ゲーム業界は、日本が世界に誇ることのできる業界の一つです。
世界中で日本のゲームメーカーの名前が知られていますね。
現に「ゲームが大好き」なんていう大学生も多いのではないでしょうか?
ゲーム好きにとってゲーム業界はまさにぴったりな業界。
今日はそんなゲーム業界について色々な面からまとめてみました。
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ゲーム業界を支える三つのゲーム産業って?
私たち大学生が子供の頃はゲーム最盛期。みなさんにとってもゲームは親しみやすい存在ですよね。
しかしゲームに親しみやすさがある一方で、ゲーム業界自体のことはあまりよく知られていないのではないでしょうか?
そんな大学生の皆さんのためにゲーム業界とはどんな業界なのかを紹介したいと思います。
ゲーム業界といっても様々な種類のゲームがあり、それぞれの産業があります。
- 家庭用ゲーム業界
- オンラインゲーム業界
- スマホゲーム業界
この3つが主なゲーム業界です。
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家庭用ゲームについて
一つ目の家庭用ゲーム業界では、ニンテンドーDSやプレステーション、Wiiなどのゲーム機器が存在し、個々のソフトを使って遊ぶスタイルが主流です。
後々詳しく紹介しますが、会社で言うと任天堂やSONYが家庭用ゲーム機で有名な会社です。
スマホゲームの台頭等で家庭用ゲーム業界は一度衰退したかに思われましたが、Nintendo SwitchやPS4の売れ行きがよく、また盛り上がってきていると考えられています。
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オンラインゲームについて
二つ目のオンラインゲーム業界は元々海外で大人気の業界で、現在日本でも大きくなっている業界です。
特徴として、パソコンを用い、オンライン上で他のユーザーと繋がり、一緒にゲームをすることが可能です。
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スマホゲームについて
三つ目のスマホゲーム業界は、スマートフォンの台頭で生まれた業界で、名前の通りスマートフォンを使用するゲーム産業です。
就活生の皆さんも聞いたことがあるだろうパズドラやモンストはスマホゲームとして大人気ですね。
このように一概にゲーム産業と言っても様々な種類があります。それぞれがお互いに関係しあって存在しているのがゲーム業界といえます。
現在は1の家庭用ゲーム業界と3のスマホゲーム業界が提携を組んだり、一つの会社が1~3のすべての業界に参入する、など転換期にあると言えます。
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ゲーム業界にどんな企業があるのか知りたい!
ではそんなゲーム業界ですが、具体的にどんな企業が存在しているのでしょうか?
ここでは先ほど紹介したゲーム産業ごとの有名企業と気になる平均年収も一緒に紹介したいと思います。(2017/3 有価証券報告書参照)
家庭用ゲーム産業① 任天堂
世界中に名前が知られている任天堂は、就活生の皆さんもご存じではないでしょうか。
「ファミコン」から始まり、「DS」や「Wii」など家庭用ゲームの王者的存在だという声も多く、家庭用ゲームだけで見ると1位の売上を誇っています。
皆さんも一度は遊んだことのあるニンテンドーDSは1億5,402万台売れ、ソフトはなんと9億4,859万本売れています。
それから少し業績を落としていましたが、平成27年にディー・エヌ・エーと提携。まさに任天堂は現在、転換期を迎えていると言えます。
そのまま家庭用ゲームは落ち込んでしまうかと思われましたが、そんな中大ヒットとなったNintendo Switch。予約を取るのも大変な人気ぶりで、日本だけでなく、米大陸を中心に海外でも売れ行き好調。
2017年3月に発売を開始し、まだ一年も経っていませんが、763万台を売り上げています。ソフトにいたっては2748万本です。
気になる任天堂の平均年収は928万円でした。( 連続勤続年数13.9年 平均年齢 38.3歳)
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家庭用ゲーム産業② SONY
あまりゲーム業界の印象がないソニーですが、企業全体の売上はゲーム業界で第一位に輝いています。
「え?ソニーってゲーム業界なの?」と疑問に思った大学生も多いと思います。ソニーといえば、テレビやオーディオ、カメラのイメージが強いですよね。
事実、ソニーの売上の大きな部分を他事業で占めていますが、ソニーは皆さんにも親しみやすい「プレステーション」を生んだ会社です。
現在出ているPS4も累積6040万台売れています。
また、ヴァーチャルリアリティゲーム開発などを積極的に行っています。
気になるソニーの平均年収は910万円でした。(連続勤続年数18年 平均年齢 43.1歳)
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家庭用ゲーム産業③ バンダイナムコHD
バンダイナムコHDは、玩具や模型の作成から、ゲームの企画や開発、映像音楽のプロデュースまで行ってしまう、エンタテイメントを詰め込んだような会社です!
