第一志望の会社の面接にのぞむ前にやっておきたいこと

面接

大学入試の時もそうだったように、就職活動を始めれば絶対に第一志望となる会社ができるはずです。基本的には一生に一度しかない就活のチャンス。できれば第一志望に合格して、大満足で終えたいというのは誰しもが抱く希望でしょう。

 

しかし、一発勝負の就職活動において、第一志望の面接にのぞむのはそれはそれは大きな緊張がのしかかってくるはずです。緊張してしまうがゆえに、頭が真っ白になってしまい、本来の力を発揮できずに終わってしまうことも考えられます。

 

そこで今回は、第一志望の会社の面接を受ける際、少しでも緊張をしないための方法を解説していきます。

 

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緊張は、自分の自信のなさの表れでもある

就職活動における緊張の一番の原因は、自信のなさからくるものです。「こんな質問が来たらどうしよう」「うまく答えられなかったらどうしよう」そんな自分自身に対する自信のなさが緊張となり、本来スムーズに答えることができたような質問に対しても、頭が真っ白になってしまい、自分でも何を言っているのかわからなくなってしまうのです。

 

ですから、緊張をしないためには、自分自身に自信を持たせることが必要不可欠。では一体どのようにして自信をつけていけば良いのか。ここからはその自信をつける方法に関して解説していきましょう。

 

面接で緊張しないための方法1:会社研究を念入りに行おう

 

まず第一にしないといけないのが、会社研究です。どんな人でも、応募して、面接にのぞむからには、その会社がどんな事業をしていて、どんな働き方をするのか、ということは事前に調べるでしょう。しかし、それだけでは足りません。

 

その会社が業界の中でどのような立ち位置にあり、また他社と比べてどんな強みを持っているのか、そういった業界全体での目線と言うのも持ち合わせておくことが大切です。そこに付随して、今後その会社はどういった方向での成長を目指しているのか、そのためにどんな施策を取ろうとしているのかまで調べておくようにしましょう。

 

その中にこそ、他の会社にはない、第一希望の会社ならではの強みが潜んでいるはずです。なんとなく良い会社だと思ったから応募をしたのでは、良い志望動機をつくることはできません。まずは希望する会社「ならでは」の強みがどこにあるのか、そこを見つけることを最優先としましょう。逆に言えば、「ならでは」がまだ見つかっていない状態では、まだまだ企業研究が足りていないということです。ここしかない!という強みを見つけられるレベルにまで研究することができれば、会社に関するどんな質問が来ても、胸を張って回答することができるはずですよ。

 

場合によっては、事業や仕事のことだけでなく、そこで働く人や社風を理由にしても構いません。いずれにしても、他の会社には無いものを探し、しっかりと自分の中で答えを見つけ出しておくことが大切です。

 

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面接で緊張しないための方法2:自分がやりたいことを明確にしよう

その上でさらにやっておきたいのが、第一志望の会社に合格した際に、自分が何をやりたいのかということを明確にしておくことです。会社そのものの魅力を十分に理解していたとしても、そこで実現したい夢や目標がないのであれば、その会社を目指す理由にはなり得ません。自分自身の軸が定まっていない状態で面接に言っても、「うちじゃなくて、他の会社でも良いのではないか?」と面接官に思われてしまうこともあるでしょう。

 

他の会社にはない魅力と、自分の夢や目標とがマッチしてはじめて、なぜこの会社を志望するのか、オンリーワンの志望動機ができあがるのです。そう考えれば、場合によっては必ずしも大企業や有名企業が、あなたの第一志望先になるとも限りません。中堅・中小、ベンチャー企業の方があなたの夢を実現する近道になるケースもあるはずです。そうした要素も含めて自分の第一志望先を考えることで、より精度の高い就職活動をしていくことができるのです。

 

往々にして、面接で緊張をしてしまう学生の多くは、受かるための就職活動をしてしまいがち。しかし、本当に自分の適性や会社の特徴を理解し、ここしかないという会社の面接にのぞんでいれば、受かろうとしなくても、勝手に相手が採用してくれるものです。そしてその会社や仕事こそが、自分の天職となるものですから、なんとなく良さそうな会社で、この会社に入れれば社会的なステータスもあるし、といったような理由で会社を選んだり、自分自身のやりたいことを作ってしまわないようにしましょう。

 

面接で緊張しないための方法3:インターンに参加して仕事理解を深めよう

 

もし時間的な余裕やタイミングがあれば、インターンに参加するというのも非常に効果的です。もちろん、就活での第一希望となる会社のインターンに参加するのが理想ではありますが、参加できなかったらといって必ずしも失敗というわけではありません。

 

会社によってはそもそもインターンを行っていない会社もあるでしょう。そんな時は、同業種や同職種のインターンシップで大丈夫なので、参加を検討してみてください。会社が変わっても、基本的に業種や職種が同じであれば、仕事の進め方や求められるスキルと言うのも大きな違いはありません。

 

むしろ、ベンチャー企業のような小さな会社であればあるほど、たとえインターン生であってもたくさんの業務を任せてもらいやすくなり、結果的に仕事のスキルも大きく成長させることができるかもしれません。

 

そうして仕事理解を深めておけば、前述したこの会社「ならでは」の強みというのも見つけやすくなるはずですし、一方で自分がこの仕事を通して成し遂げたい夢や目標も見つかりやすくなるものです。そこにプラスして、実務経験を豊富に積んでいる人材であれば、会社としても即戦力として、ぜひとも採用したい能力を持ち合わせている人物となりますから、選考突破率も大きく向上するでしょう。そもそも、第一志望の会社に合格するためにインターンを経験を積んだ、ということ自体が、就活に対して前向きな気持ちをアピールしていますし、それを評価してくれない会社はありえませんからね。

 

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まとめ

就活や面接の時に緊張してしまう一番の要因は、自分自身に対する自信のなさです。企業研究をしっかり行い、自己分析にも手を抜かず、さらにはインターンシップなどを通して仕事理解も深めていれば、極論自分からアピールをしなくても、企業側から欲しいと言ってもらえる人材になることも可能なのです。

 

多くの就活生が、受かるために面接をしてしまいがちですが、それは大きな間違い。この会社で活躍できるのは自分しかいない。それぐらいにまで準備をしっかりしておけば、受かろうとせず、ありのままの自分を見せていくだけで、結果は自ずとついてくるでしょう。

 

面接で必要以上に緊張してしまっていると思うなら、ぜひ一度立ち止まってみて、自分自身の勉強度合い、理解度合いをしっかり計ってみてください。もしもそれが足りていないと感じるのであれば、まだまだ成長の余地があるということですから、改めて自分を磨き直してから、再度チャレンジしていきたいものですね。そして、ここで努力した結果が、最終的には内定獲得などよりももっと先、10年20年後の仕事ぶりや活躍ぶりにも影響をしてくるはずです。

 

内定を獲得するためだけではない、長い目でみた将来の活躍のために、まずは自分や会社に対する理解度を高めていく努力を怠らないようにしましょう。

 

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