参加したインターン先企業名: 株式会社Step House
参加したインターン: 営業
名前: 諸星 裕一
大学名: 中央大学
学年(取材時): 大学3年生
大学1,2年生の頃はサークルやアルバイトに打ち込む、ごく普通な大学生活を送っていました。 しかし新型コロナウイルスの影響で、3年生に進級してからはサークルやアルバイトもできなくなり、授業もリモートになってしまいます。 大学に行くことも叶わず、家から出ない怠けた生活に一変したのです。 非常に退屈だったことをよく覚えています。
インターンシップを始めた理由は、就活のためというのが大きいです。 特別な理由があったわけではありません。 正直なところ、当初はインターンシップへの参加はあまり考えていませんでした。 というのも、長期インターンシップを経験した大学の先輩から「インターンシップ先で雑用みたいに扱われた」と話を聞いていたからです。 とはいえ就活への不安も拭い切れなかったため、長期インターンシップの媒体など改めて調べてみることにしました。 そこで目に留まったのは、実際にインターンに参加している学生のインタビュー記事です。 その記事で紹介されていた学生のほとんどが、仕事を楽しみながら成長を実感していました。 そこからインターンシップに参加したいという気持ちが高まり、勢いで応募することにしました。
成長したことは数えきれないほどあります。 その中でも、コミュニケーション力向上は一番大きい成長です。 営業のインターンシップということもあり、初対面のお客様と話す機会が非常に多くありました。 相手にわかりやすく伝えるためにはどのように言語化すればいいのか、話の構成など常に思考を巡らせることを意識しています。 また、マインド面でも大きな成長を感じています。 インターンシップを始める前は、自分に自信がありませんでした。 しかし、インターンシップの仲間たちはマインドが高い人が多いです。 それに引っ張られて自分のマインドも上げることができ、不安を感じることなく様々なことに挑戦するように変わりました。
コミュニケーション力やマインド面で成長を遂げられたのは、思考する回数が増えたことにあるでしょう。 お客様との会話を繰り返す度、どうすればさらなるアポイント獲得に繋がるのかなどをしっかり考えるようになりました。 そこで、自分自身の話が多くなってしまうという気づきを得ました。 営業は話す力も大切ですが、聞く力が何より重要視される仕事です。 日常から話を聞くようにするなど自分の意識が変わったことで、結果にも繋がるようになりました。 環境が変わることで、人として自分自身を変えることができたので、このインターンシップは私にとってかけがえのない経験です。
将来は、独立して自営業をしたいと考えています。 祖父も父も自営業を営んでいるということもあり、就職よりも独立して仕事をした方が性に合っていると考えるからです。 とはいえ、すぐに叶えられるほど簡単な道ではありません。 そのため、まずは厳しい環境で仕事をしながら勉強を重ねていきます。 また、自ら厳しい環境に身を置くのには理由があります。 困難なことが多いとは思いますが、それを乗り越えれば乗り越えるほど自信に繋がるからです。 その経験を糧に、独立を果たした後どんなことが待ち構えていたとしても乗り越えられるでしょう。 独立して生活していくために、今という時間を存分に使って頑張っていきます。
私にとってインターンシップとは「自己成長ができるサークル」のようなものです。 ここではインターンシップ生みんなの仲が良く、楽しみながら仕事に打ち込んでいます。 失敗をしたとしても周りの支えがあるからまた立ち上がることができ、重ねた失敗の数だけ改善もしていくことで成長にも繋がります。 当初、先輩の失敗談を聞いてインターンシップに対し良い印象を持っていなかったですが、実際に経験してみてそれも覆されました。 もちろん、インターンシップ先にもよるかもしれません。 ただ、少なくともこのインターンシップには先輩が言っていたことはひとつもありませんでした。 成長する仕組みも整っていて非常に良い環境です。 ぜひ皆さんも一歩踏み出してインターンシップに参加してみてください。 切磋琢磨できる仲間と今まで以上の自己成長が待っています。