大学生活最大のイベントと言える就職活動。これまで行ってきたさまざまな取り組みを元に企業へと自分をアピールしていかなければなりませんが、その際に有効に活用できるものとは一体どんなものなのでしょうか。就職活動は一回きりの戦いですから、できるだけ万全の状態でのぞみたいのは当然です。そこで今回は、就職活動で有効活用できる大学時代の活動を4つ、厳選してご紹介します。
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就活で活かせる大学での活動とは
就職活動で活かせる大学での活動にはどんなものがあるのでしょうか。ここでは、その具体例と活動に際して意識しておくべきポイントについて解説していきます。
その1:留学
就活に活かせる学生生活その1は留学です。海外留学を行っている学生の数はそこまで多いものではありませんので、参加したという実績だけでも、ある程度面接官の心を惹きつけることができるでしょう。また自分自身の中でも、日本とは違う価値観に触れることにより、多くの気付きが得られるはずです。この気付きによって、自分が目指したい将来のキャリアや仕事が見つかることもあるんですよ。
そして、何より強みになるのが語学力です。近年は企業のグローバル化も進んでおり、語学力を重視する企業も増えてきました。場合によっては、応募条件として語学力を求めてくるようなところもあるでしょう。そうした際、留学で語学力を身につけることができていれば、それだけ選択肢が広がるということでもありますし、何よりも自分の特技を活かせる仕事に就く大きなチャンスになるのです。
また現時点ではグローバル化が進んでいなくても、今後を見越してグローバル人材を確保したいと思っている企業も少なくありません。そういうところからも優遇されるようになるのは、就活においては非常に有利な状況になると言えるはずです。
ただし、裏を返せば留学でそういったスキルを身につけておく必要があるということでもあります。海外留学を経験しただけでは、強力な語学力や多様な価値観の吸収は難しいでしょう。ただ参加するのではなく、そこから自分が何を得たいのか、しっかりと決めておくことが大切です。
その2:部活・サークル
部活動やサークル活動も就職活動で有利に戦える活動です。会社というのは集団行動が求められるところですから、学生時代にそうした経験を積めているというのは、それだけで武器になると言えるでしょう。
また自分の好きなことや興味のあることを突き詰めることにより、多くのことが学べるのはもちろん、それを長く続ければ人からは根気がある人材とも感じてもらえるはずです。仕事というのは辛いこともたくさんあり、困難にぶつかった時にいかに挫けず頑張れるかが重要になってくるものですから、面接官もできるだけ根気強い人材を欲しいと思っているのです。
さらに部長やリーダーなどの経験を積んでいるとなお強力に自身の活動をアピールすることができるでしょう。会社として人を雇っていく以上、将来的には幹部として部下の教育や会社の成長を支えていってくれる人材が欲しいと思っています。そうした時に部長やリーダーとして組織を率いてきた経験がある人であれば、それだけ多くの経験値を積めているということでもあります。
逆に言えば、単に部活やサークルに参加していただけでは、実績として弱いということでもあります。なぜその部活動に入ったのか。入った部活でどのような頑張りや活躍を見せたのか。そして、それらの経験からどんな学びを得ることができたのか。そこまで含めて初めてその経験は就活で活かせるものとなるのです。学びを得ること、成長することを前提とした部活選びをするようにしてください。
その3:アルバイト
アルバイトの経験も就活では有利に働かせることができるでしょう。社会人とアルバイトは別物、という考え方もありますが、どちらも仕事をする対価として給料を貰うということに変わりはありません。バイトの内容がどうあれ、仕事をするのは決して簡単なことではないはずですし、大変な思いをするシーンも決して少なくありません。しかしそのようにして、「お金を稼ぐのは簡単なことではない」「給料を貰うからこそ果たすべき責任がある」ということに気付けた人材はとても大きなアドバンテージを持っていると言えるでしょう。
社会人は会社の看板を背負い、プロとしての責任を持って仕事にのぞまなければなりません。そんな時に、「給料を貰って当然」「働いてあげる」というような態度の学生が来たらどうでしょうか?もちろんそんな横柄な態度を取る人は少ないでしょうが、そうでなくても、お金を稼ぐことの難しさや大変さを知っている人とそうでない人とでは、いざという時の馬力に大きな差がでるはずです。会社というのは学校ではありません。それぞれの社員がプロ意識を持ち、一人ひとりが確かな責任を持って仕事にのぞまなければならない世界です。
だからこそ、アルバイトという形式であれ、働くという行為を経験した人はそれだけ就活でも優遇されやすくなるのです。
可能であれば、将来就きたいと思っている仕事や入りたいと思っている会社と関連性のあるアルバイトの経験が積めていると最高ですね。
その4:インターンシップ
企業内での仕事体験を通して、会社や仕事についての理解を深めるインターンシップも効果的です。アルバイトよりもより実践的な、社会人としての仕事を経験できる可能性が高いため、ともすれば即戦力としての実力を身につけることもできるでしょう。
最近はこのインターンシップもかなり一般化してきた印象がありますが、それまでもまだまだ参加している学生の数は多くなく、これを経験しているか否かの実力の差は少なくありません。
またインターンシップならではの強みとして、就職活動に直結しているケースもよくある、という点が挙げられます。インターンシップ内で頑張っていれば、そのままその企業から就職内定をもらえることがあり、そうなれば大変な面接などをせずに就職を決められるわけですから、非常に効率的な就活方法と言えるでしょう。
もちろん、そうでなくとも、会社の中で社員と同等の仕事を経験しているという実績は何物にも代えがたく、面接などでの大きなアピールポイントとなることは間違いありません。ともすれば大手有名企業ではなく、ベンチャー系の少数精鋭の会社で積んだインターンシップ経験を、大手企業が欲しがる、なんてこともあるかもしれません。
大学生にしかできない貴重な機会でもありますので、留学の予定や部活も興味がないし、という人はインターンシップに参加してみると良いでしょう。またインターンの内容によっては、アルバイトのように給料が支払われるところもあります。そこでなら、アルバイト感覚で働きながらも、スキルや能力は会社員並みに身につけることができるはずです。
大学生のうちにやるべきこと、やってよかったこと7選
限られた学生生活を有意義に活用しよう
今回紹介した4つの行動、そのすべてに共通して言えるのが、いかに能動的に動けるか、ということです。参加するだけでもそれなりの価値が見込まれますが、やはり明確な目的意識があるのとないのとでは身につくスキルに大きな差がでることでしょう。自分がこのアクションを通じてどんなことを学びたいのか、自分の将来にどう活かしていきたいのか。そうした目的意識を明確にした上で、皆さんも行動を起こしてみてください。
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