【プロフィール】
サイバーエージェントグループの株式会社ハシゴ インターン生 池芳将
慶應義塾大学4年生。Webデザインコーディング未経験ながら独学で勉強。
2015年10月大学3年生時に、サイバーエージェントグループの株式会社ハシゴにて長期インターンシップに参加。
サイバーエージェントグループの長期インターンシップに参加する池さん。インターンシップをはじめた理由は「就職先を決める前に“働く”とはどういうことか、ちゃんと向き合いたかった」と答える。
現在、サイバーエージェントグループ内の株式会社ハシゴにて人事業務を担当。
日頃は人事担当として面接業務をこなす池さんですが、今回はインターンに参加している学生の立場から、会社のことやインターンに関してお話しを伺った。
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インターンのきっかけは、3年生の時の成功体験
質問:インターンに参加する前は、どんな大学生活を送っていましたか?
インターン参加前は、留学したり、バイトしたり色々してましたが、中でも一番思い出深いのは、大学のサークルでサイト制作に関わったことですね。
サークル団体の統括代表とWebディレクターと飲んでいる時に、「池!サークルのサイト作ってみる?」って言われて、思わず「やる!」って即答しちゃったんですが、当時僕Web制作の経験ゼロだったんですよ(笑)
これまでも数多くの有名人を輩出されてきたので、毎年注目されてましたし、企業のスポンサーもついてるので、「本当に僕がやっていいのか?」って冷静になって後からどんどん不安になってきましたね。
でもやりたい気持ちは強かったので、フロントエンジニアとして任務を果たせるよう死ぬ気で勉強しました。
とにかく、分からないことがあれば、すぐにGoogle先生に質問。例えば打ち合わせで、「画面の下からニョキって飛び出してくるような動きにしたい」と言われたら、「 下から ニョキ 動かし方」と打ち込んで、検索。ひたすらその作業を繰り返してましたね(笑)。
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質問:実際、サークルのサイト制作の結果はどうでしたか?
未経験からのスタートでしたが、どうせやるなら圧倒的な結果を出したいと思ってましたね。
サイトをリリースした後も、「このページはよく閲覧されているな」、「こっちのページに流れる人は少ないな」「このページで離脱する人が多いな」など、常に数値を見て、そこからユーザーの気持ちを想像して、作っては変更、作っては変更の繰り返しで、地道に効果検証を繰り返しました。
結果、前年度と対比して、2.5倍のサイト内アクション数増加に成功しました。当然自分一人の功績ではないですが、未経験でも圧倒的に努力すれば、成果は出せるんだという大きな自信になりました。僕にとっては忘れられない成功体験です。
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任された仕事に2倍で応えれば、チャンスは回ってくる。
質問:株式会社ハシゴでは、池さんはどんな仕事をしているんですか?
現在、私がインターン参加している株式会社ハシゴのメイン事業は、サイバーエージェントグループ内の各企業と、サイバーエージェントグループでインターンを希望する学生を適正にマッチングすることです。
その中で私は、人事・採用周りの業務全般を任されています。主な仕事は「面接でインターン希望者の資質を見極め、その情報を各グループ会社の人事へフィードバックする」ことです
優秀な人材はサイバーエージェントにとって大切なことなので、やりがいはとても大きいですね。また、優秀な学生がもっとサイバーエージェントに興味を持ってもらえるよう、ハシゴのオウンドメディアの運営をしています。
SEO対策は以前のサークルのサイト制作での制作経験が活きていますね。またライターとしては、PVを稼げる記事作成に尽力してます。
最近では、「就活アイドル”キチョハナカンシャ」や「UnusualArtist”チョーヒカル”さん」を取材しました。そうやって強いメディアにするため試行錯誤しながら改善しています。
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質問:すごいですね。いきなりそんな重要な仕事を任されたんですか?
いえ、まったく(笑)。
実は採用業務以外でゲーム事業のアシスタントもしているんですが、最初はそれだけで手一杯でした。採用はメールの返信するくらいで、今のようにメディアの運用や取材なんて任せてくれませんでした。
でも僕自身はメディア運用や採用業務に特に興味があったので、どうしたらそれをやらせてもらえるかなと考えてました。
そこで、とりあえず任された仕事は、2倍で応えるということから始めました。「ここまでやってくれたの?」とか、「頼んだあの仕事、もう終わったの?」とか、一つずつ期待に上回った仕事をすることで、少しずつ評価してもらえるようになりました。
そういう仕事を繰り返していくうちに、だんだん身の丈以上の仕事や裁量、自分がやりたかったことも任せてもらえるようになりました。
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サイバーエージェントでインターンして成長したこと。
質問:インターンを通して、働くことに対する心境の変化などはありましたか?
インターン参加当初は、自分の成長に重点を置いて仕事をしていました。いかに自分のスキル向上ができるか、いかに自分が学べるか、とか。
ただ、それだけでは視野が狭いと感じるようになりました。サイバーエージェントの社員って、一人ひとりが経営者視点を持って働いている人多いんですよ。
「もっと喜んでもらえるサービスにしよう」、「もっといい会社をつくろう」とか、ふつーに言うんです。そういう会話を日々聞いていると、自分のことだけ考えていたのが小さく感じましたね。仕事との関わり方やスタンスを学ぶ上で、非常にいい経験をさせてもらっています。
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質問:参加した今だから思う、長期インターンシップの魅力はなんですか?
長期インターンシップは、学生にとって本当便利な仕組みだと思います。組織や実務、社員の働き方を間近でみると、将来自分が働くときのイメージがリアルに沸きますから。
あと意外な発見だったのが、インターン先とは全く関係ない他の業界の社員の働き方っていうのも、前よりもリアルに想像できるようになったことです。
一つのビジネスに真剣に接することで、いちユーザーとして何気なく触れていたサービスでも、「仕掛ける側の狙い」や「お金が流れ」など分かるようになりました。
さらに、「他業界はどうなんだろう」「あの仕事はどうだろう」と、業界や職種に縛られず応用して考えられるようになりました。
就職活動という点においては、就活前に「働くってどういうことだろう?」「自分はどんな仕事が好きなのかな」を考えるきっかけになりました。
長期インターンシップに参加することは、それが分かるひとつの便利な手段だと思います。長期インターンシップは就職に有利という意見はありますが、そうは思いません。便利なだけです。インターンを通して「自分がこれだ!」と思える仕事を見つけることができる、優良な手段として魅力的です。
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