テーマパーク業界の業界研究!売上や市場規模・動向は?

小さい子供から学生、家族連れにも大人気のテーマパーク

就活生の中にもファンの人が多く、「働けたら幸せだろうな」と考えている人もいるかと思います。

しかし、近年では就活生のうち特に女性からの人気が高いことから、「単に好きだから」という動機だけでは採用まではたどり着くことは難しく、しっかりとした業界研究・企業研究が必須となります。

実際にテーマパークと一口に言っても、各社の規模も戦略も様々です。

今回は、そんなテーマパーク業界に就職するにはどうしたらいいか、どんなことが必要かなどを紹介していきます。

 

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テーマパーク業界の概要

テーマパーク業界の市場規模は!?

テーマパーク業界の市場規模は、経済産業省の「特定サービス産業動態統計調査」によれば、2016年では6,581億円となっています。

業界全体での入場者数は8,039万人で、従業員数(正社員・パート・アルバイトを合算)はおよそ4万人となっています。

特に入場者数8000万人は日本国民が1億2000万人前後と考えると、いかにすごい数字であるかがわかりますね。

 

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テーマパーク業界の動向!インバウンドが鍵!?値上げの影響は!?

テーマパーク・遊園地業界の売上高は2011年から2016年まで右肩上がりと好調です。

2011年には4000億円規模だったものが2016年には6000億円代半ばまで拡大していることから成長著しい業界と言えます。

こうした売上高と同様、入場者数も右肩上がりで2015年には過去最高の8148万人を記録してからは2年連続で8000万人の大台をキープし、好調を維持していることがわかります。

この好調の背景には外国人旅行客のインバウンド需要の高まりがあるのでは、と考える人も多いと思います。

実際に日本を訪問する外国人旅行客数は年々増加し、2015年には400万人を突破しました。

また訪日外国人消費額も年々増加し、7000億円規模にまで拡大するなど2020年の東京オリンピックも控えていることから、今後も拡大していくとみられます。

とはいえ、遊園地・テーマパーク業界全体の売上高に占める外国人旅行客の消費額の割合は2%ほどに過ぎないのが現状なのでまだまだ拡大の余地は大きいように思えます!

こうした入場者数の増加は必ずしも良いことだらけというわけではありません。

 

例えば、東京ディズニーリゾートでは来場者が増えすぎることで生じる混雑や待ち時間の増加を大きな問題と取り上げています。

待ち時間の増加は、来場者側からすれば当然望ましくない傾向であると同時に、並んでいる時間が増えると食べ歩きをしたりグッズを見たりするショッピングの時間が削られてしまい、園内でお金を落としてもらう機会が減少してしまうというテーマパーク側へのデメリットもあるのです。

そうした問題を解決するため、客単価の引き上げと来場客の満足度の引き上げを目的として東京ディズニーリゾートでは継続的な値上げ策が講じられているのが現状です。

 

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テーマパーク業界の儲けの仕組み!グッズやフードの充実化がポイント!?

テーマパーク業界の売上というと入場者のチケット代が多くを占めるように考える人も多いと思いますが、実際にはそうは言い切れません。

実際に業界最大手の東京ディズニーリゾートの収益の内訳を見てみると、

アトラクション・ショー収入 1,755億円

グッズ商品販売収入     1,345億円

飲食販売収入         691億円

ホテル収入          631億円

その他            175億円

となっています。

つまり、単に入場者数を増やすだけでなくテーマパーク内で購入するお土産であったり、フード商品などをより充実させ、魅力的なものとすることが大切になります。

また、多くのテーマパークでは遊園地に直結したホテルが経営され、来場客が閉園ギリギリまで遊べるように、またテーマパークで遊んだ後もしっかりキープする、という工夫がなされています。

 

しかし、こうしたグッズ・フードメニューやホテル事業で安定した収入を得るために最も重要なのはテーマパーク自体の「ブランド化」であると思われます。

特に最近ではTwitterやInstagramなどのSNSが大流行しており、こうしたSNSによる拡散は大きな広告効果を持つことから、各社とも写真映えするようなグッズやフードメニューであったり、写真スポットを設けるなどして発信力を持つ若者世代の誘致を進めています。

こうしたブランド化を徹底しているのが東京ディズニーリゾートであり、反対に臨機応変に人気コンテンツを取り入れて柔軟にニーズに対応しようとしているのがユニバーサル・スタジオ・ジャパンです。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンはハリウッド映画の世界観という大きな枠組みは維持しつつも、漫画「進撃の巨人」のアトラクションを開設するなど、流行も取り入れた柔軟性を持つ2つの側面が人気の要因となっています。

 

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アミューズメント業界の勢力図・売上高・平均年収や各社の特徴など!

