日進月歩の進化を遂げるIT・Web業界。
長期インターンの求人数も非常に多いWeb・IT業界のインターンシップに参加すると、聞きなれない専門用語を多数耳にすることになるでしょう。
もちろんインターンでは専門用語を教えてもらえることになりますが、それらの用語を事前に正しく理解しておくことで、スムーズに仕事に取り組めるようになります。
ここでは、IT・Web業界の長期実践型インターンに参加する学生が、最低限おさえておくべきWebマーケティング用語を9つご紹介します。
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この記事の目次
IT業界のインターン生必見!頻出Webマーケティング用語9選
Webマーケティングの技術は日々進歩しているので、毎日のように新しい専門用語が誕生します。最新のトレンドを理解してインターンに取り組むためには、これらの用語をどんどん習得していかなければなりません。
ここからは、IT・Web業界の現場で頻出する基本中の基本であるWebマーケティング用語をご紹介します。
ここで紹介した用語をしっかりと覚えておけば、IT・Web業界のインターンでうまくスタートダッシュを切れるはず。また、新しいWebマーケティング用語もしっかりとアンテナをはって覚えていきましょう。
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1.リスティング広告
リスティング広告とはWebプロモーションの一種で、GoogleやYahoo!の検索結果画面にテキスト形式で表示させるクリック課金型広告のこと。PPC(Pay Per Click)広告とも呼ばれます。
検索結果画面の上部や下部、右側に「PR」や「広告」という表示とともに表示され、通常の検索結果よりも目立つ場所に掲載されます。
そのため、検索結果で上位表示を狙いにくいキーワードでもリスティング広告を出稿すれば、ユーザーの目に触れやすい場所に自分のサイトへのリンクを掲載することが可能になります。
リスティング広告などWebプロモーションの表示回数は「インプレッション」と言い、Impと略されることもあります。クリック課金型以外にも、インプレッション回数によって課金される「インプレッション保証型広告」というのもあります。
また、リスティング広告は主にGoogleが提供する「Google AdWords」と、Yahoo!が提供する「Yahoo!プロモーション広告」の2種類があり、それぞれの検索結果画面に広告を出稿することができます。
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2.ディスプレイ広告
ディスプレイ広告もWebプロモーションの一種で、ブログなどのサイト上で主にバナー画像形式で表示される広告のこと。
ユーザーが一度訪問したサイトへの再訪問を促す「リスティング広告」や、ユーザーの閲覧履歴から興味関心を推測して似たジャンルの広告を表示する「コンテンツターゲット」など、様々な手法があります。
ディスプレイ広告は主にGoogleが提供する「GDN」と、Yahoo!が提供する「YDN」の2種類があり、それぞれと提携したサイト上に広告を出稿することができます。
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3.SEO
SEO(Search Engine Optimization)とは検索エンジン最適化のことで、GoogleやYahoo!などの検索結果で自分のサイトを上位に表示させるための対策のことを指します。
サイトはHTMLやcss、java scriptなどのプログラミング言語で構成されていますが、それらを検索エンジンが読み込みやすい文法で表記したり、検索結果で上位に表示させたいキーワードをサイト上で多めに記載することで、検索エンジンがそのキーワードに関するページだと認識しやすくしたりすることで、SEO対策を行います。
リスティング広告ではなく、通常の検索結果からサイトに流入することを「オーガニック検索(自然検索)」と言います。
SEOは検索エンジンに評価されることも大切ですが、それ以上にユーザーにとって役に立つ情報を提供しているかどうかが重要になります。
SEOも、日々新しい情報がリリースされているので、定期的にチェックしてトレンドをおさえるようにしましょう。
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4.ランディングページ(LP)
ランディングページとは、リスティング広告やディスプレイ広告、自然検索から流入したユーザーが最初に閲覧することになるページのこと。
一般的には、Webプロモーションからの流入用に準備する、商品やサービスを紹介した縦に長い1枚もののページを指します。
