大学院生は研究などに追われ、学部生と比べると毎日多忙な日々を過ごしていると思います。
しかし、そんな大学院生も就職活動のことを考える必要があります。
研究室の教授から推薦をいただいて、就職活動は苦労しなかったという方もいると思いますが、自分で選んだ企業に入社したいという学生もいると思います。
教授からの推薦でなく、自分で選んだ企業に入社する場合、就活に向け準備を行う必要があります。
また、教授からの推薦をいただいた大学院生の中にも、一度就労体験をしておきたいと考える学生もいるでしょう。
そんな方におすすめなのが、インターンシップに参加することなんです。
その詳しい理由について考えていきましょう。
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この記事の目次
大学院生の就活スケジュール
大学院生の就活スケジュールについて調べていきましょう。
基本的には大学院生独特の選考フローは用意されておらず、大学生と同じスケジュールで就職活動をすることになります。
ここでは18卒学生のスケジュールを参考に考えていきましょう。
以下に詳細なスケジュールについて記載します。
2016年6月1日:サマーインターン募集解禁
2016年8月~10月:インターンシップ参加
2017年2月まで:業界研究、企業研究、自己分析、OB/OG訪問など就活基礎準備
2017年3月:説明会解禁
2017年6月:選考解禁
このようになると思います。
大学院生は現実的に、研究が多忙で大学生のスケジュールから遅れがちになることが多いようです。
長期休暇期間でも研究室に通う必要があるなど、そもそも大学生のスケジュールに合わせることが不可能な場合もあります。
また、秋から冬にかけては、学会発表や、それに向けた研究など、学校の方に集中する必要があるため、就活のことが頭から抜けてしまいがちになります。
説明会解禁までは、研究の合間を縫って自己分析や、業界研究を行う必要もあり非常にスケジュールがタイトです。
そのため、説明会解禁までに、就活の準備がほとんどできていないという大学院生の話も聞くことは多いです。
19卒必見!インターンのスケジュールと必要な準備
さらに説明会の解禁から、選考の解禁までの期間は4月~6月までの3ヶ月しかありません。
業界研究や、企業研究が進んでいないと、書類選考や面接を通過する難易度は跳ね上がります。
周囲との準備期間の差もありますし、3ヶ月で他の学生よりも優れた、面接対策・履歴書対策を行うことは困難ですからね。
さらに追い討ちをかけるように、修士2年生の大学院生は修士論文のプレッシャーもあります。
就活と研究という人生に置ける重要度では、最上級なものが二つ同時期に降りかかるのです。
就職活動に対する準備が遅れてしまうと、どうしても就活が長引き、研究を圧迫してしまいがちです
そうはならないように、研究と就活を両立できるように準備は進めておくようにしましょう。
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大学院生がインターンをすることのメリット
大学院生は就活のための準備を早めに行う必要があると述べましたが、その準備の中でも特におすすめなものが、インターンに参加することです。
学部生時代に参加したことがある大学院生もいるかもしれませんが、院生もインターンは参加しておくべきでしょう。
その理由を説明します。
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大学院で学んでいることのアウトプットができる
自分の研究と近い分野のインターンシップであれば、研究のアウトプットを行うことができます。
情報系の勉強をしている大学院生はエンジニアとして、実際に世に出るサービスを開発したり、経済を学んでいる学生であればマーケティングを行うことができるといった形です。
研究によって得た知識が、実務ではどう活かされているか、確認できるので、研究のモチベーションにも反映されるのではないでしょうか。
研究室では、経験できない、実務ならではの学びもあるかもしれません。
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実務経験を積むことができる
実務経験を積むことで、仕事の向き不向きや、自分の適性がわかるようになると思います。
また、仕事を通じて、業界研究や自己分析をすることもできると思いますので、就活の準備もできるようになります。
本選考の際にも、実務を通じて得た経験は企業研究や、書類選考、履歴書と行った様々な場面で役に立ちます。
また、実務を経験しておくことで、業務そのものの経験を積むこともできます。
就職活動が終わり新入社員として入社した後に、即戦力として、活躍できる力がつくでしょう。
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給料が発生する
大学院生の多くは、月に一定の時間、アルバイトをして過ごしていると思います。
インターンシップの一部では、給料が発生しますので、アルバイトの代わりにすることも可能です。
3人に1人の大学院生が、アルバイトをしながら。大学院に通っているというデータもあります。
アルバイトの目的がお金を稼ぐことだけだとしたら、より成長に繋がるインターンシップも考えてみてはいかがですか?
給料をもらいながら、仕事を勉強できる環境がありますので、スキルアップしたい大学院生にはおすすめです。
給料がもらえ、スキルが伸ばせて、さらに就活にも活きるので、インターンシップはまさにいいことづくめと言えるでしょう。
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インターンをするなら長期インターンがおすすめ!
インターンをやるのであれば、「長期インターン」がおすすめです。
長期インターンシップとは、企業の中で3ヶ月以上働くインターンシップです。
仕事体験型やグループワーク型のインターンとは違い、実務に深く携わることが長期インターンシップならできます。
営業社員として、実際にお客様先を回ったり、エンジニアとしてサービスを開発することなどです。
インターンは学部生がやるものとお考えかもしれませんが、大学院生が参加できるインターンの数も多いんです。
研究に繋がるようなアウトプットをするためにも、より実践的な環境に身をおく必要があると思います。
また、先ほど、一部のインターンシップには、給与が発生すると述べましたが、長期インターンはほぼ全て有給インターンシップになっています。
現実的な問題として、一定の収入がないと生活が維持できなくなってしまう方もいると思います。
しかしこの長期有給インターンであれば、その心配はいりません。
インターンを選ぶときには下記のような選び方があると思います。
- 文系学生であれば、マーケティングの知識を学んだり、コンサルの知識を勉強することを目標にその職種/業界のインターンを志望する
- 理系学生であれば、エンジニアのスキルをさらに磨くために、エンジニアの長期インターンに参加する
などの選び方があると思います
いずれにしても、自分の研究や将来とマッチするインターンを選べば、就職で悩むことは少なくなるのではないでしょうか。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
インターンシップを通じて、学部生だけではなく大学院生も貴重な経験をすることができると思います。
「学部生の時に経験しているからいいや」ではなく、学部生の時と比べて自分がどれだけ成長しているかを確かめるためにも大学院生もインターンに参加してみましょう。
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