この企業で募集中の長期インターン

参加したインターン先企業名: 株式会社LITALICO
参加したインターン: エンジニア/プログラミング
名前: がっきー
大学名: 慶応義塾大学 理工学部情報工学科
学年(取材時): 大学4年生
大学では理工学部 情報工学科で学んでいます。 理系科目が昔から得意で、理論で説明してもらえるほうが納得できるタイプでした。 将来的にも需要がある仕事だと思ったのと、最初は「プログラミング=黒い画面に英語がいっぱい書いてあるのかっこいい!」という気持ちもありました(笑)。
音楽サークルでドラムをやっています。だから楽器の「がっきー」がクリエイターネームです。 他に単発のアルバイトもやったことはあるのですが、その日限りの関係をつくるよりも、中長期で人とかかわる仕事の方が私は向いているなと感じました。
同じ大学の情報工学科の学生は、高校時代から自分でもプログラミングをやってた人が多かったんですね。自分は、高校までは情報の授業でhtmlを触ってみようという課目をやったことがあるくらいで、正直大学の授業についていけるのか心配だったんです。 そのため、「初心者でもプログラミングを学べる」という条件でインターンを探していたところ、ワンダーを見つけました。1年次にまずは学校の授業をうけてみて、どれくらいアルバイトを入れられる余裕があるかを検討してから、夏前にインターン探しをスタートしました。 自動車免許の教習所の関係で、面接から少し後での入社になってしまったのですが、その点も柔軟に対応してもらえてありがたかったです。
HPを見てファシリティがカラフルで新しそうで、楽しく働けそうなイメージが強かったです。 また、働いている人が自分に近い年齢の学生さんが多そうだなと感じました。(実際そうでした!) 他の会社では、開発やコーディングなども業務に入ってくるエンジニア系のインターンだと、初心者だとやはり受け入れは難しいと聞きます。ワンダーはそのあたりは入ってから自身で学んでいく、という気持ちも汲んでくれました。 また、塾講師などの仕事をしている友達の話によると、学力の向上や受験なども意識しないといけないため、大変だと聞きます。ワンダーは受験に向けた勉強は基本対応しないので、あくまで「楽しく学べる」を大事に授業をしていくので、そこが魅力に感じています。
最初は、中目黒のLITALICO本社で対面で集まって研修をしてもらいました。同じ時期に入社した同期は、Scratchなどの経験のある人ばかりで…。当時は制限時間内に「おちものゲーム(上から物が落ちてくるゲーム)」を作る課題が出たのですが、周りはたくさんりんごを上から落とせているのに、自分は1個だけだったので…正直すごく悔しかったです。 実は、家に帰ってからもそのゲームの続きを自分で作って完成させました。単純に落ち込んで終わりにならなったのは、その場の先輩社員や周囲の雰囲気が「できたことをほめてくれる」感じだったからなのかな、と思います。 入社後も、配属先の川崎教室の先輩に見てもらった時に、頑張りを褒めてもらえたのもうれしかったですし、ものづくりがとにかく好きという社員さんが多いこともあって「ここ、こうしたらどう?」とアドバイスももらえました。普段から社員も自分の作品を見せあったりする文化もあって、すごく刺激になります。
ものづくりに夢中になるお子さんを見ていると、自分も作りたくなっちゃうんですよ!(笑) 今でも、自分のはまってるゲームをScratchで作ったりもします。休みの日は没頭して1日中やっていることもありますね。
入社当時、私はお子さんへのアドバイスをどんな風にしたらいいのか、すごく悩んでいた時期がありました。その日に目標としていたことを、お子さんができないということもあるのですが、そういう時に保護者さまへうまく伝えるのも苦手でした。 社員さんたちは「これが課題だと思う→こういう風に次から改善していきます、といった流れで的確に伝えられるので、それを見て、教えてもらいながら徐々に出来るようになってきました。 LITALICOワンダーでは、お子さんにあわせて授業方針を立てて個別に対応していく授業スタイルなので、保護者さまとの授業方針のすり合わせを対応することがあるのですが、最初はうまくできなかったのですが、信頼関係を築いていくうちに雑談も交えながら気軽に話せるようになりました。長く続けていくうちに、保護者さまとも、お子さんとも仲良くなれていくので、より関わることがやりがいになっていく仕事だと思います。
もともと、「自分も学びながら、お金を稼げたらラッキー」くらいに思っていたので、「働かされてる」という感覚が全然ないんですよね。職場、という感じよりも、自分も楽しい居場所という感じです。 LITALICOワンダーには、特性や個性のあるお子さんもたくさん通ってくれています。そういうお子さんの対応をするのが私はとても好きだと感じます。ワンダーに通って、何か新しいことができるようになった!と、お子さんの変化、成長が見られると、ご家庭と一緒に喜びを共有できる感じがします。 そういうのって、他のバイトにはない経験だなと思います。
担当しているお子さんの中に、「自分のできる範囲のことしかやらない!」ということで、授業で小さな失敗に対してもすぐに癇癪を起してしまう子がいました。 授業では、保護者さまとも相談し合いながら、クリアしやすい小さな課題を作り、それを一緒に乗り越えることからはじめていきました。「やりたくない!」と言われても、「もし失敗したら私のせいにしていいんだよ!、どこがダメだったのか一緒に考えてくれない?」といったかかわりを続けていきました。 失敗することも、成功することもあるよ。失敗しても大丈夫なんだよ、と少しずつ理解すれば、少し難しいことにもチャレンジする気持ちが生まれていくのかなと考えたためです。 LITALICOワンダーでは子どもたちの発表会(ワンダーメイクフェス)が年に2回開催されているのですが、おうちで新年の目標を立てるときに「フェスに出る!」って自分から言ってくれたようなんです! 気持ちの面で変化があったんでしょうか。まだ具体的な準備はこれからですが、彼がいつか自分の作品を発表するために登壇する日がとても楽しみです。
普段の生活で、ちょっと変わってるかも、と思う人と出会っても、ワンダーで特性に関する学びがあるので、「この人はこういう性格の特徴があって、こんなところが苦手なのかな」と捉える感覚になれています。周囲の人に対しての視野が広くなったし、自分とはタイプが違う人も含めて、いろんな人と仲良くなりたいなという気持ちが芽生えたのもこの仕事をしているからだなと。 ワンダーは、単に授業をするだけでなく、学生の立場でもいろんなことを任せてもらえる環境でもあります。私自身は、場面緘黙(特定の場面で言葉を発するのが難しい)の子のために、お友達と仲良くなるきっかけにしてもらえるよう「プロフィール帳」を自作で作ったり、先生にヘルプを出すのが苦手な子のために、「ヘルプカード」を作ったり、難しいコードにチャレンジする子のために、かんたんなコードとの対応表を作ったりしました。自分が向き合っているお子さんに必要なツールや教材がなければ、学生スタッフであっても作ってみるということもできます。 社員さんと一緒に教室をよりよくしていくことにも非常にやりがいに感じているので、今後も自分から工夫できるところはどんどん提案していきたいなと思います。