Webプロモーションの効率をさらに高めるために、ランディングページの内容や構成を改善する施策を「ランディングページ最適化(LPO)」と言います。
画面で最初に表示されるファーストビューのコピーや写真を変更したり、会員登録や購買につながるボタンの位置を変更したりして、ランディングページ経由の成約率を高めていきます。
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5.アクセス解析
アクセス解析とは、サイトへの訪問数やユーザーの動きなど、ツールを用いてサイトのアクセス状況を分析すること。
最も一般的に利用されているアクセス解析ツールは「Google Analytics(アナリティクス)」で、Google AdWordsやGDNとも連携でき、無料で高度な分析が可能になります。
アクセス解析でよく見られる指標は、ページの閲覧数である「ページビュー」やサイトに訪れたユーザーの人数である「ユニークユーザー」、サイトに訪れたユーザーがすぐに別のサイトに移動してしまった割合を示す「直帰率」などがあります。
IT・Web業界では、これらの指標で悪い数値を示すページを分析し、数値を改善するためにPDCAを回していくことになります。
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6.コンバージョン
コンバージョン(Conversion)とは、サイトで獲得できる最終的な成果のことで、CVとも略されます。
会員登録や購買、問い合わせなど、業界やサイトの種類によってコンバージョンのポイントは様々。
就活サイトのように、会員登録してから企業にエントリーする形式であれば、「会員登録」と「エントリー」の2か所がコンバージョンのポイントとなります。
コンバージョンは数と率で算出します。「コンバージョン数」は単純な成約数、「コンバージョン率(コンバージョンレート/CVR)」は訪問数に対するコンバージョン数の割合のこと。
例えば、70回アクセスがあったページで7件のコンバージョン数が発生したとします。この場合、コンバージョン数は7で、コンバージョン率は70回÷7件=10%となります。
WebプロモーションもSEO対策もアクセス解析も、すべてこのコンバージョンを高めるために行います。
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7.CPA
CPA(Cost Per Acquisition)とは、コンバージョン1件あたりにかかった広告費用のことで、「広告費用÷コンバージョン数」で算出します。
例えば、リスティング広告の費用が5,000円で獲得できたコンバージョン数が5件の場合、CPAは5,000円÷5件=1,000円となります。
CPAが安いほど効率的に広告を運用できていることになるので、CPAを下げるためにランディングページや広告内容を改善していきます。
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8.CTA
CTA(Call To Action)とは、サイト訪問者を具体的な行動に誘導すること。会員登録ボタンや資料請求ボタンなど、コンバージョンにつながるリンクがこれにあたります。
CTAをどのようなテキストや色にするかによって、コンバージョン率は大きく異なってきます。
CTAを改善した後、アクセス解析で数値が向上しているかを確認することで、サイトのPDCAを回していきます。
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9.UI・UX
UIとはユーザーインターフェース(User Interface)の略で、サイトの使いやすさを意味します。
ユーザーが調べたい情報にすぐに到達できたり、情報入力フォームをスムーズに操作できたりなど、直感的に理解して操作できるサイトUIにすることで、ユーザー満足度を高めてコンバージョンにつなげることができます。
UXとはユーザーエクスペリエンス(User Experience)の略で、ユーザーがサイトを利用した時の体験や、その体験によってどのような満足を得られるか、といったことを意味します。
UXの良いサイトはユーザーからの評価が高くなり、口コミなどでより多くのユーザーに利用されやすくなります。
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まとめ
Webマーケティング用語は、見慣れない言葉ばかりではじめは面食らってしまうでしょう。
しかし、どのような用語があるのかを把握して、IT・Web業界の長期インターンで実践的に使用していけば、あっという間に理解を深めることができます。
長期有給インターンではWebマーケティング用語を使いこなして、先輩・上司に認めてもらい、評価されるように頑張りましょう!
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