参加したインターン先企業名: 株式会社Step House
参加したインターン: 営業
名前: 荒木 麻央
大学名: 北九州市立大学
学年(取材時): 大学3年生
インターンシップを始める前は、大学の授業とアルバイトを繰り返す毎日だったように思います。 大学の授業はサボることなく、フル出席するのが当たり前でした。 3つ掛け持ちしていたアルバイトいずれも、唯一の無遅刻無欠席者です。 その真面目さは周囲からのお墨付きでもありました。 しかし、その一方で、当たり前以外のことは何一つできませんでした。 自分自身やるべきことは全うできるのですが、自分からやってみようという主体性や行動力が皆無であった点が問題だったのです。 実際に、先生やアルバイト先の上司から指摘を受ける日もよくありました。 だからといって、何かに一生懸命取り組んでみようと心を入れ替えるわけではありません。 言われたことを聞き流し、ただ何となく同じような日々を繰り返していました。
2年生も無事に終え、これから迫りくる就活について考える機会がありました。 ただなんとなく授業とアルバイトを繰り返す生活を振り返ってみると、就活や将来に繋がる経験やスキルを何も得られてないことに気づきました。 将来を考えることもしていなかったので、自分のやりたいことも分からず終いです。 そして突入した3年生に進学する前の春休み、初めて自分から何か新しいことを始めようと決意したタイミングでした。 就活に向けて何かできることはないか模索した結果、長期インターンシップという存在を知りました。 実務経験に携われることができる長期インターンシップであれば、何か1つくらいは自分の身になることがあるだろうと感じたのです。 興味の赴くまま調べてみると、ある企業のInstagramに目が留まりました。 それがステップハウスのインターンシップです。 投稿してある写真を見ると、たくさんのインターンシップ生の方が在籍している様子がうかがえました。 みんな笑顔を浮かべてキラキラしており、率直に「素敵だな」と感じたことを覚えています。 写真に写っている方々への憧れと同時に、自分も仲間に入りたいという強い気持ちが芽生え、応募している自分がいました。
インターンシップを通じて成長したことは、何よりも主体性です。 以前の自分と比較すると、当たり前+α、自分で考えて行動する力がついたと実感しています。 このインターンシップに参加している学生はみんな、レベルやマインドが非常に高いです。 そんな同年代の仲間との多くの出会いが、私にとって強い刺激となりました。 自分から真剣に学びを得ようとする姿勢を持っている周りの学生を目の当たりにして、このままではだめだという焦りを感じるきっかけになったのです。 ただ主体性を持って行動するだけでは意味はありません。 1つ1つPDCAサイクルを回すこと、KPIノートを作りやりっぱなしにしないことが大切です。 自分の行動や思考に対して振り返りをする重要性まで学べたことが、私の成長に繋がりました。
成長できた理由は、インターンシップの環境に尽きます。 インターンシップの先輩や上司の方は、わからないことがあれば嫌な顔一つせずに必ず教えてくれます。 自分の中で考えがまとまらずわからないことすらわからない場合にも、一緒になって考えてくれるのです。 改めて考えると本当に恵まれていると痛感します。 このように私の成長を自分のことのように考え、サポートをしてくれるからこそ、出勤する度に成長を感じられるのでしょう。 インターンシップの活動は、もちろん楽しいことばかりではありません。 辛く、厳しい状況に陥るときもありました。 そんな時には、親身になって相談に乗ってくれる仲間がいます。 互いに励まし、支え合うことで精神面の成長も遂げられたように思います。 この環境に身を置けることに、感謝でいっぱいです。
私にとってインターンシップとは、大学のコミュニティ内では決して出会うことのない仲間との出会いがあり、共に成長できる環境です。 実践環境下で様々なスキルが身につくのはもちろんでしょう。 このインターンシップはそれだけに限らず、出会った方々の考え方や価値観に触れることが叶います。 それも1つの学びに変わり、私はインターンシップに参加する中で実際に、就活や将来に対する視野まで広げることができました。 インターンシップを始める当初、将来像ややりたいことすら明確にない状態であったのが正直なところです。 しかし、そんな私でもインターンシップに参加した今では自分の興味を定め、将来の目標まで明確にすることができました。 まずは、行動することが大切です。 将来への不安や悩みを抱えている学生や何をしていいかわからない人は、このインターンシップの環境に飛び込んでみてください。 「やってよかった」と心から感じられるはずです。