東大生が考える、ベンチャーでインターンシップするメリット

【プロフィール】

ポート株式会社 インターンシップ生 大野玄磨

東京大学経済学部4年生。神奈川県出身。

父親の仕事の都合で引っ越しを繰り返した幼少期を過ごす。中学校からは東京の中高一貫校へ入学。

東京大学経済学部在学中。学部2年2月から現在のポート株式会社に長期インターンシップ生として入社し、4月からは正社員として同社に入社予定。

創業初期から、インターンシップ生に社員と同等の実践的な業務を任せることで有名なポート株式会社。

今回はインターンシップ生の中の一番の古株として業務の傍ら後輩の教育係を担当する大野さんに、インターンシップを始めた経緯から現在までの仕事内容、後輩インターンシップ生の教育について伺った。

 

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教室に落ちていたチラシがきっかけで始めたインターンシップ

質問:長期インターンシップを始めるまではどんな大学生活を過ごされていたんですか?

授業に週4日、バイトに週3日くらい出て、空いている時間は友達とビリヤードなんかをよくやっていました。

むちゃくちゃ一つのことに没頭して打ち込んだ、みたいなのはないですけど、アルバイトは割と熱心に取り組んでいましたね。塾のチューターのアルバイトだったんですけど、受付や質問対応だけでなく、生徒への進路指導も踏み込んでやりました。

校舎長の方がコンサル出身で、テストで点を取るだけじゃなくて一人一人の将来を見据えて指導することにこだわっていたんです。自分も生徒さんの話を聞いて志望校の提案だったり、それぞれに合う授業プランを提案したりしていたんですが、これが頭使うんですよね。

生徒一人一人によって、性格も違えば学習の習熟度も違う。いろいろな要素を複合的に見てアドバイスをする仕事は、後輩のインターンシップ生をまとめる立場になった今に活きていると思います。

 

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質問:そこからポートに入られたきっかけは何だったんですか?

大学の教室に落ちていたチラシを偶然拾ったのがきっかけです。

ポートの取締役副社長の丸山が8月選考解禁に向けたセミナーをやるという内容だったんですが、ちょうど就活を意識し始めていた2年の終わり頃で、自分たちの代から就活の選考解禁が変わったこともあったので、情報収集にと思ってとりあえず参加してみたんです。

ポートに興味を持ったのは、その時丸山の話を聞いてからですね。チラシを拾わなかったら今の僕はいないと思うと、本当にラッキーだったと思います。

 

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社長に認められた。それがきっかけで仕事が面白くなりました。

質問:インターンシップを始めてみて、正直大変だなと感じるところはありますか?

もちろんアルバイトと比べたら数倍大変です。

特にポートは、数あるインターンシップの中でも最も学生を学生として扱ってくれない環境だと思ってます(笑)。

これはもちろん良い意味で、社員だろうがインターンシップ生だろうが当然クライアントにとっては関係ないですからね。クライアントに対してもそうですし、社内でももちろんわからないことを手取り足取り教えてくれるほど社会人は甘くないと思うんです。

最終的に専門家に頼るのはアリだけど、ある程度自分で調べてからじゃないと意味がない。そういうのを肌で感じることができたのはとても良かったですね。

自分の経験で言うと、入社して間もない頃にFacebookの運用レポートを自動的に出力してクライアントに納品するシステムの開発を任せてもらう機会があったんですけど、これは苦労しました。

任せてもらったと言っても当時エクセルの関数やプログラミングの知識はゼロだったので、本やインターネットを駆使して試行錯誤しながらなんとかやりきりました。

相当疲れましたけど終わってみればこれの反応がめちゃくちゃ良くて、当時1回も話したことのなかった代表の春日からインターンシップ生のMVPに推してもらえたんです。

結果MVPは取ることができなかったんですけど、今まで話したこともなかった代表に評価してもらえたことが嬉しくて、自信になりました。

 

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質問:すごい。インターンシップでもそこまでやるんですね。

はい、他のメンバーも似たような経験はしてるんじゃないかと思います。

ポートでは上から降ってくる仕事ってほとんどないんですよ。自分がやりたいことを上司に提案して、そこに関しては責任者としてコミットするというスタンスなんです。

たとえば就活生向けの「キャリアパーク!」というメディアは、インターンシップ生が主体になって運営している。

 

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仕事はかっこいいもんじゃない。でも面白い。

質問:そこまで実践的だと、途中で辛くなるインターンシップ生もいるんじゃないですか?

まあ、中にはいますね。特に初めてインターンシップに挑戦する人は最初のイメージがキラキラしすぎているケースが多いですよね。

そこのギャップを超えられるかどうかがまず大事で、まさに僕のような先輩インターンシップ生が役に立てるとこなんじゃないかなと思います。

仕事って楽しいことばっかじゃないじゃないですか。

たとえばよく後輩にも話す話なんですけど、サマーインターンシップで新規事業立案を学生にやらせている企業も、日々の業務で毎日新規事業立案してるわけないんですよね。

あれはそこだけ切り取っているからそう見えているだけで、本当はそんなかっこいい業務だけじゃないはずなんです。

新しくサービスを考えたら最初はテレアポもしないといけないし、Twitterの更新もコツコツしないといけない。そんな泥臭い仕事をしている時にみんなが「つまらない」で終わってしまわないようにすることが僕の仕事だと思ってます。

まだまだ上に立つ者としては未熟ですけど、彼らの行動一つ一つに対してどういう風に頭使ったの?それでどう思ったの?をしつこく考えさせる機会を作ることはできるので、そういったことを通して今やってることの意味に気づいてもらえればいいなと思います。

 

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質問:インターンシップ生の先輩として、育成面で意識していることはありますか?

ありきたりですけど、まずは失敗してもいいので自分でやらせてみます。

企業で長期インターンシップをしている子って最初からすごく優秀なんじゃないかって思われている方も多いかもしれないんですけど、実はそんなことないです(笑)。

当然といえば当然ですけど名刺の渡し方がわからない子もいれば、敬語をうまく使えない子もいる。そんな普通の学生を社会人レベルに引き上げるためには、まずは失敗覚悟で「徹底的に」やってもらうしかないんですよね。

当然できない子の方が多いんですけど、最初はそれでもいいと思ってます。その中で僕が気をつけているのは、フィードバックの方法ですね。

もともと自分に自信がない子もいれば、実力はあるはずなのになぜかうまくできないと思っている子もいるので、人によって伝え方は変えるように意識してます。このへんアルバイト時代のチューターの経験が役立っているかもしれません。

 

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質問:これからインターンシップを始めようと考えている学生に一言お願いします。
長期インターンシップを始めたいけど自分にできるのかな、って不安を抱えている方は多いと思います。僕も最初そうでした。

そういう人は、まずは自分はできないんだ、と素直に受け入れることです。そうしないと、自分を客観視できないし、変われません。

まずは自分ができないっていうことを理解して、ここから成長していけばいいじゃないか!って「開き直る」ことが大事だと思います。

この記事を読んで、変わりたい、成長したい、自分も飛び込んでみようかなって思ってもらえる人が1人でもいたら嬉しいなと思います。

 

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