アソビュー山野社長「インターンシップ学生が本気になれる場所を」

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【プロフィール】

アソビュー株式会社 代表取締役社長 山野智久

1983年、千葉県生まれ。明治大学法学部卒。

在学中には地元・柏市の地域活性を目的に、フリーペーパーの発行を主宰し、累計30万部を発刊する。

大学卒業後は、新卒で株式会社リクルートに入社。約3年間、人材コンサルティング営業や新規事業の立ち上げを経験。起業に向けての準備期間を経て、2011年3月にカタリズム株式会社(現・アソビュー株式会社)を設立。日本最大の遊び・体験予約サイト「asoview!(アソビュー)」を運営する。

幼少期からリーダータイプだった山野氏。

サッカー部部長や学級委員長、生徒会長など「長」が付くものは一通り経験した。高校時代はサッカーに明け暮れ、大学受験で挫折を味わう。その経験から「事前準備の大切さ」に気付き、大学在学中は、社会に出る準備として自ら事業を立ち上げる。

在学中の事業では地域情報を発信するフリーペーパーを発行し、累計発行部数を30万部まで伸ばし注目を集めた。大学卒業後3年で起業することを心に決め、新卒ではリクルートに入社。

初日から出鼻をくじかれるも、1年後にはMVPを獲得、新規事業立ち上げを任される。そして2011年、宣言通りカタリズム株式会社(現・アソビュー株式会社)を立ち上げ、同社が運営する「asoview!」は、国内最大の「遊び・体験」予約サイトへと成長。

その行動力とリーダーシップで周囲を巻き込む、バイタリティーにあふれる同氏に、学生インターンや就職活動についての考えを伺った。

「理想のインターン」に出会えなかったことが、学生起業のきっかけ。

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質問:山野様はどのような学生時代を過ごされたのですか?

高校時代はサッカーに夢中になりすぎて、大学受験に失敗したんです。

その時「いかに事前準備をちゃんとするかが大切」と気付きました。そこで大学時代は、社会へ出る準備期間に充てることに決めました。

一年間は幅広い経験を積むため、短期留学をしたり、居酒屋のアルバイトを経験したりしました。アルバイトとはいえ、社会勉強と思って本気で取り組んでいたので、卒業時には店舗の運営を任せてもらえるまでになりました。

 

将来のキャリアに繋がる学生バイト、有給インターンシップとは?

 

質問:在学中にも一度、事業を立ち上げたんですよね?その背景を教えてください。

実は初めから事業の立ち上げを考えていたわけではなく、インターンを受けたことがきっかけです。大学生になって「社会へ出る準備をしっかりする」と決めたものの、具体的に何から始めようかと悩んでいた時、インターン制度について友人に教えてもらいました。

そこで実際にマスコミ系のインターンに参加したのですが、そこで得られる経験が期待していたものと異なっていたのです。仕事の概要や、会社の雰囲気はある程度掴めましたが、働くことの本質的な面白さを実感することはできませんでした。

その後も、これだ!と思えるインターンを見つけられなかったので、「理想のインターンがないなら、自分で事業をやってみよう!」と思ったのがきっかけでした。

何をしようかと考えた結果、自分の地元に近い千葉県柏市で、地域情報を発信するフリーペーパーを発行することに決めました。アイデアのヒントとなったのは、居酒屋でのアルバイト中に、お客さんから地元の穴場店の話をよく聞いていたことです。

「地元なのに、こんなに面白い店があるなんて気がつかなかった。せっかく良い素材があっても、情報が知られていないことで機会損失が生まれているのはもったいない。」と思いました。そこで、それまで知られてこなかった良いお店に光を当て、情報格差をなくすことで、地域の活性化に貢献しようと考えたのです。

自分を含めた学生3人で立ち上げたのですが、全員まったく未知の世界。軌道に乗るまでは苦労しましたよ。営業に行った先では、目の前で企画書を破られたこともありました。周囲からも「学生には無理だからやめておけ」と止められることが少なくありませんでした。

それでも、書籍を読んだり、人に相談したりして試行錯誤を繰り返しました。既にフリーペーパーの事業で成功した人がいると聞いたら、その人から情報を聞くために、8時間✕2日間のティッシュ手配りの手伝いを願い出て、その報酬として30分だけ話を聞かせてもらったりもしましたね。

半年かけて、ようやく発刊までこぎつけると、その反響は予想以上でした。フリーペーパーをきっかけに、地域に新たな人の流れが生まれていることを実感しましたし、読者からお礼の手紙やメールが届くこともやりがいに繋がりました。

最終的には仲間も30人くらいになり、発刊部数も累計で30万部まで伸びました。この経験から「周囲から無謀だと思われるようなことでも、本人が本気で努力すれば実現できる」ということと、「今までにないものを創りだす楽しさ」を学びましたね。この学びは今も生きています。

 

起業ノウハウを学ぼう。起業志望学生のインターシップ特集

 

リクルートの3年間で学んだ僕の全てを、6ヵ月で教えます。

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質問:フリーペーパーの事業を続けることもできたと思いますが、なぜ会社に就職しようと思ったのですか?

