石澤) 大手たばこメーカーで、アプリケーションを開発するプロジェクトを担当しています。また、新しい機能を持つサービスもプレゼン中です。 立山) 同じ大手たばこメーカーの仕事で、会員制サイトのUX面の改善を担当しています。既存のコンテンツについてお客様がどう思っているかインタビューで細かく調査してデータをまとめ、コンテンツを進化させていくプロジェクトです。
立山) 4カ月経ちました。インターンを選んだのは、ただバイトするよりもお金を貯めながら学べると良いと思ったから。インターンに興味を持ち始めて会社を探しているときに、人と関わる、人を助ける仕事として最初にコンサルタントが目に入り、「ここで勝負してみよう」と思ったんです。 石澤) 3カ月です。僕は、コンサルティングに興味があったわけではないんです。デザイン系の学科で、周りには就職するより自分たちで事業を立ち上げたいと考える人が多く、自分も起業に挑戦して中途半端に終わっていた段階でした。大学3年生で自分に足りていない力が分かり、新しいものをつくりたい、新しいアイデアを出したいと思っていたときに、実際のベンチャー企業でもっと学びたい、もっと叩き上げていきたいと、NODEを見付けて応募しました。
石澤) 新しいものをどんどんつくっていくNODEの方向性は、希望と完全にハマっていると感じます。ただ、レベルの高い仕事、考え方のレベルの高さに、入った当初は、何もできない、仲間内でやってきたことは意味がなかったのかと思うこともありました。これまでは机上の空論で、まず形にしてみる、いったんつくって被験者に当ててみる、そんな実行力がなかった。でも、全然足りていない力をあらためて確認できたおかげで「何を頑張ればいいのか」が明確になりましたね。 立山) 本当に「毎日が学び」だと一番感じます。1日に1個、絶対新しいことを学ぶと意気込んで来ましたが、自然に入ってくるんです。コンサルタントの業務を見たい、自分の力を試したいと入社したけれど、仕事以外の、姿勢や日常業務、心構えも学べているので、「一足早く新社会人やってます!」というスタンスです。
立山) ほぼ毎日です。大学生なので限られた時間の中でどれだけ仕事できるかが重要ですが、能力不足でできないからこそ、自己嫌悪になるし、考え込んでしまいます。人に頼るのも苦手で、時間をロスしたと思うことも多いです。 石澤) 同じ壁にぶつかりました。僕たちはシフト制なので、ずっとプロジェクトに入っている社員と違って、短時間でキャッチアップして業務に追いつく必要があります。最初は状況がつかめず、やっと追い付いたら仕事が終わるという繰り返し。大学があるので毎日シフトに入る訳にもいかず、苦しい時もありました。だけど「今やっている業務は、次のクライアントミーティングのために、ここまでのアプリケーションのUIを作りたいんだ」などと、その時点での目的を見定めて要所要所で理解できるようになってからは、実務ができるようになりました。
立山) 仕事しているのは大きなクライアントばかりなので、対企業という学生の内には経験できないことに刺激を受けています。インタビュー調査は、うまくいかないことばかりですが、チームで立てた仮説が当たっていたときの「次行けるね!」という喜びや、当たってないときの「改善だね!」っていう流れで、PDCAを回している実感があります。 石澤) 面白いのは、周りの方の視野がめちゃくちゃ広いこと。プロジェクトの中で迷っていることを相談した時に本当に幅広い視野でアドバイスしてくれて、「俺は石澤雄大としてしか物事を見ていなかった」と気付けました。 大学には大学の良さもあるけど、講義内でプレゼンしてもそこで終わりで、ビジネスにはなりません。本気でビジネスにつながり、その先のユーザーが最終的に面白い、幸せと思ってくれるようなサービスの提案に、少しでも貢献できているのは本当に嬉しいです。
石澤 ベンチャー企業に関心がありましたが、想像していたゆるい雰囲気ではなく、一人一人が自立心を持って自由にやりつつも、プロジェクトの中で一つのゴールをNODE全体としても共有して、みんな同じ方向で働いているのが良いなと思います。 立山) 向いている方向が本当にみんな一緒ですよね。プロジェクトを超えて相談しているのを聞くと、チームはあるけれどNODE全員で向かっていってると感じます。何より、方向性は一緒でもいろいろなやり方があるということ。多種多様で、日本なのに考え方はグローバルで、話していて楽しいです。仮説を立てるときの発想やものの見方がぶっ飛んでいると思うことも(笑)。 石澤) 社員さんを尊敬するのは、僕たちがコンサルティングの経験ゼロで仕事を教えてくれるとき、上から育てるという目線ではないんです。コンサルタント以外のことを学んできた人間として、僕たちのバックボーンを一人一人ちゃんと見てリスペクトしてくれている。何歳も年下の僕の意見も「それアリだな」「そんな発想もあるね」と否定せずにディスカッションしてくれる。僕自身、部活の後輩に対しても難しいだろうと思うことを、自然にコミュニケーションしてくれて、本当にすごいなと率直に思います。
立山) 自分が何か仕事をしたときに喜んでくれる人がいるとして、その人たちのために全力で取り組める社会人になりたいです。 NODEでは、クライアントやエンドユーザーが全てと言い切っていいほど、優先しているように感じたんです。ここでコンサルタントの仕事を経験したことで、もっとエンドユーザーに近い仕事がしたいと思うようになりました。実際にインタビュー調査をして、その人の考え方やダイレクトな反応を知った時の嬉しさがとても強くて。 石澤) 起業も就職も考えたけど、今ちょうど迷っています。自分の足りない力が見えた中で、院に進んでデザイン力を強化して、もっと学びたいと思うようにもなりました。 NODEに入社する前から、周りの人の生活をより幸せにしたい、面白いもの、新しいものをつくりたいというのが最終の目的なんです。いろいろな人間がいろいろな方向から和気あいあいと、同じ目標を見て進んでる雰囲気はすごく面白くて、ベンチャー企業でもっと学びたいとも思いますね。
石澤) デザイン学科には、もともと絵が好きという訳でもなく成り行きで入りました。だけどNODEのプロジェクトに入ったおかげで、自分が勉強してきたデザインが、想像していた何倍もの武器になって、NODEにも貢献できているし、結果的にクライアントやエンドユーザーにも貢献できているのが、率直に嬉しくて。せっかく今のプロジェクトにいる間は、UIデザイン、アプリケーションのデザインに焦点を置いて、自信を持って全体に意見を出せるくらいまで頑張りたいです。 立山) 実は私は今月でNODEをお休みすることにしたんです。インターンで働くことで、就職や将来の目標が見えてきて、よりエンドユーザーに近い仕事を目指したいと思うようになりました。休むことを後悔しないように、自分の強みを見付けてNODEで学んだことを生かして頑張りたいと思っています。