インターンで2社同時に内定!そんな時はどうすれば良い?

「就職活動を有利にするため」「自分の実力を測るため」様々な理由で、インターンシップ参加を検討する学生が増えています。そしてインターン参加を目指して積極的に動けば動くほど、起こりえる可能性が増えてしまうのが同時内定。就活本番でも起こりえる可能性があるものですが、そうなると基本的にはどれか一社を選ばなければなりません。

 

そこで今回は、もしも現実に同時内定が起こってしまったときにどう対応すれば良いのかを解説していきます。

 

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インターン選考は狭き門。複数応募は必須。

実際に活動を起こせば嫌でも感じることになると思いますが、インターンシップ選考は実はかなりの狭き門。倍率100倍、なんていうとんでもない数字もザラに出てきます。場合によっては就職活動本番よりも高いハードルが設けられてしまうこともあるでしょう。

 

ですから、基本的にインターンに応募する際、一球入魂というやり方はおすすめしません。合格であれ不合格であれ、すぐに結果が出てくれば良いですが、選考結果が出るまでに1~2週間待たされて、2次選考に進んだものの、最終的にそこで不合格。なんてことになってしまうと、かなりの時間をロスしてしまいます。そうこうするうちに希望する会社が次第に募集を終了して……気が付いたら一社も内定が獲得できずに終わってしまった。となると目も当てられません。

 

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内定獲得への近道は積極的なアクション

 

内定を獲得するためには、ちょっとでも気になる企業が見つかったら、積極的にアクションを起こしていく必要があります。インターンシップへの応募は、Webや学校経由など様々な種類がありますので、後でいいかとならずに、即行動するクセを付けておきましょう。

 

そして、インターンシップは参加することで初めて価値のある体験となるものです。参加のためのアクションを起こした以上、是が非でも参加しなければ意味がありません。成功率を少しでも上げていくために、複数企業へのエントリーは必須と言っても過言ではないでしょう。

 

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もしも内定を複数獲得してしまったら?

それではここからは、積極的なアクションの末に起こってしまううれしい悲鳴、複数内定に対する対処法をご紹介していきます。ここで正しい対処法を知っておき、余裕のある気持ちで積極的に応募をしていくようにしましょう。

 

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実習期間が被らないのであれば、掛け持ちもOK

 

自分にとっても、また内定を出した企業にとっても、一番メリットが大きくなるのがこの対処法。インターンは一社しか参加してはいけない、なんていうルールはありませんので、もしも実習期間的に都合がつくのであれば、掛け持ちで参加してみるのが良いでしょう。

 

そうすれば、複数の会社の仕事を同時に経験することができ、仕事のスキルアップを目指せるのはもちろん、複数の企業を見ることで比較検討もしやすくなります。仕事内容はこっちの方が魅力的だけど、会社の雰囲気はあっちの方が好み。といった形で、自分自身が重視する働き方のポイントが見つかるかもしれません。

 

就職活動において一番ダメージが大きいのは、内定も獲得し、せっかく入社まで至ったにも関わらず、イメージとのギャップを感じて退職をしてしまうこと。そうなると、今まで頑張った就活の時間や努力が無駄になってしまいますし、経歴そのものに傷をつけてしまうことにもなります。

 

本当に自分が入りたい仕事はなんなのか、働きやすいと思える環境はどんなものなのか、そういった価値観を知るためにも、色んな職場を経験しておくのは非常に有効です。インターンに参加した数が多いことがデメリットになることはありません。やればやった分だけ、大きく成長できる可能性があると言えるでしょう。

 

その分、体力的な部分であったり、時間的な部分で負担が掛かることも多いので、本業である学業などに支障をきたしてしまう場合もあります。そうなっては本末転倒なので、自分の状況と相談しながら、決定していってください。

 

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一社に絞らなければならない場合は早めに辞退連絡を

 

時間的な部分や体力的な部分で複数参加は厳しいと感じる場合は、どこか一つの実習先を選ばなければなりません。選んだところはそのまま選考フローに則って進めば問題ありませんが、選ばなかった方には選考辞退・内定辞退の連絡をしなければなりません。

 

相手先企業の誘いをお断りすることになるわけですから、なるべく電話にて連絡をするのが望ましいです。もちろん、メールで連絡をすることも可能ですので、より早く相手先企業とコミュニケーションが取れる方法を選択しましょう。

 

お断りを入れる時は、「他のところのインターンに参加するので……」と正直に答えてしまうと正直あまり良い印象は与えませんので、「学校行事と日程が被ってしまって……」といった形で、少々回答を濁した方がマナーとしては最適です。

 

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辞退することは悪いことではない

 

選考を受けている立場になると、どうしても選んでもらう側として、自分たちの地位を低く見積もってしまいがちですが、本当のところは学生と企業は対等な関係です。企業が選考をして一人の学生を選んでいくように、学生もたくさんの企業の中から気にいった一社を選んで良いのです。

 

企業側にしても、辞退される可能性も含めた形で選考を行っているものです。それを見越して多めに内定を出していたり、内定辞退があったらすぐに採用活動を再開できるような体制を整えていたり、もしもの時の対策は万全です。

 

だからこそ、辞退をしたいと思った時は迷わずすぐに連絡するようにしてください。一番良くないのが、連絡ができずにズルズルと回答を保留してしまうこと。そうなると企業側は、新たに採用活動をした方が良いのか、ここで一旦打ち止めにした方が良いのか、判断することができません。そうこうしているうちに他の候補学生もどんどん他の企業で内定を獲得していって……なんてことになると、大変な機会損失です。

 

企業側に迷惑を掛けないという意味でも、早め早めに連絡するのが望ましいのです。

 

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まとめ

インターン選考といえども、確実に内定が獲得できるわけではありませんので、応募活動は積極的に行った方が良いでしょう。企業によってはかなり高い倍率を勝ち抜かないと、インターン参加が実現しないところも数多くあります。ある意味就職活動本番よりも、力を入れてのぞむべきと言えるかもしれませんね。

 

色々な会社にエントリーをしていれば、その分複数の内定を貰える確率は増えます。もちろん都合がつけば、そのすべてに参加することも可能ですから、選考参加時と同様に、積極的なアクションをして行ってくださいね。

 

そして、もしも辞退をしなければならない状態になってしまった時は、なるべく早く連絡をするようにしてください。望ましいのは電話による連絡ですが、メールの方が早くコミュニケーションが取れる場合はそちらでも構いません。

 

学生側にも企業を選ぶ権利というのはあるものですから、辞退することは少しも失礼なことではありません。なんなら企業側もそれを見越して採用計画を立てているぐらいです。

 

一番ダメなのが、ちゃんとした辞退をせずに、曖昧な状態でフェードアウトしようとしてしまうこと。インターン入社してくれるのか否か、ちゃんと判断ができないと、企業としては次の動きを進めることができません。場合によっては重大な機会損失を招くこともあるでしょう。相手を思いやるがこそ、辞退連絡は早く正しく行わなければならないのです。

 

真摯な対応を心がければ、良い結果は必ず返ってきます。まずは積極的に行動していくこと心がけましょう!

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