IT技術の発展に合わせ、私たちの生活にも欠かせなくなったインターネット。
就活生の皆さんも全員と言っていいほどスマートフォンやアイフォン、タブレットを持っているのではないでしょうか。
そんなIT化に合わせて勢いよく成長するのがインターネット業界。
「憧れはあるけれど実際どんなことをしているのか分からない」「なんだか難しそう、、、、」と思う大学生も多いと思います。
今回はそんなインターネット業界についてまとめました。
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この記事の目次
インターネット業界ってどんな業界?動向は?
まず、IT業界と呼ばれる業界の分類について説明したいと思います。
- インターネット業界・web業界
- 情報処理サービス業界
- ソフトウェア業界
- ハードウェア業界
IT業界と呼ばれるものはこの4つに分類されます。
今回取り上げるインターネット業界は、
- Webサイト制作、ネットワーク構築、インターネット広告など企業向けのサービスを行う企業
- ポータルサイト、SNS、ショッピングサイトなどの個人向けのサービスを提供している企業
に分けられます。
インターネット業界は私たちの多くが使っているものなので他のIT業界に比べると親しみやすさがあると思います。
有名で就活生がよく知っているといえば、楽天やヤフーなどが日系インターネット企業として挙げられると思います。
外資系のインターネット企業ではグーグル、アマゾンなどの大企業もありますね。
また社風としても他業界に比べて新しい業界ということもあり、自由で風通しの良いことが多いようです。
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インターネット業界の動向
業界動向サーチによると、
インターネット業界の業界規模は3兆3012億円、業界全体としてはそれほど大きい業界ではありません。
しかし注目してほしいのはその伸び率です。
インターネット業界の2015年から2016年への伸び率は18.5%、この伸び率はすべての業界の中で第1位です。
その上驚くべきことに2005年から連続して高い伸び率を記録しています。
スマホの普及やタブレットの流通で伸び続けるインターネット業界。
当分の間はこの成長が続くと考えられていて、今現在もっとも未来のある業界の一つだと言えます。
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気になる売上ランキング
就活生の気になる売上ランキング。
「楽天やヤフー以外にどんな企業があるか知らない」という人のためにもインターネット業界売上ランキングを発表します。(業界動向サーチ調べ)
みなさん気になる年収もお付けしました。
第10位 スタートトゥデイ 544億円
(年収592万円 平均勤続年数5.8年 平均年齢30.1歳)
第9位 エムスリー 646億円
(年収774万円 平均勤続年数3.6年 平均年齢35.5歳)
第8位 ニフティ 668億円
(情報なし)
第7位 GMOインターネット 1,263億円
(年収550万円 平均勤続年数5.5年 平均年齢33.5歳)
第6位 ディー・エヌ・エー 1,437億円
(年収772万円 平均勤続年数3.6年 平均年齢33.6歳)
第5位 ガンホー・オンライン・エンターテイメント 1,543億円
(年収640万円 平均勤続年数5.9年 平均年齢37.11歳)
第4位 ミクシィ 2,087億円
(年収694万円 平均勤続年数3.3年 平均年齢32.9歳)
第3位 リクルートHD 3,486億円
(年収872万円 平均勤続年数6.2年 平均年齢34.8歳)
第2位 ヤフー 6,523億円
(年収682万円 平均勤続年数6.3年 平均年齢35.8歳)
第1位 楽天 7,135億円
(年収689万円 平均勤続年数4.6年 平均年齢33.7歳)
皆さんの知っている企業はありましたか?
有名企業の楽天とヤフーの二強だということが分かりましたね。
どちらの企業もインターネット関連で様々な事業を幅広く手掛けているのが特徴です。
楽天は銀行・証券から始まり、旅行・フリマ・格安スマホなどを手掛けていますし、
ヤフーも大学生がよく使う検索エンジンをはじめ、オークションや不動産、ショッピングなどを手掛けています。
3位のリクルートHDは就活生がお世話になっている就活情報や求人情報から住宅、結婚、旅行、グルメなどを手掛ける有名企業です。
4位のミクシィを知っているという大学生も多いのではないでしょうか?
