内定ブルーになる原因は?不安の解消法も紹介

つらい就職活動を乗り越えてようやく手に入れた内定。夢と希望に満ち溢れていたのもつかの間、時間が経つにつれて不安が大きくなってきた…。そんな「内定ブルー」に悩まされる就活生は多いものです。

 

本当にこの企業でよかったのか、ここで働き続けることで幸せになれるのか、他にもっと良い企業があったのではないか。不安がどんどん膨らんできて、居ても立ってもいられない気持ちに苛まれることもあるでしょう。しかし、このような悩みは何も特別なことではありません。「就職」という大きなターニングポイントに向かい合うことになるので、どんな人でも不安はつきまとうものなのです。

 

この内定ブルーを和らげて、前向きな気持ちになるためには、その原因と解消法を知ることが一番です。ここからは、内定ブルーになる原因と解消法について詳しく紹介していきます。

 

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内定ブルーになる就活生は少なくない

内定ブルーになり、自己嫌悪に陥ってしまう就活生は少なくありません。「もう一度就活をやり直した方がいいのかな」「社会に出るのが怖いから、内定を蹴ってしまおうかな」といったように、内定そのものを取り消してしまいたいという衝動に駆られることもあるでしょう。

 

しかし、内定ブルーは特別な感情ではなく、誰でも感じてしまうものなのです。「だからこんな自分が嫌いなんだ」とネガティブになりすぎないでくださいね。そもそも、内定ブルーは就活の忙しさから抜け出して、時間に余裕ができたことから生じてくる傾向にあります。今までは就活のことばかり考えていたのに、時間に余裕ができたことで、自分のことや将来のことについて深く考えるようになります。そうすると、忙しさの中では見えてこなかった疑問点や不安が明らかになってきて、「これでよかったのか」という思いに駆られてしまうのです。

 

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内定ブルーになる5つの原因

内定ブルーの不安に押しつぶされそうになってしまった時は、その不安の原因を探ってみると心が軽くなるかもしれません。内定ブルーの主な原因は次の5つになりますので、自分に当てはまっている項目がないか考えてみましょう。

 

1.就活の結果に自分自身が納得できていない

 

第一志望から内定をもらえなかったり、理想通りの就職活動を送れなかったり、就活の結果に自分自身が納得できていない場合、内定ブルーに陥りやすいです。なんとか内定をゲットしたものの、本当に行きたかった企業でなかったり、何かの条件を妥協したりすると、素直に喜びづらいものですよね。

 

どうしても納得がいかないという場合は、就職浪人という手もありますが、将来的に転職することも視野に入れてみるといいのではないでしょうか。就職浪人や既卒になるとどうしても入社先企業の選択肢が狭まりやすいものです。転職という形であれば、新卒で入社した企業でのスキルの身につけ方や実績次第でステップアップも夢ではありません。人生は長いです。長期的に自分のキャリアを考えていきましょう。

 

2.親など周囲の人が納得できていない

 

親や親戚から就職先を反対される、というのは意外と多く見られるものです。自分自身は内定先企業に納得しているのに、親に反対されると不安になるのは仕方がないことです。しかし、あなたの人生はあなただけのものです。親は子どもの安定と幸せを願うものですが、だからと言って人生の全てに口出しする権利があるという訳ではありません。あなたは立派な大人です。これから社会人として一人前になっていくのです。最終的には、自分の意思を尊重した方が公開のない人生を歩めるのではないでしょうか。

 

3.社会人になることへの恐れ

 

今までは学生だったので、お金を稼ぐ義務もなく、先生の言われたとおりに行動しても誰からも咎められませんでした。しかし、社会人になると責任が大きくなり、お金を稼いで自立することが求められます。これは大きな変化ですので、不安になるのもごもっともなことでしょう。しかし、これは社会人なら誰もが経験してきた不安です。それでもみんなしっかり社会人生活を歩んでいます。社会人になると、責任が大きくなる分、自分の自由や裁量も大きくなります。学生時代とは違う大変さももちろんありますが、社会人は意外と楽しいものですよ。

 

4.就職先に関するネガティブな情報を見てしまった

 

一度は納得して内定承諾したものの、SNSや口コミ掲示板などインターネット上で内定先企業のネガティブな情報を見てしまった場合、「本当にここで大丈夫なのか?」と不安になってしまいますよね。そうして、内定先へ就職する覚悟が揺らいでしまうと、内定ブルーに陥ってしまいやすいです。しかし、どんな優良企業であっても働く上でのメリット・デメリットはありますし、人によって合う合わないも様々です。実際に働いてみると、ネガティブな評判はウソで、自分にとって働きやすい職場だったということもよくあることです。

 

5.働く自信がない

 

企業で働くというイメージが具体的にわかず、働くことへの自信が持てない場合も内定ブルーになってしまうでしょう。企業研究やOB・OG訪問をしても、実際に自分が働いた時にどうなるのか、上司に怒られないのか、結果を残せるのか、不安は尽きないと思います。社会人1年目は誰だって仕事で失敗してしまいます。上司に怒られてしまうこともあるかもしれません。しかし、それは当たり前のことです。初めて働くのですから、分からないことだらけで何も問題ありません。

 

大事なのは、一度失敗してしまったミスを繰り返さないよう、メモをとったり対策したりすることです。上司も未経験の新入社員の扱いには慣れています。一度失敗したからといって、あきれたり失望したりはしません。上司の期待に応えられるよう、着実に成長する姿を見せていけばいいのです。そうすると、いつの間にか一人で十分仕事を回せるようになっていきます。

 

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内定ブルーの不安を解消する2つの方法

一人でモヤモヤと考え込んでいると、内定ブルーはどんどん悪化してしまいます。不安な気持ちを払しょくするためには、どのようなことをすればよいのでしょうか。ここからは、内定ブルーの解消法を具体的に見ていきましょう。

 

1.内定先のインターンで働かせてもらう

 

入社までの期間、内定先でインターンシップをさせてもらうことをおすすめします。企業によってはアルバイトや有給インターンという形で、時給をもらいながら働かせてくれるケースもあります。もしインターンを実施していない場合は、採用担当者に一度相談してみるとよいでしょう。

 

実際にインターン生として企業の中で働くことで、仕事のイメージが具体的になりますし、社員とも交流できて社風も体感することができます。「本当にこの会社でよかったのだろうか」という不安が一気に吹き飛ぶでしょう。また、入社前から社員の一員として働くことで、社会人生活のスタートダッシュをスムーズに切ることができます。ビジネスマナーを身につけて、社内の人間関係も構築した上で、入社日を迎えてみませんか。

 

2.新しいことにチャレンジしてみる

 

内定ブルーは考えるほど深みにはまってしまいます。考えても仕方がないことも多いので、いっそのこと新しいことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。ジョギングやスポーツなどでもいいですし、映画や読書といった趣味、仕事でも活かせる資格取得や語学習得など、楽しめることはいっぱいあるはずです。悩む時間はもったいないので、新しい世界を広げて楽しんでみてください。

 

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まとめ

内定ブルーに陥ることは恥ずかしいことではありません。誰もが通る道だとも言えます。そのためにも、不安となっている原因を特定し、モヤモヤを少しでも解消してみてください。そして、インターンやアルバイトで内定先企業で働いてみると、企業への誤解や不安が解消されるはずです。他にも、新しい趣味にチャレンジすることで気分も明るくなるでしょう。充実した社会人生活を送るためにも、内定ブルーを払拭して万全な状態を目指しましょう。

 

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