就職人気ランキングの上位常連企業、三井物産株式会社のインターン情報です。就職先として第一志望の就活生も多いのではないでしょうか。三井物産は日本で最小の総合商社呼ばれています。また総合商社の中でも、三菱商事、伊藤忠商事、住友商事、丸紅と合わせて五大商社と呼ばれる最大手の総合商社です。三井物産は三井不動産、三井住友銀行と合わせて、三井の新御三家とも呼ばれています。
この記事の目次
今年のインターン情報まとめ&過去問から見る選考突破のヒント
三井物産は毎年インターンシップを開始しています。下記に今年のインターン日程情報と合わせて、昨年のESやグループディスカッション(GD)の内容をまとめます。
三井物産のインターンシップのエントリー締め切りは8月3日水曜!
ついにエントリー締め切りまで1週間を切りました。みなさん忘れずにもう応募はしましたか?まだ応募をしていない方は時間がもうありません。下記に昨年のエントリーシートの内容やグループディスカッションの事例とそこから想定できる三井物産の求める人材像をまとめましたので、それを参考に、すぐに応募しましょう。
すでに応募をしている方は、エントリーシート提出後に待ち受ける選考を見越して、選考対策に役立ててください。
本年のエントリーシート( ES)の質問
今年のESの質問は下記のとおりです。
タダで手に入るものでビジネスを成立させてください。また年間の売り上げ・利益を 簡単に説明してください。(800文字以内)
正解はなく、想像力を問われる内容です。重要なのは出題者である三井物産の人事の質問の意図を知り、その意図に沿った回答をすることです。
出題者の意図を知るためには、昨年のES出題例を比較して見比べることが効果的です。
昨年のエントリーシート(ES)で聞かれた内容
昨年のエントリーシートでは下記の2問が質問されました。
世の中にあるものやサービスを繋いで新たな価値を生み出し、日本の人々の衣・食・住の いずれかを豊かにするアイデアを説明して下さい(800文字以内)
あなたは「どこでもドア」の開発に成功しました。いくらで販売しますか。値付けの理由も 含めて説明してください。(800文字以内)
どちらの質問も今年と同様に、正解があるものではありません。
この去年の2点の質問内容に共通していて、さらに今年の質問とも共通しているのは、
単純な想像力ではなく、根拠に基づいた想像力が試されているということです。
奇抜さを狙った回答では落とされる可能性は極めて高そうですね。さらに昨年のグループディスカッションの質問を見て、検証してみましょう。
昨年のグループディスカッション(GD)での質問
エントリーシート通過後のGDで聞かれた質問は下記の2つでした。
百貨店の利用者を増やす新規の正月商戦戦略を立案せよ
ファミレスの客数を2倍にするには
やはり昨年のGDの質問を見ても、出題者の質問には共通した意図が見えますね。
回答内容が、実際すでに世の中で知られている既出のアイデアではさすがにNGですが、この回答の肝はアイデア勝負ではなく、いかにそのアイデアが実現可能なのか、そのロジック固めが重要になってきます。
過去問から想像できる三井物産の求める人材像とは
今年の出題内容、また昨年の出題内容から見えてきた三井物産が求めている人材要件は、
- 固定概念に縛られすぎず、自由な発想でアイデアを出せているか。
- ただのジャストアイデアではなく、根拠に基づいた考え方ができるか。(仮にジャストアイデアだとしても、後から確からしい理屈固めができるかどうか)
といったところではないでしょうか。。
まさにこれは商社で働く人にとって重要な考え方・思考法です。
ESやGDのお題はまさに商社のビジネスの考え方の軸
三井物産は、日本で初めての総合商社と言われています。その中でも特に資源分野に強い商社として有名で、「資源の三井物産」と呼ばれるほどです。特に鉄鉱石、原油・ガス、LNGは無類の強さを発揮しています。
しかし、この地位が初めから用意されていたわけではなく、三井物産の先人達がこれまになかった総合商社というビジネスを生み出し、資源分野の可能性にいち早く目をつけこの分野に積極投資してきたから今日の地位があるわけです。
固定概念に縛られていたら、日本で初めての総合商社をやることはなかったでしょうし、ただのジャストアイデアで、根拠に基づいてビジネス展開をしてこなければ、資源分野でこの地位を築けていなかったかもしれません。
そう考えると、三井物産の先輩社員達は、ESやGDで出ているような答えのないお題に対して、実際にこれまで挑戦してきたからこそ、現在のこの分野でのこの地位があるわけです。
商社に必要な考え方や思考法を身につける方法1
1つ目は、日常生活の中で出来ることです。
一朝一夕には難しいですが、j手始めに、常日頃から日常で使っているものや、周囲の変化に対して、疑問を持ってみて、それとビジネスを絡めて考えることから始めるといいかもしれません。
昔の言葉で、「風が吹けば桶屋が儲かる」ということがありますが、まさにそれです。意味としては、一見関連性のないことが、全くべつのことに影響を与えるという言葉なのですが、一つの事象が起きた時に、他のビジネスにどんな影響を与えるかを先回りして考えられるようになれば、その人は商社マンに向いているかもしれません。
例えば、「ポケモンGOが爆発的に流行っている」という事象があるとして、ただその事実を知るだけではあまり意味なく、それによって周囲の商売にどんな影響があるのか?という考えてみます。
例えば、よく電源がなくなるから、充電器がよく売れるようになるんじゃないかとか、そしたら充電器を作るための素材がもっと必要になるんじゃないか。
ポケモンGOをやるようになったら、よく歩くのでスポーツジム通いの人がジムに行かなくなり、スポーツジムは困るんじゃないか。など。
そこからさらに、どんどん派生して仮説をたてることは無限にできます。またその仮説が当たっているかは、例えばコンビニに行って充電器のコーナーを見てみるとか、スポーツジムを覗いてみるとか、検証することもできます。
この段階で、仮説が当たっているかはあまり重要ではなく、一つの事象を見た時に、そこから思考を止まらせないで、思考を発展させられるか、仮説と検証を繰り返すクセを日頃からトレーニングして身につけることが大事です。
商社に必要な考え方や思考法を身につける方法2
2つ目は、より効果的な方法です。
それは、在学中に実際に商社で働いてみることです。
大手総合商社で実際に業務をやらせてもらえるところはないですが、中小の専門商社では大学生に実務を経験させてくれる実践型の長期インターンシップを募集している企業はじつは結構数多くあります。
大手総合商社の内定獲得に必要な、商社マンの考え方や思考法を身につけるためには、大手総合商社の短期インターンシップに参加するよりも、中小の専門商社で実務が経験できる長期インターンシップに参加したほうが、合格率も現実的な上、得られるものも多いです。まさに百聞は一見にしかずです。しかも有給で期間中にお金ももらえるという特典付きです笑
1年生から他社内定の4年生まで幅広く受け入れをしているので、誰でも応募可能です。
https://01intern.com/job/list.html?businessTypes=3
最後に
大前提として、三井物産のインターンシップに参加できればもちろんそれが一番望ましいですが、毎年合格倍率が数百倍である以上、参加できなかった時の代替案を考えておく必要があります。
三井物産のインターンシップに仮に参加ができなかったとしても、三井物産が新卒採用時に求める「商社で必要な考え方や思考法」を身につける方法はあるのです。
それを忘れずに、三井物産の内定ゲットにむけてまずは三井物産のインターンシップを通過できることをお祈りしています。もし仮にインターンシップに参加できなくても、中小の専門商社で実践的スキルと思考を見につけて、就活本番で逆転ホームランを打ちましょう!
https://01intern.com/scout/user/lp
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