なぜ必要?自己分析・企業研究で得られるメリットとは?

資料

就職活動やインターンシップ選考に参加する際、必ずと言っていいほど言われるのが、「自己分析や企業研究をしっかりやろう」ということです。とりあえずは言われるがままに分析活動を行っている大学生も少なくはないでしょう。

 

しかし実際のところ、そうすることで本当に得られるメリットに関して、完全に理解できている人はそこまで多くはありません。

 

そこで今回は、自己分析や企業研究が必要と言われる理由と、そこから得られるメリットについて詳しく解説していきましょう。

 

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自己分析をやる目的とは?

まずは自己分析の目的から見て行きます。自己分析とは要は「自分はどんな人間か」ということを考える作業のことですが、それをやることで一体どんなことが見えてくるようになるのでしょうか。やることを目的とせず、やった先の視点を大切にするようにしてくださいね。

 

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自分が本当に好きなことを掘り下げる

自己分析の基本は、自分が好きなことは何か、ということを掘り下げることです。何をするのが好きなのか、また何をしたときに、楽しかったり嬉しかったりするのか、それを理解するのが目的となります。

 

「あなたの好きなことは何ですか?」と聞かれて、すぐに答えられる人というのはあまり多くはありません。多くの人は無意識的に好きなことをやってしまっており、自分がそれを好きであるという自覚を持てていないケースがとても多いのです。

 

そして、仕事というのはこれから数十年という長い時間を掛けて付き合っていかなければならないものです。好きになれない仕事や、やっていて楽しいと思えない仕事を長く続けることほど辛いものはありません。だからこそ、自分が本当に好きなものは何なのか、しっかりと掘り下げていかなければならないと行けないのです。

 

例えば映画を観るのが好きだった場合、どんなジャンルが好きなのか、どんなシーンが好きなのか、そしてなぜ映画を観るのが好きだと思うのか、そういったレベルまで掘り下げて考えるようにしましょう。

 

そうすれば、あなたの興味関心がどんな部分に向いているのかというのがわかってくるはずです。

 

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満足できる会社を選ぶ指標に

そうして自分が本当に好きなものが分かれば、それを元に就職先やインターン先を絞っていくことができます。誰かに直接働きかけ、ありがとうの言葉を貰うのが好きなのであればサービス業を。表に立ってグイグイと進むより、縁の下の力持ちとして周囲のサポートをするのが好きであれば事務職を。といった風に、自分の好きなこと、満足できる環境へ自然と向かっていくことができる仕事にチャレンジするのが良いでしょう。

 

なんとなく面白そうだから営業の仕事を、なんとなく格好良いからデザイン系の会社に、といった形で、イメージや先入観で仕事を決めてしまうと、後々ギャップに苦しめられたり、モチベーションをどこに持つかを迷ってしまい、辛い思いをしなければならなくなることも少なくありません。

 

社名や規模感といった外の情報ばかりに惑わされず、本当に自分が満足できる働き方とは何なのか。それを理解し、後になって失敗したと後悔するようなことのない選択をするために、自己分析というのは非常に重要な行為と言えるのです。

 

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企業研究をやる目的とは?

自己分析の重要性に関して解説してきました。ここからは業界研究や企業研究の目的・メリットについて解説していきましょう。自己分析で自分のことをしっかりと理解し、企業研究で会社のことを正しく理解できれば、きっと理想的な働き方が実現できるはずですよ。

 

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その企業ならではを見つける

企業研究というのは、いわば「その企業ならでは」は何か、ということを調べる作業と言えます。メーカーや商社など、世間にはたくさんの会社が存在し、それこそほとんど同じような業務を行っているようなところが多数存在します。

 

しかし、仕事自体は同じでも、会社の考え方やそこで働いている社員、今後進んでいく方向性や求める人物像などは大きく異なっているものです。外側の違いではなく、内側の違いを見極める行為こそが、企業研究の本質といっても過言ではないでしょう。

 

近年では学生の大手志向が顕著になり、中堅中小企業は採用に苦戦している、といった話題を目にするケースも多いのですが、ある意味それは、企業研究が盛んに行われていないからこそのニュースとも言えるでしょう。

 

大手企業は確かに安定性もあり、福利厚生制度なども整っていますから、魅力的に見えるのは間違いありません。しかし、自分自身は福利厚生のために働くのでしょうか?安定性のために働くのでしょうか?必ずしもそうではないはずです。

 

人なのか、商品なのか、考え方なのか、種類はさまざまあれど、その会社にしかない独自の魅力というのは必ずあるものです。その本質を見極めるために、企業研究はしっかりやっていかなければならないのです。

 

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自分の志向性と会社の特徴をマッチさせる

そしてまた人というのは、普段は目に見えない内側の違いにこそ、やる気やモチベーションを見出したりするものです。例えば、仕事そのものはとても面白くやりがいを持って取り組めているのに、周囲の人たちとの人間関係がうまく行かずに辞めてしまう、なんて人もいます。その逆に、仕事そのものはそこまで楽しめているわけじゃないが、一緒に頑張る仲間たちがいるから続けられている。という人もいるでしょう。

 

人と積極的に交流するのが好きな人もいれば、逆にできるだけ一人で黙々と作業したい、という人もいます。それは会社も同じで、一体感を大切にするところもあれば、個人のパワーを大切にするところもあるでしょう。そのどちらかが正しく、どちらかが間違っているということはありません。

 

だからこそ、自分の志向性にあった、自分にあう「ならでは」を持っている会社を見つけなければならないのです。

 

自己分析や企業研究の本来の目的はそこにあります。自分の好きなことを知り、それを実現できる唯一の一社を見つけ、そこで満足度高く働くこと。その目的を理解せず、なんとなくで研究活動をしていても、本当に知らなければいけないことは見えてきません。

 

最近は転職することも当たり前の世の中になってはいますが、どうせなら、初めて入った会社で定年まで満足して働けた方が良いに決まっています。就活のミスマッチを無くし、自分自身が理想とするキャリアを実現するために、自分と会社のことを深く深く知っていく努力をしていきましょう。

 

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まとめ

就活ノウハウでも頻繁に目にする自己分析や企業研究のすすめ。しかしその本質を知らずに、ただ見よう見まねで研究を進めていってもあまり効果はありません。

 

まずは自分がどんな環境に一番燃えるのか。ちょっとやそっとの苦労などはものともせず、突き進める要素はなんなのか。自分でもまだ気づけていないような心の本音を見つけることを目標としてください。

 

そして企業研究に関しては、外から見えるような些細な違いではなく、もっと人間的な、ソフトな違いを見抜けるようにしていきましょう。会社としての考え方や方向性、雰囲気など、少しの違いでも働きやすさは大きく変わります。

 

自分の好きと、会社の好きが一致したとき、それこそがあなたにとっての天職と言えるのではないでしょうか。

 

自己分析や企業研究に手を抜かず、しっかりと時間を掛けて取り組むことができれば、あなたが理想とするキャリアを描くことは、決して難しいものではなくなるはずですよ。

 

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