ファッション×ITで話題!エアークローゼットの起業秘話

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【プロフィール】

株式会社エアークローゼット 代表取締役 天沼聰

大学時代はイギリスの大学でコンピューター・経営を学び、帰国後にITコンサルティングファームのアビームコンサルティングに入社。教育系・官公庁系の IT・戦略コンサルに携わる。

2011年楽天株式会社に入社。海外13拠点をとりまとめるグローバルマネージャーとして活躍。

2014年、ライフスタイルに根付くようなサービスを生み出すことをモットーに株式会社ノイエジークを設立。

2015年6月に株式会社エアークローゼットに社名変更。

月額制でプロのスタイリストが選んだ洋服を何着でも受け取れる新感覚ファッションレンタルサービス「airCloset」を運営する株式会社エアークローゼット(旧株式会社ノイエジーク)。

2015年2月のサービスリリースからわずか1年弱で、なんと70,000人を超える会員登録を達成。2016年1月、約10億円弱の超大型資金調達を行うなど急成長を続けている。

そんな爆発的な人気を誇るairClosetは一体どんな経緯で生まれたのか、0から市場を創り出す上で必要な力とはなにか、創業者の天沼様にお話を伺ってみた。

 

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起業に必要な経験を求めて大手企業へ新卒入社

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質問:大学卒業後はアビームコンサルティング、楽天でご活躍されていたとのことですが、起業までの経緯を教えてください。

親族や知り合いに自営業の人が多くいたので、小さい頃から漠然と起業は考えてました。

ただ、一度会社というものを経験した上で起業する方が成功確率が高くなると思い、就職を選びました。当時から起業する際にはIT関連の事業をやりたいと考えてたので、ITに関する力を身につけるため、ITコンサル企業のアビームコンサルティングへ新卒入社。

その後、楽天株式会社に入社し、グローバルマネージャーとして従事した後に起業しました。

 

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質問:転職されたきっかけは何だったのでしょう。

率直にいうと、起業するにあたって足りない経験があると感じたからです。

具体的には3つあって、

1つは、組織で働く経験

2つ目は多様なバックグラウンドを持つ人達と仕事をする経験

3つ目はグローバルで働く経験、です。

1と2に関していうと、コンサルって個々の力量で仕事することが多くて、チームよりも個の力が試されるんですね。さらに、価値観が似てる人が多く集まっている。もちろんコンサル会社の強みでもあるんですけど、起業にあたっては、多様な価値観の人達と働く経験が必要だと感じましたね。

3つ目は、将来グローバルに展開できるビジネスをしたかったからです。積極的に転職をしようと考えていたわけではないんですが、起業する上で自分に足りないことを経験できる環境が楽天に揃っていたので転職しました。

 

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質問:起業後、大手企業で働く経験をして良かったと思うことはありますか。

かなりありますよ。

特に「組織」について学べたのは、起業後の組織作りにとても活きてます。大手企業の中で様々なチームや組織として働く中で、この組織は上手くいった、逆にこんな組織は駄目だった、という事例を数多く経験できたんです。

その経験があったからこそ、組織作りの重要性を実感できましたね。例えば、ベンチャーでは珍しいかもしれませんが、弊社では設立前から組織が100名になった時の組織体制を想定してます。今もその体制に向けて前進している最中です。

 

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目的は、ワクワクする洋服の出会いを生み出すこと

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質問:起業時には既にairCloset(エアークローゼット)を作ろう!と決めていたんでしょうか。

実は、ファッション領域で起業することにはこだわってなかったんですよ。

起業時は、創業メンバー3人でビジネスアイデアを100個以上出し合って、その中で自分達がやりたいことに一番マッチしてる事業を選ぶことにしたんです。

具体的に3つの基準があって、1.ITを使ったサービス 2.シェアリングエコノミーの要素を取り入れてる 3.一過性のサービスではなく、人々のライフスタイルにとけこむサービス、この3つです。

その結果、「airCloset」が一番基準に当てはまってるなと。さらにいうと、はじめからレンタルサービスと決めてたわけでもないんです。WEB上で試着ができるサービスだったり、レンタルとは違うサービスモデルも考えてました。どんなサービスにしようかと迷いましたが、そのとき判断基準にしたのは「事業を通じて実現したい目的は何か」ということ。

僕たちの場合は、ユーザーさんと洋服とのワクワクする出会いを実現すること。その目的の実現に最も近いのがレンタルサービスでした。ビジネスモデルはあくまで手段でしかないので、もしかしたら今後レンタルサービス以外の仕掛けを作ることもあるかもしれません。

 

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質問:「ワクワクする洋服との出会い」を実現するために具体的にこだわっているポイントはありますか。

例えば、ユーザーさんに洋服をお届けするボックスにはこだわってます。単純に届けることが目的なら段ボールでもいいんですよ。コストも安いし、ビジネス観点でいうとそっちの方がいい。

ただ僕たちの目的は「ワクワクを届ける」ことなので、一番ユーザーの皆さんにワクワクしてもらえるボックスは何かを徹底的に話し合いました。今のボックスに至るまでに試作ボックスを100個くらい作って(笑)。

ボックスの開け方ひとつとっても、横に開くのか、スライドできるのか、パカっと開くのか、箱はガラスになっていて中の洋服が見えた方がいいのか、など色々試しました。

結果、開けた瞬間に綺麗な袋に包まれた洋服と対面できる形が一番ワクワクできたので、今のボックスが出来上がりました。

 

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悩んで足を止めるメリットは0、まず動くことが大事

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質問:これまでにないサービスを生み出す上で、どういった人材が求められるのでしょうか。

弊社では9つの行動指針を定めています。

中でも、特に大切にしているのは「まず動く」ということ。これが大事だと思います。今いるメンバーは社員、インターンシップ生関わらずこれを徹底してもらってます。とにかく迷ってる時間って無駄だと思うんですよ。まず動いて、経験して、ネガティブなことを感じたら、次同じ失敗をしないよう改善すればいいだけ。

失敗した、と感じるのは何か変えるべきポイントがあったということですからね。行動しなければ変えるべきポイントすら見つからない。だから「まず動く」を徹底しています。

個人だけではなく、組織としてもこれを重視してます。例えば、機能改善のアイデアがでたら、即検討して、やると決まれば実装。早いケースだとその日中にリリースすることもあります。前例の無いサービスだからこそ、いかに早く行動に移して、行動から得たデータを元に次の一手を打てるかが大事だと思いますね。

 

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質問:長期インターンシップ参加に迷ってる学生に一言お願いします!

まずは一度話を聞きにいってみる、だけでもいいんじゃないでしょうか。

話を聞いた上で、その会社に合う合わないはあると思いますが、それがわかるだけで一歩前進だと思います。「自分にまだインターンシップは早いかも・・」と迷ってる暇があったら、やってみて「やっぱり早かった」と感じる方がいい。

その方が次の行動までのトータルの時間は短くなりますからね。そして大事なのは、行動するなら今すぐやること。企業の状況も刻一刻と変わってます。もしかしたら数ヶ月後は長期インターンシップ採用をしていないかもしれない。せっかく興味を持ったなら、今会いにいった方がいい。全てはタイミングです。

是非、人生の機会損失をなくすためにも「まず動く」を皆さんも実践してみてください。

 

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