(※平成28年3月期の各社の有価証券報告書などより算出)

東京ディズニーリゾート(オリエンタルランド)

入園者数 3,019万人

売上高 4,653億円

営業利益 1,073億円

平均年収 775万円(平均年齢44.0歳)

「東京ディズニーランド」と「東京ディズニーシー」を千葉県浦安市で運営しています。

来場者数3000万人は業界ではダントツの数字を誇り、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンと並んで日本のテーマパーク界の2強に君臨しています。

入場者数や売上等の指標の伸びを見ると一旦落ち着いたように見えますが、やはり業界内では圧倒的な存在感を誇っています。

就活生からの人気は根強く、キャリタス就活2018が実施した「就職希望企業ランキング」では前年の33位からわずかに順位を落としたものの39位にランクインし、就活生からの人気はかなり高いと言えます。

 

 

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)

入園者数 1,390万人

純利益 174億円

大阪にあるUSJが運営するエンターテイメント施設です。

東のディズニー、西のUSJと言われるようにテーマパーク業界では第2位の規模を誇ります。

2014年に開設したハリーポッターの新エリアが人気となるなど好調で、入場者数の伸びは凄まじく、2011年には前年比+15%、2014年には同比+20%を達成しています。

ハリウッド映画の世界観を維持しつつも、ブームになっているコンテンツを柔軟に取り入れる点が特徴で、最近では大ヒット漫画の「進撃の巨人」の世界をモチーフにしたアトラクションが大人気となりました。

また最近では、2020年の東京オリンピックを見据えて、任天堂とコラボした新エリア「SUPER NINTENDO WORLD」の設置も発表されました。

このように、近年では成長真っ只中のUSJですが、2001年の開園当初はアトラクションの増設が急激に進んだ一方、客足が伸び悩んだという過去から一度は上場したものの、現在は一旦非上場に据え置いているという点も大きな特徴です。

 

大阪の人気企業でインターンをしよう!大阪府の長期有給インターンシップ募集

ナガシマスパーランド(長島観光開発)

入園者数 1,515万人(*周辺施設も含む)

売上高    258億円

営業利益 17億円

長島観光開発株式会社が運営する、1966年創業の老舗遊園地です。

首都圏からは離れた三重県にありますが、名古屋駅から直行バスが運行しているなど交通アクセスは充実しています。

敷地面積は東京ディズニーランドに次いで日本で第2位を誇り、遊園地のみならず温泉施設や宿泊施設、さらに夏季には海水浴場が運営されるなどあらゆる年齢層が楽しめるような工夫がされています。

また、近年では国内最大級のイルミネーションが大人気となっており、SNS上でも話題となっています。

 

関東と関西の学生におすすめ!キャリアコンサルタント主催の無料インターンシップ相談会

東京ドームシティアトラクションズ

入場者数 556万人

部門売上高 34億円

平均年収 598万円(平均年齢40.7歳)(数字は東京ドーム全体のもの)

東京ドームに隣接してテーマパークとスパ「ラクーア」、東京ドームホテルが運営されているという一体型アミューズメント施設となっています。

他のテーマパークと大きく異なるのは、都市部に位置しているため手軽に遊びに行けるという大きなメリットを持っています。

 

東京都内の企業でインターンをしてみよう!東京都の長期インターンシップ募集一覧

横浜・八景島シーパラダイス(株式会社横浜八景島)

入場者数 159万円

遊園地と水族館が一体となっている新しいタイプのテーマパークです。

東京都心からも1時間ほどと交通アクセスも良いことに加えて、海にも近く非日常体験ができるのも特徴です。

西武グループによって運営され、最近では日本の水族館技術のノウハウを海外でも広めようという試みから、台湾での水族館事業もスタートしています。

 

横浜の企業でインターンをしよう!横浜市の長期有給インターンシップ募集まとめ

テーマパーク業界の売上・収入・入場者数ランキング!!

テーマパークの収入高ランキング!最大手ディズニーにUSJは追いつけるか!?

