不測の事態というものは起こるものです。起こってしまった不測の事態に対し、とやかく言う人はいませんが、その対応方法を誤れば、結果としてあなた自身の評価を下げることに繋がってしまうということを忘れないようにしましょう。

 

もしも風邪や病気といった突然の理由でインターンを休まなければならなくなった場合はすぐに連絡。まずは電話を優先として、とにかく会社側に休む旨を伝えるということを第一優先に行動しましょう。

 

逆に将来的に休まなければならないことが分かっている場合は、それが分かったタイミングですぐに共有することを忘れずに。なんとなく言い出しにくくて…とズルズルと報告するタイミングが遅れれば遅れるほど、その影響は大きくなってしまうものですから、早ければ早いほど良いのです。

 

その上で、絶対に無理はしないこと。働くことはもちろん大切ですが、それによって自分自身を傷つけてしまっては元も子もありません。インターン生、会社員であると言う前に一人の人間ですから、まずは自分を大切にした行動をするように心がけてくださいね。

 

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