【プロフィール】
長尾 知樹
早稲田大学 文化構想学部 4年
2019年4月より大手化学メーカーに入社予定。2018年6月より、マイナビ、DODA等の求人メディアを扱う人材系ベンチャーの株式会社bサーチで営業の長期インターンシップを開始。約2ヶ月間、企業への電話営業や先輩営業社員の商談同行を行っている。
人材系ベンチャー企業の株式会社bサーチで、2ヶ月間、営業インターンシップに取り組んでいる長尾さん。大学4年生の就活終了後からインターンに参加した長尾さんに、大学生生活の残り期間に有給インターンをやろうと思ったきっかけや、これまでのインターンシップ生活を振り返ってもらった。
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プライベートを大事にしたい大学4年生もインターンに参加できる
質問:長尾さんがインターンを始めて2ヶ月が経ったかと思いますが、仕事には慣れましたか?
そうですね、先輩方がフレンドリーに接してくれるので居心地は良いです。
ちょうど今日から新しいインターン生が入社して、初めて後輩もできたので一層頑張らないとなという気持ちです。
質問:それは気が引き締まりますね。そういえば、長尾さんは就活が終わってからインターンを始めたんですよね。きっかけは何だったんですか?
就活も一段落して、新しいアルバイトをしたいなと思って求人を探していたんですが、丁度その時に大学の友達が営業インターンをやっているっていう話を思い出して。
僕も内定先で営業職として働くことになっていたので、お金を稼ぎつつ、営業経験がつめるのは良い機会だなと思いインターンも同時に見始めたのがきっかけです。
質問:bサーチのインターンシップにした決め手って何かありますか?
アルバイトも有給インターンも内定済の大学4年生を募集している企業があまり無くて。
僕としては、大学4年生の残り期間は、バイトやインターンシップだけじゃなくて、旅行とか部活動とか色々やりたいと思っていたんですよね。バイトも何社か受けたんですが、卒業間近で土日勤務出来ないとなると条件に合致しないところが多くて。
それでインターンシップを調べてたら、bサーチの求人に書かれた「内定者歓迎」って文字を見つけたので、すぐに応募しました。
面接に行ったら、その場で合格を頂いて、「いつから来れる?」「明後日から空いてます」「じゃあ明後日が初勤務日ね」って感じでトントン拍子で決まりましたね。
質問:今はインターンは週何日ペースでやっているんですか?
平均すると、平日週2、3日です。1ヶ月の合計勤務時間が基準を下回らなければ、勤務ペースを自由に調整できるので、週によって日数は結構バラバラですね。
質問:インターンとその他の活動で上手くバランスを取れているんですね。
はい。大学4年生で有給インターンっていうと、週4、5日フルタイムでバリバリやって成果挙げるっていう人もいると思うんですが、僕はちょっとタイプが違いますね。
最初はインターンシップってそれ位の意気込みがないと受からないのかなとも思っていたんですが、そんなことはなくて、自分が思っていたよりもアルバイトと働き方が近かったのは新鮮でした。
インターンシップも、自分がやりたいペースに合わせてバランスをとりながら取り組めるんだということを実感しています。
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初めての営業、辛さの中で気付いた自身の成長
質問:インターンシップ入社後はどのような仕事をしているんですか?
企業に対して、マイナビやDODA等の求人媒体の掲載提案を行なっています。メインは、電話でのアポ取りですね。
1日100件〜130件程度の電話をかけています。アポがとれたら、先輩社員の商談に同行させてもらうこともあります。
質問:初めて営業をやってみて、率直な感想はいかがですか?
本当に率直にいうと、「電話営業ってこんなに厳しいんだ」って思いました。
自分から電話をかけて、そっけなく断られるという経験が初めてだったので、僕のテクニック不足なのはもちろんなんですが、こんなに話を聞いてもらえないものなのかとショックでしたね。
最初は人材業界の知識もなかったので、相手の質問に上手く答えることが出来ずてんやわんやしたのを覚えています。
質問:営業であれば誰しもが通る道ですね・・。今と2ヶ月前を比べて、営業として成長したと思うことはありますか?
自分の肌感ですが、今は人材業界やサービスに関する知識もかなり身に付いてきて、電話先の担当者とも対等に話せるようになっていると思います。
それこそちょっと変わった質問をされても、臨機応変に答えられた時にちょっと自分の成長を感じますね。
質問:人材に関する知識は全くなかったと仰ってましたが、それはどうやって習得したんですか?
bサーチには、サービスに関する自習用の説明動画があるんです。
インターンシップ生も見放題なので、「すきま時間に動画を見て勉強する」「実際に電話してみる」「分からなかったらその場で先輩に聞く」っていうサイクルをひたすら繰り返してたら自然と身に付きました。
やっぱりインプットとアウトプットを繰り返すのが大事なんだなと感じました。アウトプットの機会がなければ知識は定着しないし、インプットがないと情報の量は増えないので。
就職先は全く別の業界で扱う商材も全然違うので、インターンと直接的に関係はないんですが、自分が全く知らないモノの知識をどうやって身に付けていくか、っていう点ではすごく良い経験ができていると思います。
質問:業界は違えど活かせる能力が身に付いているんですね。ちょっと漠然としちゃうんですが、インターンシップをやる前後で自分の中で何か変化したことってありましたか?
コミュニケーションに対するハードルがめちゃくちゃ低くなりましたね。
それこそ今日のインタビューではちゃんと話せていますが、元々インターンを始める前は、飲み会の予約電話を入れるのすら緊張しちゃうくらい、初対面の人とコミュニケーションをとるのが苦手だったんです。
インターンシップを初めて毎日100人位の人と話してる内に、いつのまにかコミュニケーションに対する恐れリミッターが外れてました。笑
あまり自分から積極的にコミュニケーションをとるタイプではなかったのですが、今では同期の内定者に自分から話しかけに行くなど、恥とか不安みたいのが無くなりましたね。
これって結構重要なことじゃないかなと思ってるんです。社会人になってからは、年代も立場も違う人と付き合っていく必要がありますし。今の段階でそこを克服できたのは自信に繋がってますよ。
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実は、長期インターンはめちゃくちゃハードルが低い
質問:内定先は大手企業ですが、ベンチャー企業で長期インターンをするという選択に不安はありませんでしたか?
僕は、新卒は大手企業に入りたいと考えていたんですが、友達にはベンチャーに進んだ子も結構多くて。友達の話を聞いて、ベンチャーにはベンチャーならではの良さがあるんだなと感じている部分はあったんですよね。
就職先は大手ですけど、今後自分がどういうキャリアを歩むか未知数だし、いつ転職するのかも分からない。大手企業信者になって、それ以外の働き方を知らないのはリスクじゃないかなって思ってました。
なので、長期インターンでベンチャーの働き方を実感できるのは、むしろ良い機会だなと思ったので全く不安はありませんでしたね。
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質問:インターンシップに不安を感じている後輩たちに一言アドバイスをお願いします
正直、大学生にとってこれからの将来って不安だらけだと思うんです。就活では第一志望の企業に受かるか分からないし、内定を貰っても社会に出てから新しい環境に馴染めるか分からない、どうなるか分からないことのオンパレードなんですよね。
そう考えると長期インターンシップに参加することってものすごくハードルが低いことだと思うんです。アルバイトと同じような感覚で社会人経験を積めて、失敗しても何度もやり直せる機会なんて他にないですよね?
有給インターンが不安だという人は、まずインターンシップに参加すること自体の難易度の低さを認知してみるといいんじゃないでしょうか。そして、低いハードルから一つずる乗り越えることで自分のキャパもどんどん広がっていくと思いますよ。
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