長期インターンシップに参加しようと思ったきっかけや理由はなんですか?
大学の先輩から就活に関する話を聞く中で、自分も何か準備をしていこうと思い始めたのがきっかけでした。
そのため、大学2年になった段階から長期インターンを始めたいと思っており、当時していたアルバイトが一段落したタイミングで探し始めました。
私はクリエイティブ職やライター職に興味があったので、職種を絞って探していました。
長期インターンを探す際に大事にしていたポイント・条件はありますか?
職種以外には、シフトの柔軟さは大事にしていました。
大学の授業、資格勉強、サークルなど色々やっていたので、そういった活動と両立させるためにシフトの融通が利きやすい職場を意識して探していました。
また、基本的に長期インターンは出社が多いので、できるだけ移動時間を短くするために職場が大学から近いことも条件にしていました。
初めての長期インターンで不安や心配はありましたか?
自分の選んだインターン先が本当に自分に合っているのか、合わなかった場合誰に相談すれば良いのかについては不安に思っていました。
そのため、就活サポートをしてくれる大学のキャリアセンターに行って相談したり、関連する講座を受けたりしていました。
インターン選考の対策はどのようにしていましたか?
対策をしていく中で、自己分析が特に大事だと感じています。
私は事前に自己分析をしていたこともあり、自分の興味のある職種が決まった上で選考を受けることができました。
やりたい職種が決まっていない方でも、自分の将来的な理想像に対する解像度を高めるために、自己分析をするのはおすすめです。
やり方としては自己流になってしまうのですが、選考での想定質問を箇条書きにした上で、各項目に関して自分の頭の中で会話するようにしていました。
そうすることで、自分の回答の不十分なところを見つけることができたり、自分の回答をより深いものにした上で選考に挑むことができます。
長期インターンシップでの業務内容を教えてください!
基本的な業務としては、クライアントの美容商品のPR記事を書き、それをSNSなどの媒体を通じて広告として配信するという業務です。
入社当初は案件のサポートとして入り、広告の画像や動画の制作の部分をひたすら引き受けていました。
業務に慣れてくると、自分の案件をいただいて一貫して1人で担当させていただけます。
長期インターンを始める前から画像や動画の作成・編集経験はありましたか?
全く無かったです!
弊社では人にアドバイスを受けすぎずに、自分の個性を伸ばすことを重視しているので、基本的には自分で書籍を読んでライティングやマーケティングについて自分で学びつつ、日々試行錯誤しながら取り組んでいます。
長期インターンでの担当業務のやりがいを教えてください。
自分の知らなかった知識が蓄積されていくことです。
特に広告に関しては業務を通じて学びが多く、日常生活で広告を見る目が変わりました。
以前は何も考えずに見ていた電車の車内広告、SNS上のネット広告でも、今では字体やデザイン、訴求方法という観点で細かく見て参考にするようになりました。
このように、長期インターンをしていると日常生活での視点が変わってくることがあるので、そういった変化がとても楽しくて勉強意欲につながっています。
長期インターンで特に大変だったエピソードはありますか?
ライティング、画像や記事の制作、SNSの運用といったクリエイティブな業務を中心に行なっているので、自分の得意不得意が出やすいと思うんです。
特に私は中でも動画制作が難しいと感じており、毎度苦戦しています。
動画は画像に比べて普段目にする機会が圧倒的に少ないので、インプットが足りておらず内容構成がワンパターンになりやすいのが悩みで、日々改善に努めています。
1週間の勤務スケジュールを教えてください。
月曜日、火曜日、木曜日は1日大学に行っているので、残りの水曜日と金曜日に1日勤務しています。
勤務するときは朝の10時から18時まで丸一日入ることが多いです。
土日は課題や遊びなど自由な時間として過ごしています。
私はインターンをする日は終日空いていた方が集中できるので、上記のように大学の日とインターンの日をきっちり分けて勤務することが多いです。
長期インターンシップを通じて身についたスキルはありますか?
ビジネススキルです。
長期インターンをしていると、同年代だけではなく色々な年代の方と関わる機会があるので、そういった方と円滑にコミュニケーションをとる力や失礼のない振る舞い方が自然と身につきました。
また、弊社ではインターン生も皆名刺を作るのですが、名刺交換の際のマナーなども直接社員の方に教えていただいたので、とてもためになりました。
長期インターンを始めたことで感じたギャップはありましたか?
入社前は長期インターンをやっている人は意識が高い人というイメージがあったのですが 、実際始めてみると緊張感なくインターン生同士で仲良くなることができ、友達の輪も広がったので良い意味でギャップでした。
また、もう1つは広告業界に対するギャップがありました。
私はなんとなく広告業界で仕事をしてみたいという思いで始めたのですが、実際広告業界は自分が思っていた以上に幅広いものだと気付かされました。
今やっているデジタル広告の運用も広告業務ですが、同時に今やっている業務と結びつかない業務も広告業界にはあるということを知り、改めて業界について研究する必要があると感じています。
今後長期インターンを検討している大学生に向けてメッセージをお願いします。
長期インターンを検討している方の中には、今やっているバイトや大学生活で手いっぱいで踏み出せていない方もいらっしゃると思います。
ただ、そのバイトの時間を長期インターンに限らず、将来のための時間に置き換えるのは自分にとってとても大きいことだと思います。
私は大学1年生の時、週20時間ほどバイトをしていたのですが、その時間をインターンに置き換えたことで得られたものも多いですし、その分自分の成長を実感しています。
長期インターンを始めるのはハードルが高いかもしれないですが、将来のことは自分にしか変えられないのでぜひ始めてみて欲しいです。