インターンシップを始める前
インターンシップに始める前はずっと、自分が変われるような環境を探し求めていました。
自分自身誇れるものが何もないと思っていたからです。
とはいえ、大学では様々なことに挑戦してきました。
例えば、サークルの部長やアルバイト、短期インターンシップなどが挙げられます。
また、オールイングリッシュの授業に限らず短期留学にも行きました。
なぜかというと、何かに挑戦し続けていたら大手企業に入れると思っていたからです。
もちろん経験していく中で、それなりの成長はあったと思います。
しかし、社会に出て何ができるか考えた時に、社会で活かせるようなスキルは何も持っていないことに気がつきました。
今のままだと、将来社会に出た時、実際に役に立つことは少ないのではないかと不安に苛まれました。
その気づきを得てからは、「即戦力として活躍できるようになりたい」という想いが強くなるばかりでした。
インターンシップを始めた経緯
夢中になれることを見つけて、新たな挑戦をしてみたいと思ったことがきっかけです。
新型コロナウイルスの影響で、予定していた長期留学に行けなくなってしまったこともあります。
アルバイトはしていましたが、基本的な仕事内容は誰にでもできることです。
いくら夢中になろうと思っても、結果的に得られるものはありません。
色々調べていく中で、長期インターンシップが候補に挙がりました。
長期インターンシップは様々な業界、業種が存在します。
私は興味を持っていた「環境問題」を少しでも解決できるような商材を扱う企業を探し、営業のインターンシップに応募しました。
また、その営業のインターンシップはフルコミッション制を導入している会社でした。
経験したことのない給与制度に物凄く惹かれたのを覚えています。
加えて、元々アルバイトに対して、時間とお金のトレードオフで、大切な時間と引き換えにお金をもらうことに強い抵抗感もあったからでしょう。
最終的に、このインターンシップへの参加を決意したのです。
インターンシップを通じて成長したこと
成長できた要因として、思考力が備わったことが挙げられます。
そもそも思考力とは何なのか、どうすれば身につくのか、インターンシップを始めたばかりの私にはわかっていませんでした。
先輩や上司に質問する際も、特に何も考えずに手当たり次第でした。
何度も何度も「考えてから質問して」と言われても、どうすればいいのかわからず終いです。
同じような行動ばかりしていたと思います。
そこで周りのインターンシップ生をよく見てみると、成長している人の共通点にようやく気づきました。
それは「思考の深さ」です。
気づきを得てから、思考を深くするため日々の行動や物事に対して疑問を持つようになりました。
例えば、「なぜこのようなトークをするのか」「なぜインターンシップをやっているのか」などです。
また、ノートに書き出すことを継続したりテーマごとに細かくPDCAを回したり、習慣になるよう意識して実行するようしました。
このように習慣を変えることで、自分に思考する癖をつけるようにしたのです。
何かに失敗した時も、なぜ失敗したかを考えて効率的に改善できるようになったと思います。
結果、圧倒的なスピードで成長することができました。
成長できた要因
「KPTのK(Keep:今までできていたこと)を忘れないようにすることが特に大切」と教わったことが成長できた要因です。
私は、新しく1つ何か学んだ際にKeepが抜けることが多く、思わしい結果が出ずにいました。
結果を上げるため、Keepノートというものを作成することにしました。
そこに日々学んだことなどを全部まとめて、毎週見直せるようにしたのです。
ノートをみればやるべきことも明確にすぐに確認できることで、思考がクリアになっていきました。
さらに、できたことがどんどん増えていくのが目に見えて分かるのでモチベーションを保ちながら、結果を上げることに繋がりました。
努力の方向性をしっかり見極めればしっかり結果がついてくることや、最後まで諦めないで自分を信じ続ける大切さを学べたと思います。
今後挑戦したいこと
このインターンシップで最終的に、チームリーダーという役職に就いて部下の教育やマネジメントに携わりたいです。
もちろん、いきなりチームリーダーにはなれません。
チームリーダーになるための第一歩として、アポイントリーダーという役職があります。
アポイントリーダーも、簡単なものからではありますが教育やマネジメントを行います。
チームリーダーに昇格するためには、必須なスキルでしょう。
まずはアポイントリーダーになるため、目の前の目標をしっかり達成し、段階を踏んで成長していきたいと思います。
課題とも向き合っていくことで自己成長を遂げ、結果が出て当然だと胸を張って言えるように、努力をし続けていきます。
インターンシップとは
インターンシップは私にとって、人間力を身につけることができる場所です。
インターンシップを始めてから今まで、苦しいことや悔しいことがたくさんありました。
しかし今となっては、この苦しさや悔しさは人として大きく成長できる源になっているのだと感じています。
また、インターンシップに参加して大切な仲間に出会えました。
最初は励ましてもらってばかりでしたが、次は私が誰かを励ましてあげられるようになりたいです。
そして、チームを始め、会社全体をもっと盛り上げていきたいと思えるようになりました。
みんなで支え合えるこの環境に感謝しかありません。
大学にいるだけでは決して学ぶことのなかった、感謝することの大切さや当たり前のことを当たり前にやることの大切さを学べたと思います。