子供用おもちゃの最大手でもあります。
気になるバンダイナムコHDの平均年収は1354万円でした。( 連続勤続年数18.3年 平均年齢 46.2歳)
家庭用ゲーム業界④ スクウェア・エニックス・HD
スクウェア・エニックスHDは、デジタルエンタテイメントで人気を博している会社です。
就活生も大好きな「ドラゴンクエスト」はこの会社から出ているんですよ!知っていましたか?
勿論それだけではなく、ゲームセンター置くような大型ゲーム機や、ゲームの攻略本などの出版事業、ゲーム関連のグッズの作成などを行っています。
気になるスクウェア・エニックス・HDの平均年収は1365万円でした。(連続勤続年数4.0年 平均年齢 45.9歳)
オンラインゲーム業界② ネクソン
オンラインゲームとスマホゲーム、二足のわらじで活躍するのがネクソンです。
よくCMでも見る三國志曹操伝や綺麗な絵のRPGゲームを強みとして展開しています。
オンラインゲーム事業ではアジアを中心的に展開しています。
気になるネクソンの平均年収は586万円でした。(連続勤続年数4.7年 平均年齢 34.6歳)
スマホゲーム業界① ミクシィ
私たち大学生が小中学生の頃に流行したミクシィ。あまりスマホゲームの印象がない人もいるかもしれませんが、ミクシィは大人気スマホゲーム、モンストを展開する企業です。
現在もソーシャルネットワークサービスを行っていて、ミクシィニュースなど新しいことを常に展開しています。
従業員増加にため本社を移転するなど、現在伸びている企業といえます。
気になるミクシィの平均年収は694万円でした。(連続勤続年数3.3年 平均年齢 32.9歳)
スマホゲーム業界② ガンホー
ゲーム好きではない学生も一度は聞いたことがあるパズドラ。そんなパズドラを展開しているのがガンホーです。
スマホゲームの台頭と共に名前が有名になったガンホーですが、実は家庭用ゲーム業界、オンラインゲーム業界、とすべての分野で幅広く活躍しています。
任天堂やSONYのように機器は作っていないものの、ソフトはあらゆる種類を作っています。
気になるガンホーの平均年収は640万円でした。(連続勤続年数5.9年 平均年齢 37.11歳)
商品開発だけでもたくさん!ゲーム業界の仕事とは?
「ゲーム業界には入りたいけれど、理系じゃないし、開発なんてできない・・・・」
「ゲームは好きだけど、どんな仕事ができるか想像できない・・・」
確かにゲームってどんな風にできているのかイメージしづらいですよね。
ここではゲーム業界にどんな仕事があるのか手短に紹介します。
ゲーム業界の要!商品開発部門
ゲーム業界にとって要ともいえる商品開発部門。そんな商品開発部門にも様々な仕事が存在します。
- プログラマ
- プランナー
- デザイナー
- サウンドクリエイター
- エンジニア
カタカナが横並びで難しそうな印象を持つかもしれません。事実、これらの仕事には専門知識が求められることも多く、専門学校も存在しています。
一方でゲームのシナリオを考えるプランナーなど仕事によっては柔軟な発想力や企画力が必要となることも多いようです。
必ずしも専門学校に行かなくてはならない、ということではなさそうですね。
また、任天堂社などは職種によって採用活動を行っています。ぜひ採用ページを参考にしてみてくださいね。
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ゲームを届ける!生産管理部門
他の業界でも存在する生産管理部門の仕事は、ゲームの販売の計画・実行・管理を行う仕事です。
生産計画や工程管理、商品出荷・在庫管理、原価管理などを手掛けます。
いわば出来たゲームを作って消費者まで届ける仕事です。
ゲームを提案する、営業・販売促進
こちらも他業界にもある仕事ですが、ゲーム業界での営業職は、出来たゲームをゲームショップや、バイヤーに提案し、契約をするお仕事です。
また市場動向を調べて次のゲームの開発に生かすマーケティングの仕事なども存在します。
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ゲーム業界はまさに転換期
ゲーム業界の業界研究、いかがでしたでしょうか?
一時期スマホゲームの台頭で家庭用ゲーム業界が衰退する、など大きな動きがあったゲーム業界ですが、現在はスマホゲームの開発やインターネット系の企業との連携を図る動きが大きいようです。
ゲーム業界は衰退しているのでは?とイメージし、不安に思う学生も多いかもしれませんが、スマホゲーム、オンラインゲームは業績を伸ばしている企業も多いですし、家庭用ゲームもNintendo Switch やPS4などまた人気が出てきています。
色々な動きがあるゲーム業界。色々な角度から業界研究をすることが必要と言えそうです。
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