数々の美味しいお菓子を生み出してきた「明治グループ」。
明治乳業・明治製菓の2つの有名企業を持つグループで、牛乳、ヨーグルト、チョコレート菓子など就活生にとって馴染みの深いものの多くを扱っています。
明治グループも就活生にとって大人気の企業の一つです。今日はそんな明治グループの紹介をしていきたいと思います。
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この記事の目次
明治グループとは?食品事業と薬品事業の二足のわらじ
明治グループについて詳しく見ていく前に、明治グループがどんな事業をしているのかを見てみましょう。
就活生のみなさんも明治グループがお菓子を作っている企業だということはご存じだと思いますが、お菓子以外にどんな事業をしていると思いますか?
明治グループは正式に、明治ホールディングスという名前の会社です。明治ホールディングは
- 皆さんがよく知っているお菓子を扱う、「株式会社 明治」
- ちょっぴり意外!?医薬品や農薬を扱う、「Meiji Seika ファルマ 株式会社」
を子会社として持っています。
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大学生もよく知っている「株式会社 明治」
明治グループの食品事業を担う企業です。
牛乳、飲料、デザート、チーズ、アイス、菓子、栄養食品など、、、お菓子だけではなく、食品を扱う幅広い分野で活躍しています。
「ブルガリアヨーグルト」や「おいしい牛乳」、「スーパーカップ」などは大学生の皆さんもご存じなのではないでしょうか?
そんな明治、現在は中国や東南アジア、アメリカに対しても積極的に食品事業を展開しています。
意外や意外!薬品事業を行う「Meiji Seika ファルマ株式会社」
就活生のみなさんには馴染みないかもしれませんが、明治グループの薬品部門を担っている企業です。
感染症治療薬、中枢神経系疾患治療薬、ジェネリック医薬品の3つの柱を軸に国際展開を目指しています。
また、人間相手の薬だけでなく、動物に対する薬の開発も行っています。
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日本の食品業界 気になる売上ランキングは?
そんな薬品業も手掛けている明治グループですが、なんといっても売り上げの多くは食品分野が担っています。
明治グループについてさらに詳しく見ていく前に、日本の食品業界がどんな業界なのかを見てみましょう。
業界動向Serch.comさんの調査によると、
- 業界規模 19兆2940億円
- 伸び率 4.2%
- 平均年収 585万円
というデータがあります。消費者の生活に必要不可欠な業界ということもあり、業界規模も大きいですし、業績も極めて安定しています。
更に食品業界の売上ランキングはこちらです。(業界動向Serch.com調べ)
5位 マルハニチロ 8848億円
4位 山崎製パン 1兆0271億円
3位 味の素 1兆1859億円
2位 明治HD 1兆2237億円
1位 日本ハム 1兆2407億円
明治グループは堂々の第2位に輝きました。
明治グループが日本の食品業界を引っ張る存在ということが分かりました。
明治グループの企業概要!100年の歴史を誇る明治
では食品業界のことと、明治グループが日本の食品業界を牽引する企業だということが分かったところで、明治グループを詳しく見ていきましょう。
まず、こちらが明治グループの企業概要です。
名称 | 明治ホールディングス株式会社 |
設立 | 2009年4月1日 |
代表取締役社長 | 松尾 正彦 |
本社所在地 | 〒104-0031 東京都中央区京橋ニ丁目4番16号 |
従業員数 | 16,726人 |
明治ホールディング自体の歴史は比較的新しいのですが、明治製菓の前身となる「東京菓子株式会社」は1916年に設立されました。今から100年前ですね。
それから「明治」という名前が付いたのは1920年のことです。元々乳製品を扱う企業でした。
それから有名な「チョコレート」を製造し始めたのは1926年。日本初めてのスナック菓子を作ったのも明治で実は就活生の皆さんが大好きな「カール」なんです。
それからヨーグルト、スナック菓子、流動食、冷凍食品など様々な食品分野を手掛けて明治は大きくなっていきました。
薬品事業を始めた歴史も意外にも古く、1946年、研究部門が発足しています。ペニシリンの製造や抗生物質の研究から始まりました。
最終的に2009年、明治ホールディングが設立、明治製菓と明治乳業が経営統合することなりました。先ほど説明した、食品事業と薬品事業に分かれたのは2011年のグループ内事業再編の時です。
今では海外26拠点、連結従業員16726人に上る大企業に成長しました。100年をかけて、様々な分野に挑戦することで今の業績を誇っているんですね。
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明治グループの特徴!チャレンジ精神あふれる企業
ここまで一緒に明治グループを見てきましたが、事業や企業の歴史、規模以上に社風や福利厚生などが気になる就活生も多いですよね。
明治グループの社風は「チャレンジ精神があふれている」と言われています。
食品業界は安定志向が多いと言われていますが、明治グループは挑戦的で若い社員に仕事を積極的に任せるようです。風通しも良いようで、積極的に意見を飛び交う環境があると言われています。
また大企業ということもあり、福利厚生もかなりそろっています。社内貸与、社宅貸与、住宅支援などを始めとして育児休暇や介護休暇などもあるんですよ!女性も安心して働けそうですよね。
また休日もしっかりしていて、無理に働くことのない環境は食品業界の特徴を表しているとも言えます。
教育制度もさまざまな座学研修や現場研修があります。部署に異動するたびにOJTなども行われるようで、安心できますね。
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明治グループってどんな就活生を求めてるの?
ここまで明治グループを一緒に見てきましたが、明治グループを魅力的に思った学生も多いのではないでしょうか?
明治グループに入社するために必要なのはやっぱり「明治グループがどんな人材を求めているのか」を知ることですよね。
採用ページを元に明治グループがどんな人材を必要としているのか見てみましょう!
明治グループのスローガンは、
「明日をもっとおいしく」
で、明治グループの「おいしさ・楽しさ・健康・安心」の世界で私たちの日々の生活に貢献したい思いが詰まっています。
求める人材としては、
- チャレンジ精神
- 多様性
が溢れる人材を求めています。「自ら課題を設定し、やりぬく人材」です。問題意識を自ら発見し、挑戦、行動してきた人材を求めているといえそうですね。
また、「多様性」という面では多種多様な個性を持ち、積極的に意見をぶつけることが求められています。
気になる選考フローって?
明治グループからプレエントリーをすることが出来ますが、「株式会社 明治」と「Meiji Seika ファルマ株式会社」の選考フローは別々ですので、お気を付けください。(2018年度採用情報)
明治の方は応募書類を提出し、その後書類選考、適性検査受験、選考会、と続いていきます。
一方のMeiji Seikaでは応募書類を提出すると共に、先に適性検査を受検します。その後書類選考、選考会と続きます。
また、Meiji Seikaの場合は医薬品業界になるので、技術系と営業系に分かれます。営業系は医薬品を扱うMRなどが主な業務ですね。
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日本の食品業界を牽引する挑戦的な企業、明治グループ
明治グループの企業研究、いかがでしたでしょうか?
日本の食品業界を引っ張る存在である明治グループ。食品だけでなく薬品分野でも活躍していることは意外でしたね。
また、大企業ということもあり、福利厚生や教育制度が整っている一方で、チャレンジ精神を忘れず、若手に仕事を任せるという点も魅力的ですよね。
事業内容や規模だけでなく、福利厚生や社風、教育制度などに重きを置いて企業研究していくことも大事かもしれません。
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