インターンシップを始める前
インターンシップを始める前は、どこにでもいるような平凡な大学生でした。
なんとなくアルバイトをして友達と遊んで月日が経ってしまう、中身の薄い人間だったように思います。
漠然と「将来はこんな風になりたい」と、何も努力をせず夢の話だけを冗談半分に友達と語っていた当時の生活は、薄っぺらい記憶ばかりです。
思い出なども特になく、退屈な日々の連続にもかかわらず全く行動に移せないでいました。
アルバイトに関しては、同じ職場が3ヶ月以上続いたことがありません。
社会に適合することができず、本当に自分に自信がありませんでした。
そんな日々に漠然と不安だけを感じていました。
インターンシップを始めた経緯
大学受験時に1年浪人したため、周りの人に追いつくには何か人と差をつけなければいけないと考え、自分の力になる長期インターンシップを始めようと決心しました。
かなり多くのインターンシップがあってわからないことだらけでしたが、職種や細かい業務内容は度外視して働く環境に目を向けて探しました。
インターンシップの媒体では、体験した学生のインタビューや企業の情報などが掲載されています。
・成長しやすい環境
・活気がある
・仲間と切磋琢磨できる
・全体の年齢層が若め
記事を参考にして、以上の自分の軸がすべてそろっていたこのインターンシップへ参加することにしました。
インターンシップを通じて成長したこと
このインターンシップを通じて私が成長できたと思うポイントは大きく2つです。
1つ目は、大人になったことが挙げられます。
今までまともな社会経験がなかった私は、思っているより何倍も子供でした。
具体的には以下のように、挙げればきりがないくらいです。
・自分の話ばかりして人の話を聞かない
・上司や先輩に対して無意識にタメ口で話してしまう
・すぐに言い訳をする
「大人になった」を言い換えると、「他人に対する礼儀が身についた」と言えるかもしれません。
インターンシップをや経験せずに、子供のまま大学を卒業して社会人になっていたと考えるとぞっとします。
2つ目は、仕事ができるようになったことです。
これは1つ目の成長を実感した後にできるようになったと感じました。
私はかつて、報連相はおろか言われたこともできずにいました。
しかし、インターンシップを続けていくうちに社会人の一員だという自覚が芽生え、自然と身についたのだと思います。
これも社会人のマナーとして当たり前ではありますが、当たり前ができていなかった私にとっては大きな成長です。
成長できた要因
成長できた要因は、周りの環境、特に上司の存在が大きかったと思います。
このインターンシップは入社2ヶ月目からチーム配属がされ、その上司の指揮のもと仕事を進めていきます。
私が配属されたチームでは結果を出すこともそうですが、人間として成長していくことも重視されていました。
当時非常に未熟だった私は、上司に色々指摘をいただいて少しずつ大人になっていくことができました。
今考えると、こんなに親身になって指摘してくれた人は学校の先生ですらいなかったと思います。
もし上司がいなかったら今自分はどんな非常識な人間だったんだろうと少し恐ろしいです。
感謝でいっぱいです。
今後挑戦したいこと
挑戦したいことは大きく2つあります。
1つ目は、この長期インターンシップでさらに結果をあげて部下を持つことです。
役職が上がっていくとチームリーダーという役職になって部下を持つことができます。
もちろん、役職を上げるためには個人の結果を残さなければいけません。
中には、私と同じ年で何人も部下を持っている人もいます。
すでに社員と変わらないような仕事を任されており、周りからの信頼も厚いです。
私も同じように部下を持って信頼される存在になっていきたいので、それに向けて頑張っていきます。
2つ目は就活です。
このインターンシップをやっていて、大手企業から内定をもらっている人も少なくありません。
このインターンシップの経験をしっかりと活かして、自分の能力をアピールしていきたいと思います。
自分が希望する企業に内定をいただけた時が、周りと差をつけられた証拠です。
就活で成功を収めたと胸を張って言えるように必ず成し遂げます。
インターンシップとは
私にとってインターンシップとは、成長と自信を手に入れることができる場所です。
実際にインターンシップに参加して、普通の学生生活を送るだけでは経験できないような職務を経験できました。
インターンシップを経験できたからこそ、人間的にも大人になっていくことができたと思います。
「自分も社会人としてやっていけるんだ」という自信が身につきました。
また、学生時代に営業成績という「数字で語れる成果」が得られただけでも他の学生との差を大きくできたでしょう。
もちろん、全ての人がインターンシップをやらなければならないとは思いません。
ただ、学生生活を成功させていると胸を張って言えない学生には是非参加してみてほしいです。