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2024.11.20

学生VCとして起業家支援!ベンチャー投資の現場で働くインターン体験談

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参加したインターン先企業名: PE&HR株式会社
参加したインターン: 企画
名前: 西山義容
大学名: 早稲田大学
学年(取材時): 大学2年生

長期インターンシップに参加しようと思ったきっかけや理由はなんですか?

もともと、大学生のうちに社会に出て実務経験を積みたいと考えていました。 特に、将来は会社で働くことで日本の経済に貢献できる人材になりたいという思いがあり、企業での実務経験を積める場として長期インターンが最適だと考え、探し始めました。

PE&HR株式会社をインターン先に選んだ理由は何ですか?

大きく2つあります。 第一に、起業家や経営者と直接関わりながら企業の成長をサポートする仕事に魅力を感じたからです。 父が経営者で、その姿を間近で見てきた影響もあり、起業家と共に事業を成長させる環境で働きたいと思いました。 第二に、業務の幅が広く、主体的に携われるためです。 PE&HR株式会社では、学生ベンチャーキャピタリストとして投資先企業の発掘から面談、デューデリジェンス、投資実行まで、一連の業務に主体的に関わることができる点が特徴です。 一定期間勤務して経験を積み、評価を得られれば投資後も投資先と伴走して支援に携われる点に惹かれて、この会社を選びました。

長期インターン先での担当業務について教えてください。

現時点での主な業務は、投資先企業の発掘、面談の設定、NDA(秘密保持契約書)の締結、資料の徴求と精査です。 具体的には、リサーチを通じて企業を探し、候補を絞り込んでから面談を設定します。 または、会社から直接相談を受ける場合もあります。 初回面談で評価がなされた場合には、その企業の事業内容や成長性、創業者の人柄に至るまでを細かく評価するデューデリジェンスという段階に移ります。 デューデリジェンスの過程では、100ページを超える事業説明資料などを読み込み、多角的な視点で評価を進めます。 また、起業家の方のお人柄を知るために、代表と一緒に会食の場を設けて直接お話を伺うこともあります。 現在、私は2社のデューデリジェンスに携わっており、そのまま投資実行に関わっていく可能性があります。その進行と同時に新たな投資先の発掘も行っています。

インターン生として働くモチベーション、やりがいは何ですか?

モチベーションややりがいは、日々の業務の積み重ねの中で感じています。 仕事を進める中で、目の前の問題を解決しないと次に進めない場面や、迅速に対応しなければならない状況に直面することが多く、そのたびにやりがいを実感しています。 こういった状況に対処する際、1人で解決することもありますが、社内で協力して進める場面も多く、誰かのために協働することの大切さを日々感じています。

長期インターンを通して大変だったこと、苦戦したことはありますか?

この業務では社内の人間だけでなく、起業家を中心に、出資してくださる銀行や投資家の方々との関係も重要です。 そのため、自分の一挙一動が多くのステークホルダーに影響を及ぼします。 社内だけでなく他社や外部の方々との関係が密接に関わる中で、常に自分の判断が適切かどうかを多方面で考えながら業務を進める必要があり、それが難しさとやりがいを感じるポイントでもあります。 また、投資検討先の事業の将来性を判断するにあたって、世の中の変化を見通す必要があることも難しい点の一つです。

インターンシップを通じて身についたスキルや学びはありますか?

スキルという点で簡単に身についたとは言いにくいのですが、特に「人のために動く」という根本的な姿勢が大きく変わりました。 インターンを始めた時も、企業や起業家のために働く気持ちはあったのですが、代表と仕事を共にする中で、自分の中の基準をもっと高める必要があることに気づかされました。 人のために行動するということへの基準や意識が徐々に高くなり、より一層その姿勢を大切にしながら取り組むようになりました。

インターン参加前のイメージとのギャップはありますか?

応募の段階から、ゼロワンインターンのインタビュー記事や社員の話を通して会社の業務や社風について理解していたため、実際に入社してから大きなギャップは感じませんでした。 ただ、想像以上に高度な業務に取り組む機会が多く、社会に貢献することは、同時に大きな責任を伴うことだと実感しました。 特に投資先企業の評価や経営者との関わりを通して、各ステークホルダーの期待や責任が絡み合う中で意思決定するという仕事の難しさは、実際にやってみないとわかりませんでした。 入社前の期待通り、そしてそれ以上に、自分が社会に貢献できるという感覚を日々実感しています。

1週間の勤務スケジュールを教えてください。

平日5日のうち2日が大学、残りの3日がインターンとなっています。 大学の2日間は朝から夜まで授業を詰め込んで、他の3日間はインターンにフルタイムで出社しており、社員と同じように朝から夕方まで働いています。 起業家の方々と日々やり取りをする業務の性質上、できるだけインターンに入るよう心がけています。

PE&HR株式会社の社風や雰囲気を教えてください。

少数精鋭である分、各自が強い責任感を持って高度な業務を担当し、大きなプロジェクトに取り組んでいる印象です。 仕事内容は誰でもできるものではなく、優れた思考力や応用力、体力など個人に求められるものが多いと思います。 また、雰囲気としては淡々と着実に業務をこなしていく部分がありつつも、取引先の起業家の方や銀行の方々とのコミュニケーションも多いため、対人面でもプロ意識を高く持つことが求められています。 皆さん、誇りを持って自身の業務に取り組んでおり、非常に引き締まった雰囲気があると感じています。

インターンでの経験を踏まえて、今後の目標はありますか?

今後の目標としては、まず現在デューデリジェンスを進めている2社について、もし投資が実行されることになった場合、その後のプロセスを経験したいと思っています。 投資実行までの業務や、さらに投資後の伴走支援にも興味があります。 定期的に経営者の方とコミュニケーションを取りながら、企業の成長に必要な取り組みをしていくことには、ぜひ挑戦してみたいです。 また、目標を達成するためには目の前の業務に、全力で取り組み続けることも重要だと考えています。 何か特定のスキルを求めるのではなく、目の前の一つ一つの課題に向き合っていく中で、自ずと得られるものがあると考えており、その姿勢を大切にしていきたいです。

長期インターンを検討している学生に向けてメッセージ

学生にとって初めて長期間、企業で働くということに不安や迷いを感じるかもしれませんが、それは誰にでもあると思います。 ただ、インターンを続けていくことで、自分が社会のためになっていると実感できるようになるときが必ずあると信じています。 継続してコミットすることで、不安や迷いよりもやりがいを強く感じるようになるので、ぜひポジティブに捉えて挑戦してほしいです。

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