長期インターンシップを有益なものにするための心がけとは

将来の就職活動を見越して、インターンシップを検討している大学生も少なくないでしょう。就活というのはある意味、これまでの大学生活の集大成のようなものです。今まで取り組んできた活動や、学んできた知識が試される場でもありますから、できる限り多くの武器を持ってのぞみたいのは当然ですよね。

 

では、多くの大学生から支持されているインターンを、より効果的に、有益なものにしていくためには、どのような心がけが必要になるのでしょうか。どんな人でも平等に過ぎていってしまうのが時間です。限られた時間の中で、少しでも多くの学びを得ていくために、持っておくべきインターンでの心がけについて解説していきます。

 

インターンとは何?その目的とは

 

長期インターンってそもそもどんなもの?

まずはそもそも長期インターンというのがどういったものなのかを解説していきましょう。名前やおおよそのイメージはつかめていても、具体的に何をするのか、短期インターンとは何が違うのか、はっきりとした答えを持てていない人も多いはずです。

 

基礎をしっかり理解することで、長期インターンに参加する意義を改めて確認してみてください。

 

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企業での実務体験を通して社会を学ぶ

インターンとは、一言でいってしまえば、企業内で行う仕事体験です。アルバイトとは違い、社員の一員として、そこで働く先輩たちと同等の仕事をしていくことで、その会社で働く楽しさややりがい、厳しさや大変さを学ぶための制度です。

 

それぞれの会社はどんな雰囲気や風土を持っていて、それぞれの仕事はどんなことを業務として行い、どんなスキルや知識が求められるのか。自分自身の実体験を通して直接学ぶことができる、いわば社会人になるための予行演習と言えるでしょう。

 

元々自分が興味のある仕事をより詳しく具体的なイメージにするために参加するのはもちろん、全く知らなかった分野を新たに開拓し、視野を広げていくために利用することもできます。

 

体験することでますます志望動機が高まるケースもあれば、逆に自分には向いていない、他の業界を狙おうと思うケースもあるでしょう。どちらに転んでも、インターンシップに参加したからこそ得られた貴重な学びであることに違いはありません。今後のキャリアを考える時の指標として、インターンは活用していくことができるのです。

 

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長期インターンはより実践的にスキルを磨ける

そんなインターンには大きく分けて、短期インターンと長期インターンの2種類があります。名前が示す通り、その参加日数の差が一番の違いです。短期インターンの場合は1day~1週間程度、長期インターンの場合は数ヶ月~無期限という期間の中で研修を行っていきます。

 

言わずもがな、実習参加期間が長くなればなるほど、学べる量というのは大きくなるものです。またアルバイトとは違い、社員として経験を積んでいくことになりますから、長くやればやるほど、新しい仕事にチャレンジさせてもらえるチャンスも増えますから、倍々ゲームのように学べる知識やスキルも増えていくでしょう。

 

短期インターンでももちろんある程度の知識やスキルを身につけることはできますし、期間が短い分色んな会社のインターンシップに参加して、比較検討ができるというメリットもあります。しかしやはり時間的な制約がある分、長期のものに比べると内容の濃度はどうしても薄まります。

 

社員と同等の扱いをされるインターン生として、半年1年と経験を積んで行けば、それはもはや立派な職務経歴として語れるレベルになるはずです。そうなればあなたは、新入社員でありながら即戦力という、とても珍しい貴重な能力の持ち主として、必ずや就活で有利になれるでしょう。

 

就職する前から手に職がついている状態になれる。これは長期インターン経験者だからこそ得られるメリットなのです。

 

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長期インターンシップを有益なものにするために

それではここからは、その長期インターンシップの経験をより有意義なものにしていくための心がけについて見て行きましょう。参加するだけでも十分に価値があることに間違いはありませんが、やはりより高い意識でのぞんだ方が、学びの質と量も大きくなるもの。

 

同じ時間を使うのですから、より多くのものを得ていけるように、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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インターン参加の目的をしっかり定める

まず大切なのが、そもそもなぜインターンに参加しようと思ったのか、その目的をはっきりさせることが大切です。「友達が参加すると言っているから」「就活に有利と聞いたから」といった周りに流されたような理由では、本来の力を発揮することはできません。

 

前述したように、将来この仕事にチャレンジしたいと思っているからこそ、このスキルとあのスキルを身につけるために参加する、といったものや、逆に全く知らない業界や仕事だからこそ、直接体験してみて、その魅力を確認してみたい、というような、明確な意志を持って参加をするようにしましょう。

 

そうすれば、そもそもどこのインターンシップに行けば良いのか、といったことで迷う必要もなくなりますし、インターン終了後の達成感もとても大きなものになるのは間違いありません。そして、ちゃんとした目的の元に得られた経験は、必ず就活本番でも有利に働いてくれます。

 

なぜインターンに参加するのか。まずは自分で納得できる答えが見つかるまで、考えを深掘りしていくのを忘れないようにしてください。

 

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たくさんの情報を得るため、自分から積極的に動く

参加の目的が定まれば、つぎは実習本番での動き方に意識を向けましょう。インターン生とはいえ、言われたことを何となくこなしているだけでは、得るものも少ないですし、そもそも楽しいと思えません。

 

できるだけ色んな仕事の側面を見られるように、自分から積極的にチャレンジしていくようにしましょう。邪魔にならない範囲で、先輩や上司に色々と質問するのも良いでしょう。そうすることで、その会社で働く魅力というのがより具体的にわかるようになりますし、会社の雰囲気や人間関係といった、外からではわからない情報を得ることにも繋がります。

 

いざ社会人になってしまうと、仕事は向こうからやって来てはくれません。自分で仕事を生み出し、それをこなして成果を上げることが求められます。だからこそインターンシップのタイミングから、主体的に仕事を取りに行くということになれておくことが大切なのです。

 

そこはインターン生であるということをうまく利用しましょう。あくまでも研修生なのですから、失敗したって良いのです。ぜひ色々なことに積極的にチャレンジしてみてくださいね。

 

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まとめ

長期インターンシップは期間が長い分、得られる知識やスキルが非常に多く、就活に有利になることは間違いありません。しかし一方で、ちゃんとした目的意識もなく、なんとなくで参加してしまっては、貴重な時間を無駄にしたというダメージも大きく返ってくることになるでしょう。

 

まずは自分が何のためにインターンに参加するのか、その目的をはっきりさせるところから始めましょう。いわばそこが、就職活動のスタート地点とも言えます。そして目的が決まれば、あとはとにかく行動。自分で体験することより、学びの大きなものは存在しません。

 

インターン生という恵まれた立場を最大限に活かし、色々なことにチャレンジしてみてください。そして極論、失敗をしまくってください。そうすることで、より深い学びを得ることができるはずです。

 

その学びがあなた自身の人間的な深みとなって、見る人の印象もグッと良くなりますよ。

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