参加したインターン先企業名: 株式会社シャイン総研
参加したインターン: 事務/アシスタント
名前: 三原梨瑚
大学名: 早稲田大学基礎理工学部
学年(取材時): 大学4年生
インターンに応募したきっかけは大きく2つあります! 1つ目は、就職活動に対して焦っていたことです。 大学院に進学するため、就職活動を何もしていなかった私は毎日を暇に過ごしていました。しかし、周りの学部卒の知り合いが日々就職活動に勤しみ、インターンを経てスキルアップしていくのを見て自分に危機感を覚えて長期インターンを探し始めました。 2つ目は、大学の授業以外の分野に興味を持っていたことです。 入学時は、研究職に将来就職するのかなぁと漠然と思っていました。ですが、周囲の理系の先輩がコンサルタント業界や金融業界などのいわゆる文系就職をしており、徐々に研究職以外の業界について考えるようになりました。業界研究よりもまずは実際にインターン生として社員の方々の近くで業務に携わりたいと思いインターンに応募しました。 インターンの決め手は2つに絞って探しました。 結果がわかりやすいこと、システムがしっかりしていることの2つです。探していく中でこの2つを満たしているシャイン総研に応募することを決めました。 シャイン総研は補助事業申請用の事業計画書を作成します。自分が書いた事業計画書の合否が3ヶ月で出るため、自分のスキルの確認に繋げられるのではないか、と考えました。また、のべ100人以上の学生をインターン生として雇った経験のある会社であれば学生アルバイトのようにはならず、業務内容を学べるのではないかと思ったのが決め手です。
主に補助金申請用の事業計画書を作成しています。 事業計画書というのは、主に補助金を使って今後どのように事業を運営していくのか、具体的な行動を内外に示す計画書のことです。 具体的な業務としては、中小企業の社長から事業の話を聞き、決算書を分析し、補助金を用いた経営改善を考えます。社員の方々と適宜意見を交換しながらその内容を分かりやすく事業計画にまとめていきます。 様々な中小企業から事業の話を聞くことで、就職活動を行うだけでは得られない多種多様な業界の知見を増やせることを魅力に感じています。コロナの影響で経営状況が悪化した中小企業に寄り添う中で、自分の頭を働かせる過程や、補助金に合格し経営改善の一歩を踏み出した時の喜びは日々の業務の原動力となっています。 ●事業計画作成のやりがいについて 実際に自分が担当した企業が補助金に合格し、企業の成長をサポートした実感を得た時にやりがいを感じます。 自分が作成した事業計画書が審査に通ることで、企業が多額の補助金を受け取ることができるという感覚は普通の大学生活では到底経験できない事です。 もちろん責任による不安はありますが、企業の成長に直結する業務でもあります。ですが、一方で、中小企業が成長していくプロセスを、学生の立場でありながら携わることができる点にはやりがいを感じます。
シャイン総研のインターンシップを通して2つのことが身につきました。 1つ目はビジネススキルです。 当初はコンサル事業のスキルを身に付けたいと思い、インターンを始めました。もちろん事業計画書を書く専門スキルは身についたと感じます。しかし、それ以上に大切なのはビジネススキルだと気が付きました。 仕事を円滑に進める「Excel」や「Word」などの技術的なスキルはもちろん社員とのコミュニケーションの取り方や、課題解決に必要なスキルを身に付けることができました。情報分析や総合判断、また物事の本質を的確に見極めるスキルはどの業界、業務においても必要なスキルです。大学の授業では身に付けることができないスキルを身に着けたことで自分の自信にもつながりました。 2つ目はビジネスマインドです これはどこの会社に行っても通用する基礎的な能力です。 例えば、主体性。インターンを始めたばかりの頃は、人に言われた仕事ややらなければいけない仕事をただこなすだけでした。 しかし、業務内容が異なるだけでこれではアルバイトと変わらないなとインターンをしていく中で気が付きました。そこから、言われた仕事は言われたこと以上やり、その上で自分から仕事を探すことを意識するようになりました。これはインターンを経験していなかったら身についていなかったと思います。
インターンシップの経験を活かして戦略コンサルタントを行える企業に就職したいと考えています。 現在も現場に寄り添い一緒に経営戦略を練っています。しかし社員とは異なり学生のインターンシップという短い期間では戦略を策定するところまでしかお手伝いできず、そのあとの実現までは難しいのが現状です。 社会人になってからはインターンで得たビジネススキルとビジネスマインドを活用して戦略策定だけではなく、その描いた戦略を実現するための実行の部分まで手伝うことに挑戦したいと考えています。
私から伝えたいのは、長期インターンは始めるのが早ければ早いほど良いということです。 もちろん合う業種、合わない業種など沢山あると思います。でもそれは始めてみないと分らない事です。もし合わないのであれば、環境を変えることも社会人と違って簡単です。 学年も気にする必要は無いと思います。シャイン総研には大学1年生のインターン生もいて、大学4年で長期インターンを始めた私はすこし後悔しました。今はあの時勇気を出して応募しなかったらもっと後悔していたな…と思います。 お金を稼ぎたい、昼間に働きたい、ドラマで見てかっこよかった、写真が楽しそうなどきっかけはなんでもいいと思います。どんな業界でも学ぶことは沢山ありますし、後悔は絶対しないと思います。まずは恐れずに挑戦してみてください!