会社員にならずに、当時の事業を続けるという選択肢も考えました。けれど長い人生を考えた時に、その事業を続けることが最善かどうか判断できるだけの経験が自分にはまだないと思いました。

「井の中の蛙」になってしまうことは避けたかったので、一度は会社という組織に所属し、しっかり勉強してから3年後に改めて起業することを誓いました。そこで、「短期間で最も成長できる環境」という軸で絞り込んだ結果、その当時最適だと思ったリクルートに入社しました。

学生時代にゼロから立ち上げたビジネスをなんとか軌道に乗せた経験は、リクルートでも活かせるだろうというある程度の自信は持っていました。

しかしいざ入社してみると、そんな自信はあっさりと打ち砕かれたのです。入社初日に行われた名刺の獲得枚数を競うキャンペーンでは、新卒同期320人中の300位。悔しくて情けなくて、隅田川のほとりで泣いていたくらいです(笑)。

それまで自分の考えに固執し、聞く耳を持っていなかったことに気付き、とにかく周りに教えを請うことにしました。周りの先輩社員が電話で話している内容をメモしたり、先輩に頼み込んで提案先に同行させてもらったりしながら、寝る間も惜しんで勉強しました。

その結果、挫折の日から1年ちょっとで、営業成績もトップまで上りつめることができました。その努力と結果を認めてもらい、新規事業の立ち上げにもチャレンジさせてもらう機会ももらいました。

 

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質問:『asoview!(アソビュー)』が誕生するまでの背景を教えていただけますか?

リクルートでの仕事はやりがいはありましたが、3年で起業するという目標を達成するために退職しました。

そして2011年3月にアソビューの前身となるカタリズムという会社をつくります。しかしこの時点では、具体的な事業内容は定まっていませんでした。そこで事業を検討するに当たり、未来永劫続く会社の条件として「人々を幸せにする」「成長産業で勝負する」という軸で考えてみることにしました。

人の幸せとは、モノとココロの両面が満たされている状態だと思います。今の日本はモノに満たされていますが、一方で必ずしもココロが満たされているとはいえません。また、欧米では近年、余暇をいかに豊かに過ごすかが重視されるようになっていますが、日本ではまだまだ成熟していない分野です。

だからこそ、余暇産業は今後、日本でも成長の見込みがあると考えました。これらから、「人々の心を豊かにするために、余暇の課題を解決する」という事業軸を定めました。そして余暇の過ごし方の代表格とも言える「旅行」を軸にアンケート調査をしたところ、9割以上の人が「旅行先で何をすれば良いか分からない」と答えたのです。

日本は豊かな自然や多様な文化といった魅力にあふれているのに、それが十分に情報発信されていないことに気付き、そうした情報格差をなくすサービスとして「asoview!」の構想が生まれました。

実際にサービスを展開する中で、実は地元の人にも知られていない魅力がまだまだ日本中に埋もれていることに気付き、旅行の時だけではなく、より身近な「休日の過ごし方」を解決するサービスへと成長させることとなりました。

 

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質問:アソビューではインターンをいつから積極的に採用されているんですか?

アソビューでは会社設立当初から、学生を戦力として積極的に採用しています。

最初にインターンを採用した時も、社員5人に対し、インターンを8名も採用したくらいなので。企業が採用活動のために行うような、学生への“おもてなし”では、学生にとっても意味がありません。

僕自身も学生時代に事業を立ち上げたことで体感したように、仕事の泥くさい部分や本質的なおもしろさを伝えたいんです。だから学生には、正社員と同じレベルの裁量権を与え、しっかりと自分の頭で考えて結果を出すという経験を積んでもらっています。

そうはいっても、学生のうちは「ビジネスで成果を出すための考え方」がそもそも分からないので、考え方の枠組みは社員がしっかりと教えています。自分で目標を立て、それを達成するための成功率を割り出し、一日の行動数に落としこむというような考え方がそれに当たります。学生時代の貴重な時間を差し出してもらう代わりに、僕たちも本気でコミットします。

半年間のインターン期間で、最低でも僕がリクルートで学んだ3年分くらいの成長を得られるようにしたいと思っています。インターン生は社員と同じく、事業戦略を担う一翼であり、家族です。徹底的に面倒をみる覚悟でやっています。

 

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質問:アソビューのインターンで、大事にされていることを教えてください。

いちばん重要なのは「素直さ」。ここでいう素直さとは、目標を達成するために複数の手段を検討することができるかということです。自分の考え方に固執してしまうと、成長が止まってしまいます。僕もそれに気がついたから変われたので。

当社のインターンでは、知識やスキルだけではなくて、考え方の部分をしっかりと身につけてもらうように仕事を任せています。

僕は、好きなサッカーに例えて、「リフティングをできないやつが、日本代表になれるわけがない」とよく言っているんです。大舞台に立つには、地道な飽くなき努力が必要なんです。

あとは本人のレベルや熱量に応じて、ビジネスリテラシーを鍛えます。基本的に任せる仕事の範囲に制限はなく、あくまで本人の努力と意志次第です。

 

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インプットの量を増やしつづければ、答えは見えてくる。

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質問:それでは最後に。将来へ悩みや不安を抱える学生に、応援メッセージをお願いします!

悩んでいる状態というのは、インプットの量が足りていない状態なんだと思います。何かアクションを起こしたいなら、まずはとにかく情報を集めてみることをおすすめします。

僕自身も『asoview!(アソビュー)』というサービスに行き着くまでには、かなりの時間をかけて悩みつづけましたよ。本当に悩みました。ありとあらゆる業界のマーケットを調べ、とにかくインプットをし尽くしました。そんなカッコイイひらめき、みたいなものじゃありません。沢山インプットしていく中で、「自分が本当になにをやりたいか?」という部分が徐々に鮮明になるはず。

悩んだら、その対象についてよく知ることが大切です。とことんインプットして、悩み抜いてください。もし既に沢山インプットしていると自負があるなら、もう自分の中でなんとなくでも、やりたいことはあるはず。あとは勇気を持って踏み出すだけですよ。

 

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