帝国データバンクによる「遊園地・テーマパーク経営企業の実態調査2016」によれば、2016年の各社の2016年の各社の収入高ランキングは以下のようになりました。

1位 オリエンタルランド 3962億円

2位 *USJ 1500億円

3位 東京ドーム 596億円

4位 ナムコ 437億円

*USJに関しては、非上場の企業のため帝国データバンクにより推定された数値を使用しています

入場者ランキング!日本のテーマパークは世界で何位!?

Themed Entertainment Associationが発表した「世界のテーマパーク入場者ランキング2015」においてトップ20に日本のテーマパークが4つランクインしたので紹介します!!

世界3位・国内1位 東京ディズニーランド 1660万人

世界4位・国内2位 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 1390万人

世界5位・国内3位 東京ディズニーシー 1360万人

世界20位・国内4位 ナガシマスパーランド 587万人

今のうちから参加しよう!大学1年生・2年生歓迎の長期インターンシップ募集

就活生必見!レジャー業界の採用情報!!

レジャーへの就活の流れは!?総合職と専門職の違いってなに!?

テーマパーク業界では新卒採用の場合、各社で呼び方は様々ですが、一般に総合職専門職(技術職)に分かれます。

総合職とはパーク全体の収益をいかに増加させるかの戦略を練るマーケティング業務や各部門を統括するマネジメント業務に従事します。

入社後にはたくさんの部署でへのジョブローテーションを経験することとなり、あらゆる部門での経験を元に企業全体の成長というマクロな視点での仕事となります。

 

一方で専門職はある特定の分野に特化して活躍していくことになります。

具体的には、テーマパーク内のアトラクションの設計・設営、イベントなどの企画や商品開発・フード商品の調理などですなどです。

 

一言で表すなら、総合職=ゼネラリスト、専門職=スペシャリストと言えるでしょう。

 

では採用までの流れはどうなっているか見てみましょう!

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの場合は、

応募

WEBテスト

選考・順次説明会やインターンシップへ招待

面接(1〜3回)

内定

となります。

この中で最も重要となるのが面接です。

面接ではどういったことを答えるのがポイントか、企業が求めているのはどういった人材か見ていきましょう!

 

学生バイトするならベンチャーがおすすめ!ベンチャー企業の長期インターンシップ

レジャー業界で求められる能力は!?どんな人物像が望ましい!?

実際に、就活生から人気が高いオリエンタルランドの採用情報を見てみると、求められる人物像として、

・現状のやり方・結果に満足せず、常に「より良く」なろうとチャレンジ続けられること

・個人としてだけでなく、組織としても力を発揮できるような「協調意識」を持てること

・最後まで全力で「やり切る」ことができること

の3点が挙げられています。

また東京ディズニーリゾートの採用で特徴的なのが、園内で活躍するキャスト(準社員)は1年ごとの契約更新となるので、仕事を続ける上では、毎年パフォーマンスの高さを維持していくことが必須となります。

テーマパークを運営する上で最も大切なのが「来場客を楽しませること」です。

高いお金を支払って夢や感動、興奮など非日常的な体験をする機会を与えるのが仕事なので、単にそのテーマパークが好きだからという一辺倒な動機だけでは採用を勝ち取るのは困難だと思います。

自分が来場客として感じた楽しさを誰かにも味わってほしい、誰かが笑顔になってくれるときに幸せを感じる、そんなメンタリティーの人がこの業界で働くことに向いているのではないかと思います。

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まとめ

テーマパーク業界の業界研究はいかがでしたか?

就活生からの人気も高い業界であるのでしっかりとした業界研究と首尾一貫した志望動機を確立しておくことが重要となります。

「仕事内容をもっと具体的に、深く知りたい!」という人は、ぜひ各社が開催しているインターンシップへ参加してみると就職活動へのイメージも湧きやすくなるのではないかと思います!!

例えば、オリエンタルランドでは3日ほどのインターンシッププログラムで、インターンシップ生が事業計画をプレゼンテーションを行い、実際に働く社員の方からフィードバックをもらえるという機会を提供しています。

自分自身の成長にもつながることに加えて、社員の方の生の声を聞ける絶好の機会となるはずです。

またインターンシップはハードルが高いと感じてしまう人は、まずはお客さんとしてテーマパークを満喫してみる、そこから自分だったらどんなサービスがあったら嬉しいか、もっと満足度の高いテーマパークにするには何が必要か、と考えてみるだけでも大きな一歩になるはずです!

 

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