サントリーグループの企業研究!食品業界の特徴や求める人材は?

サントリーグループというと、就活生はどんなイメージを持ちますか?

やはり「飲み物」のイメージが大学生にとっては強いのではないでしょうか?

そんなサントリーグループは、飲料水はもちろん外食や健康食品事業にも携わり、

海外への事業展開でも活躍している有名大企業。

今日は就活生にも大人気のそんなサントリーグループについて紹介したいと思います。

食品業界とは?

はてな

食品業界といっても様々な会社があることを皆さんは知っていますか?

サントリーグループのような飲料を代表する企業はもちろん、

菓子類や調味料類など、その事業も幅広く、様々です。

業界動向Serch.comさんの調査によると、

その業界規模は19兆2940億円と大きく、伸び率も安定しています。

さすが、生活に欠かせない「食品」を扱っている業界だと言えます。

 

 

食品業界の特徴

ではここで日本の食品業界全体の特徴について紹介したいと思います。

まず、安定性です。

すでに紹介した通り、日本の食品業界は「食品」という必要不可欠品を扱っていることから安定業界だと言えます。

景気が変化しても、一定の業界規模を保ち続けることができると考えられています。

次に、社風です。

他業界に対して、あまり残業が少ないことが特徴の食品業界。

年功序列の考え方が根強く、穏やかで風通しの良い社風であると言われています。

最後に、年収面です。

あまり高給取りのイメージのない食品業界ですが、

働いている時間に対して、年収が高いと言われているのがこの業界。

「あまり働き過ぎず、でもある程度のお金はほしい」という人にはまさにぴったりな業界だと言えます。

 

しかし一方で、他業界と同じように国内の人口減少に悩まされているという一面を持つ食品業界。

今後はグローバルな活躍がカギとなるようです。

 

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サントリーグループとは

仕事風景

それでは本題のサントリーグループについて見ていきましょう。

サントリーグループの企業概要はこちらです。

会社名サントリーホールディングス株式会社
代表取締役会長佐治 信忠
代表取締役社長新浪 剛史
所在地

本社(大阪オフィス)

〒530-8203 
大阪市北区堂島浜2-1-40
06-6346-1131(代表)

サントリーワールドヘッドクォーターズ〒135-8631 
東京都港区台場2-3-3
03-5579-1000(代表)
創業1899年
設立2009年2月16日
事業内容グループ全体の経営戦略の策定・推進、およびコーポレート機能
グループ会社321社(2016年12月31日現在)
従業員数38,013人(2016年12月31日現在)

グループ会社321社、従業員数38013人は圧巻の数字ですね。

就活生の皆さんも驚いたかもしれませんが、本社は東京ではなく、大阪です。

長い歴史を持つサントリーグループは、創業者の鳥井信治郎さんが大阪でぶとう酒の製造販売をするところから始まりました。

グループ企業の多さにはびっくりしたかもしれませんが、

日本には82社、アジア・オセアニアに79社、アメリカに54社、ヨーロッパに106社持っています。

従業員もそれに応じて世界各国に広がっています。

あまり印象はないかもしれませんが、いかにサントリーグループがグローバルな活躍をしているかが分かりますね。

また売上面でも日本の食品業界に貢献しているサントリーグループ。

日本の食品業界売上ランキング(Ullet調査)によると、

 

5位 明治ホールディング

4位 サントリー食品インターナショナル

3位 アサヒグループホールデリングス

2位 キリンホールディングス

1位 日本たばこ産業

 

と、見事サントリーグループの子会社であるサントリー食品インターナショナルが4位にランクインしています。

サントリーグループ全体として考えれば、いかに大きいグループであるかが分かりますね。

 

食品業界の業界研究!企業ランキングと仕事内容とは?

 

サントリーグループの仕事

握手

それでは具体的にサントリーグループがどのような仕事をしているのかを紹介したいと思います。

サントリーグループの売上の53%は食品、その大体が飲料で、

残りの37%が酒類(ウイスキーやビール)、10%がその他の事業です。

サントリーグループでは特に研究開発に力を入れていて、

「研究開発こそがメーカーの命」という考えを持っています。

安全安心を徹底することや、おいしさを追求すること、

原料の研究や、加工技術など、研究者を非常に大事にしている印象があります。

そういった面では理系が活躍しやすい現場である、と言えるかもしれません。

 

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サントリーグループで出来ること

入社したらどんな仕事ができるんだろう?気になりますよね。

サントリーグループにには主に、ビジネス部門 財務経理部門 生産研究部門の3つが存在します。

  • ビジネス部門

ビジネス部門は営業から原料調達、グローバル戦略まで幅広い業務を担当しています。

営業としてスーパーや量販店に自社の商品をアピールすることもありますし、

原料部として、出来るだけ安全に、安定的な原料調達を目指すことも仕事です。

また、グローバル展開の多いサントリーグループの「グローバル戦略」を担っているのもビジネス部門だと言えます。

  • 財務経理部門

どこの企業にもある財務経理部門ですが、

サントリーグループの財務経理は規模が大きく、グローバルというのが特徴です。

世界中にある321社という大きな数の財務経理をする責任は大きく、やりがいも大きいと言えるでしょう。

  • 生産管理部門

生産管理部門では、製品のマーケティングから実際に技術を用いて製品を完成させるまでの仕事を行っています。

加工技術や生産技術を発展していくことを通して、

サントリーグループの大事にしている、「安全安心」のコンセプトはこの部門によって守っています。

また実際の飲料だけでなく、ペットボトル等の飲料に関連した製品の開発も積極的に行っています。

 

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サントリーグループの求める人材

スーツ

サントリーグループのことが分かってきましたでしょうか?

「サントリーグループに興味が出てきた!」という学生も多いのではないでしょうか?

それでは来年に迫る就職活動に向けて、サントリーグループがどんな人材を求めているのか、という点を見ていきましょう。

サントリーグループの採用ページを見ると、そのコンセプトとして「やってみなはれ」が掲げられています。

このコンセプトはサントリーグループの事業の根底にある開拓者精神とチャレンジ精神を表したものです。

また、サントリーグループ代表取締役の新浪 剛さんが語った重要なこととして、

  1. 最後までやり抜いて結果を出すこと
  2. One Suntoryで挑戦し続けること
  3. ダイバーシティ経営が必要

が挙げられています。

「最後までやり抜いて結果を出すこと」について、新浪さんは

「チャレンジ精神」だけではなく、挑戦し続け、最後までやり抜くこと、そして結果を出すことの重要性を語っています。

「One Suntoryで挑戦し続けること」という部分では、

一人一人の能力を上げながらも、チームの一員として働いていることを忘れないことが重要だと話しています。

最後の「ダイバーシティ―経営が必要」という点では、

サントリーグループはこれからもグローバルに活躍し続けるために視野を広く持つことの必要性を語っています。

以上のことから、「最後までやり抜いて結果を出した経験」や、「チームの一員として活躍した経験」、国際性をアピールすることがいいかもしれませんね。

 

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最後に

アイデア

サントリーグループの企業研究いかがでしたでしょうか?

食品業界としていかにグローバルに活躍しているかが分かっていただけたと思います。

食品業界全体が「安定的」で「穏やか」だと言われているのに反して、

サントリーグループは「チャレンジ精神」や「開拓者精神」を大事にしている企業だと言えそうです。

「安定的な業界で、でも大胆にチャレンジしたい!」という人にはぴったりな企業かもしれません。

 

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