面接までの時間に待合室へ通された場合、あなたはどんな行動をしますか?
リラックスするために、スマホでゲームをしたり音楽を聴いたりしたくなってしまいますが、これらの行動は企業に悪印象を与える可能性が大きいです。
選考では、面接での対応だけでなく、待合室での過ごし方もしっかりチェックされています。むしろ、待合室での行動の方がその人の素が出るので、そこで悪印象を与えてしまったら内定獲得が遠のいてしまうのです。
ここでは、面接前の待合室でのNG行動や、悪印象を与えない過ごし方についてご紹介します。
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この記事の目次
面接前の待合室での行動はチェックされている
選考は、面接前から始まっています。まず、待合室での行動もすべてチェックされていることは大前提としてください。
面接でどれだけパーフェクトなマナーや回答ができたとしても、待合室での行動や態度に問題があると、「素はこういう人なんだ」と悪印象を与えて大きく減点されてしまうことになります。
また、社会人になってからも、クライアントや協力会社へのアポイントで待合室に通されるケースはよくあること。面接の待合室での行動が悪ければ、このようなケースで企業の評判を落とす行動をとってしまうのでは、と疑念を抱かせてしまうのです。
企業に入社すれば、仕事中は企業の看板を背負って行動することになります。社員の一人が問題ある行動をとってしまったら、個人間でのトラブルでは済まず、相手企業との取引が停止して大きな損害を出すことにもつながりかねません。
なので、面接の待合室では、そのようなビジネスパーソンとしての意識を持てる人材かを判断されているとも言えます。面接の日はしっかりとビジネススイッチをオンにして、油断のない行動を心がけるようにしましょう。
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待合室でのNG行動集5選
では、具体的にどのような行動をとると悪印象を与えてしまうのでしょうか?待合室でのNG行動集をご紹介します。
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1.スマホを触る、音楽を聴く
時間つぶしでよくやってしまうのが、スマホを触ること。しかし、ビジネスの場ではスマホを無暗に触ることは相手への印象が悪く、マナー違反となります。
スマホアプリやゲームをするのはもちろんNGですが、スマホにメモした面接での質問内容を確認するのもよくありません。大事な情報は紙のメモ帳に書き写し、スマホを触らずとも確認できる状態にしておいた方が無難です。
また、音楽を聴くのもNGです。リラックスしたりテンションを上げたりするのにはぴったりですが、態度が悪いと見なされてしまいますし、呼びかけられた時に声が聞こえず反応できない可能性も高いです。
社会人になってからクライアントや協力会社へ訪問した時に、音楽を聴きながら待つなんてことはあり得ませんので、面接の待合室でも同じくそのような行動は避けましょう。
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2.居眠りする
選考が立て込む時期は睡眠不足になり、つい眠気が襲ってきてしまうかもしれませんが、待合室で居眠りするのも言語道断です。
緊張感がないと見なされますし、ビジネスの現場で寝るということは基本的にあり得ません。どうしても眠い時は、ミント系のタブレットを噛んだり、ペットボトルなどキャップ付きのドリンクを飲んだりして気を紛らわせましょう。なお、ガムは噛む姿の印象がよくないですし、吐き出すとゴミになってしまうので、避けておくべきです。
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3.他の応募者と雑談する、尊大な態度をとる
場合によっては、待合室に他の応募者がいることもあるでしょう。ついついお話したくなる気持ちも分かりますが、誰しも面接前は緊張していますし、シミュレーションしたいと思っている人も多いので、無暗に話しかけるのは避けるべきです。
雑談で打ち解けている様子を、コミュニケーション能力が高いと判断される可能性もあるので一概には言えませんが、基本的には緊張感に欠けていると判断されるケースが大半。自分のためにも相手のためにも、軽い挨拶程度におさえておきましょう。
また、当たり前のことですが他の応募者に対して尊大な態度をとることもNGです。協調性がないと見なされます。
これは応募者だけではなく、待合室に通してくれる社員の方に対しても同様。中には面接官にだけ丁寧に接するような学生もいますが、あり得ません。受付してくれたり、面接前にお茶を出してくれたりする社員も、これから一緒に働く可能性のある先輩です。また、面接官に近い立場の人が対応してくれるケースも多いので、尊大な態度をとったと面接官に報告される可能性もあります。選考の場では、常に謙虚で丁寧な態度を心がけてください。
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4.メイク直しやネクタイの締め直しなどをする
待合室が個室で一人の場合、メイク直しやネクタイなどの身だしなみを整えたくなることもあるでしょうが、それはトイレで事前に済ませておいてください。
とくにメイクは部屋ににおいが残りますし、途中で呼ばれたりドアを開けられたりすることも大いにあり得ます。身だしなみを整えることは重要ですが、場所を選ぶようにしましょう。
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5.落ち着きない行動をする
面接前は緊張して、落ち着きがなくなってしまうことはよく分かります。だからと言って貧乏ゆすりをしたり、机やいすをコツコツ叩いたり、髪の毛を過剰に触ったりしてしまうのはNGです。
相手にストレスや不快感を与えますし、嫌々面接に来ている印象さえ与えてしまいます。そのような行動が癖になってしまっている場合は、深呼吸して動作をゆっくりさせるように意識するなど、対策を講じるようにしましょう。
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悪印象を与えない待合室での過ごし方3選
待合室では、適度な緊張感を持って大人しく過ごしておけば、まず問題ありません。ただ何もせずにいるのは手持無沙汰になってしまうでしょうから、悪印象を与えない待合室での過ごし方を3つご紹介します。
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1.面接のシミュレーションをする
数分後には内定を左右する面接が始まります。待合室で過ごす時間は最後の準備期間になるので、面接のシミュレーションをして待っておきましょう。
メモ帳に書いた自己PRや質問内容を再確認したり、企業パンフレットを再確認して質問内容をイメージしたりすれば、面接までの時間を有効活用できます。
面接でベストな結果を残すためにも、心の準備をしっかりして挑んでくださいね。
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2.エントリーシートや履歴書をチェックする
エントリーシートや履歴書を持参する面接の場合は、その内容をチェックするのも一つの手です。
面接ではその内容を質問されることになるので、記載している内容と答える内容に齟齬がないよう、最終確認しておきましょう。
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3.新聞を読む
面接では時事問題や、最近気になるニュースについて質問されることも多いです。新聞をチェックして、そのような質問に答えられるよう準備しておくのもおすすめです。
社会人になると「新聞を読むべき」とよく言われるので、新聞を読む姿は好印象にうつるもの。スキマ時間に知見を広げて面接対策するためにも、選考の日は新聞を持っていくとよいでしょう。
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まとめ
面接前の待合室の行動もチェックされていることは、よく分かっていただけたかと思います。待合室で待つということは、社会人になってからも何度も遭遇するシーンになりますので、恥をかかず企業の看板に泥を塗らないためにも、ビジネスにふさわしい時間の過ごし方を今のうちに身につけておきましょう。
面接前にはスマホの電源を切って、メモ帳やエントリーシート、新聞などを見ることで面接の最終確認をしてください。選考の日は油断せずに適度な緊張感を持って、1日を過ごすようにしましょう。
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