参加したインターン先企業名: ユニークキャリア株式会社
参加したインターン: ライター/編集/記者
名前: 田阪葵
大学名: 龍谷大学
学年(取材時): 大学2年生
私は中学、高校共に部活動としてソフトボールに打ち込んでいました。 女子ソフトボールの世界は、高校野球のようにシビアです。厳しい顧問と激しいポジション争い、毎日5時に起きては朝練に行き、へとへとになって21時に帰宅する毎日。 人間関係と自分の技術に悩みながら6年間やり切って、その経験は自分の自信に繋がりました。学校の先生や友人から評価され、将来に活きてくると漠然と考えていました。 しかし、大学受験を控える2020年の12月。中国は武漢で新型コロナウイルスが発生。 何もできない1年間がはじまりました。
コロナ禍により学部1年生の半分は自宅で過ごしました。後期からは対面授業もはじまり、大学の講義を受け、バイトをし、外出を自粛する日々。高校生の時に望んでいた自由で楽しい生活とはかけ離れ、この生活がこの先の就職活動にどう活きるのか、ずっと不安でした。 就活面接においては、「大学時代になにをしていたか」が頻繁に問われるからです。 私は、厳しい部活に打ち込み、それをやり切った自分自身に自信とプライドを持っていました。でも、コロナ禍も相まって何もしていない今の自分には、誇りをもてませんでした。
幼いころから母に図書館に連れて行ってもらっていた経験から、私は文章を読むことが好きでした。文章が好きという経験から、私は将来は文章に関わる仕事に就きたいと思っています。 そこで、大学では、年に一度ジャーナル紙を刊行、その記事作成の為にインタビューやイベントを行う学生団体に所属しました。これも、何か夢の実現のために役立つ経験をしたい、何かに打ち込みたいという思いからです。 しかし、その活動も、前期はほとんど稼働せず、インタビューの文字起こしや報告書を書くなど、レポートの延長がメイン。私がやりたかった本の編集業務は、先生や先輩が行っていたので、想像していたようにライティングスキルがぐんと上がるものではありませんでした。 自分は今、部活をやっている時のように、文章に関わる仕事に就くために熱中しているといえるのか? そのように悩んでいた時、ユニークキャリアの長期インターン募集を見つけました。 今まで部活やアルバイトなどに何かに打ち込んだ経験がある学生を募集しており、完全リモートでのライティング業務。社長直下でノウハウを共有してもらいライティングスキルを高めていくという環境は、私が求めている理想の環境にぴったりでした。 就職活動は一般的に学部3年生から本格化しますが、2年生からでも早すぎるわけではありません。 今まで何もできなかった分、「周りと比べて“頑張っている”自分にもう一度なりたい」、「今しかない」という気持ちを原動力に、インターンシップに応募しました。
インターンを開始してからは、学びと成長の毎日でした。 同年代であるにも関わらず、自分よりも経験豊富で優秀な学生が集まり、研鑽している環境。何より、自分が求めていたライティングのスキルを社長から直々に教えてもらえました。 「自分は本をよく読むから文章力が周りよりある」という根拠のない自信がガラガラと崩れ落ち、1からノウハウを叩き込まれる毎日。 期待と自分の実力のギャップが大きく、辛い瞬間もありました。 しかし、部活で鍛えた忍耐力で食らいつき、オンラインではありますが、一緒に頑張っているインターン生に仲間意識を持って積極的に関わりを持とうとしました。 その結果、4ヶ月という短さでディレクターに昇格。ライターのマネジメントを行いながら、記事を添削して質をあげることで、売上の達成目標を目指す業務を任され、ユニークキャリアの事業に直接関わる機会を頂けました。
「高校の時は部活動に打ち込んでいた。でも今は燃え尽きたように何も出来ていない…。」 「大学で何もしていないから、高校までの部活経験は何の役にもたたないんじゃないか。」 このような悩みを感じている人は、私以外にも沢山いるでしょう。 私は、ユニークキャリアのインターンシップに応募したことで、考え方や生活そのものがガラッと変わり、悩みが解消されました。将来絶対役に立つと、確信を持って業務に取り組むことが出来ています。 悩みを解決するためには、たとえ背伸びであったとしても、新しい環境に一歩踏み出すことが大切です。勇気を出して踏み出した一歩は、今後のあなたの人生を左右する大きな経験になると思います。 何年も部活に熱中できたあなたなら、長期インターンに挑戦し、自分のスキルを磨くことは可能です。 多くの企業が、あなたのように忍耐力があり、仲間と協力出来る力を持つ人材を求めています。 行動力のあるあなたなら、今からでもなりたい自分に手が届きます。 もう一度、何かに熱中しませんか?