ミクシィは就活生のよく知るソーシャルネットワーキングサービス「Mixi」だけでなく様々なアプリを作成して業績を伸ばしています。
5位のガンホー・オンライン・エンターテイメント はスマホゲームなどを積極的に制作している会社です。
6位~10位の企業らはショッピングや検索アプリで業績を伸ばしている企業らです。
第9位のニフティは少し変わっていて、医療関連のインターネットサイトです。医療従事者の転職や医療に関する情報をシェアするサイトを運営しています。
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インターネット業界の仕事って?
インターネット業界や企業について分かってもどんな仕事をしているかが分かりづらいインターネット業界。
実際にどんな仕事が行われているかを紹介したいと思います。
- SE(システムエンジニア)
システムエンジニアの仕事はシステムを通じてクライアントが必要とするシステムを設計することです。
実際にプログラミングをするわけではありませんが、クライアントと実際に会って相談し、求められるシステムを考えます。
システムをよく理解することが必要となるこの仕事。プログラマからSEにキャリアアップすることも多いようです。
- プログラマ
SEが作成した設計を元にプログラミングを行うのがこのプログラマの仕事です。
専門的なプログラミングのスキルが求められる仕事でもあり、インターネット業界では多くがこのプログラマで占められています。
- webデザイナー
webデザイナーはインターネット上のwebのデザインを考えます。
プログラマと同じでプログラミングのスキルが必要になります。
webデザイナーを目指す人はプログラマを目指す人とと同じで専門の学校に通いスキルを得て資格などを取る人が多いようです。
この三つが主にインターネット業界を占めている仕事です。
この三つの年収は一般的で500万円~600万円と言われていますが、プログラマからSEなど、キャリアアップするごとに年収を上げていくようです。
またインターネット業界の仕事はこの三つだけではなく、企業によって多岐に渡ります。
不動産や金融などを行っている楽天や、ヤフーには他業界と同じように営業マンが存在しますし、コンサルタントやマーケティングを行う人も存在します。
インターネット業界というとエンジニアやプログラマのイメージが強いかもしれませんが、実際には他業界と変わらない業種がたくさん存在しているという事実があります。
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インターネット業界に入りたい!志望動機の書き方
インターネット業界は将来性があり、自由な業界です。
そこに魅力を感じる就活生も多いと思います。
しかし実際にインターネット業界がどんな人を求めているのかは分かりづらい所。
インターネット業界を志望するにあたって大事であるだろうポイントをまとめました。
- 志望動機だけで終わらないこと
「昔からパソコンが好きで・・・」そういった志望するに至った理由を述べるのは大事なことの一つ。
しかしそれを説明するだけで満足してはいけません。
「御社で~がしたいです」「御社は~に力を入れているので~で貢献したいです」など、
自分がその企業で何がしたいのかを明確にしておく必要があります。
その際、企業研究は非常に大事になってくると思います。
- インターネット用語を学んでおくこと
「プログラミングなんて少ししかできない」「文系だし、プログラミング自体できない」という就活生も多いと思います。
しかし経験がないことは大きなハンデではないのです。
大体の企業は入社してから丁寧に新入社員教育をしてくれます。
しかしインターネット業界のことや業界用語を少し学んで、話せるようにしておくことでやる気を伝えることが出来ます。
エンジニアやプログラマになる気のない場合でも、インターネット業界に入る身としてある程度の知識を得ておくことが重要でしょう。
最後に
インターネット業界の業界研究いかがでしたでしょうか?
難しい技術職のイメージがあるインターネット業界ですが、実際には様々な仕事が存在していることが分かりました。
また、その成長率や将来性に注目が集まっていることも事実。
将来性という面も就職活動にとって大事な一面。職種だけではなく、様々な面を考えることで、自分の行きたい業界を絞ることもできるかもしれません。
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