参加したインターン先企業名: Simple株式会社
参加したインターン: エンジニア/プログラミング
名前: 河内 光太
大学名: 学習院大学
学年(取材時): 大学1年生
将来エンジニアとして働きたいと考えており、新卒の就職活動においてどのようなスキルや経験を評価いただけるか考えた際に、実務経験の重要性に気がつき、インターン活動を開始しました。 プログラミングの勉強を始めたのは独学。簡単なプログラムを作れるようにはなったものの、自分一人で学ぶ効率の悪さや、ほんの少し手が届かないような状態を解決したく、2023年1月より、現在のSimple株式会社にお世話になっています。
エントリーのハードルが特別低かったこと。が一番の理由です。 募集ページを見ていただくとわかるかと思いますが、例えば、「ミッションは、エンジニアさんにとっての最高の環境づくり!(口出しするだけで構いません)」だったり、「「会社のために」なんて考えは必要ありません!」だったり、歓迎要件でも下記が並べられていました。 □ 自由度の高い環境で働きたい □ ひとにおこられるのヤダ! □ 優秀なひとたちと一緒に働きたい方 □ コミュニケーションが苦手な方 □ 能力や経験がまだまだな方 □ 働くことに対して、不安な気持ちがある方 ただ、入ってみると、選考の水準がかなり高いこともわかりましたし、正社員、インターン共に優秀なひとばかりの職場で、びっくりさせられました。 一方で、お菓子が食べ放題だったり、自由度が高かったり、楽しそうな雰囲気やイベントが盛りだくさんだったり、フラットで風通しのよい社員思いな社風も、強く実感することができています。
最初に振っていただいた業務は、あるプログラミング言語で作られたサービスを自分が使えるプログラミング言語に書き換える、というものでした。 そのほかで言えば、業務で使用する言語の勉強を行い、その内容をエンジニア向けのサービスでアウトプットする業務なんかもぱっと思いつきます。 正直なところ、僕自身、インターンの中でもエンジニアとしての能力は低く、まだまだスピード感を持って進めることはできていません。 ただ、エンジニアとしてのスキルだけでなく、事業目線ではどう考えるのか。デザイナー視点ではどう考えるのか。また、デザイナー視点と事業目線を加えるとどうなるのか。と、それぞれの視点を集めあった上で、最適なサービスが作られていく過程は、勉強になり、とてもわくわくする貴重な時間をいただけていると感じています。
思い立ったらすぐにでも、インターンをはじめてみるとよいかと思います。周囲のインターン仲間やメンター、マネージャーから効率よく、給与もいただきながら学ぶことができます。 あと、Simpleでのインターン面談時に言われたのは、「そんなことよりも、大学生でしかできない、いろんなことをした方がいいんじゃない?」と言われました。 その理由は大きくふたつ。1つ目は「いまをたのしむべき」ということ。それは「仕事で頑張ってプライベートを楽しくするんじゃなく、どっちも楽しめたほうがよくない?」というSimpleらしい考え方からきているようです。 そして2つ目が、「非認知能力を上げる機会ってめっちゃ大事だよ」という理由なのですが、非常に面白く、ためになる大切な話しではあるのですが、ここでは割愛させてください。
調べるスキルが習慣化しました。 インターンの仲間が多くいますが、管掌している領域が異なっており、聞いたことのない言葉や概念が縦横無尽に飛び交うことがあります。 そのような際に、自身の分からない内容を自分なりに調べて解釈する必要がでてきます。また、それぞれが「理解しているつもり」「だけど解釈はひとそれぞれ」になってしまっている言葉にも注意をしています。何気ない感覚でコミュニケーションを取りますが、同じ言葉でも育ってきた環境によって解釈やニュアンスが異なるケースもあり、複数人でのPJではコミュニケーションの課題もあるというのは、実際に参加して実感をしていることです。 また、こういった課題にあたった際に、いま流行りのChatGPTの拡張機能をぱぱっと入れてみたり、そこで足りないものをどういうやり方で実現するかとさらに思考を加速させたり、実際の職場で得られる体験は、新しい示唆や知見にあふれていて、たのしくコミュニケーションをとっています。
依頼されるタスクの多くが、「いまの自分では、少し手が届かない水準」となっており、たのしさと同時に、逃げだしたくなるような不安を感じることもあります。 簡単なものであれば物足りなく、難しいものであれば精神的にくる。と、なんとも、ままならないものですね。
主に書籍、Webサービス、YouTubeなどの動画教材を利用しつつ勉強を進めています。 また、周囲のインターン生にも積極的に質問して、知識を深めております。
多い方です。 現時点では、エンジニア側のインターンの集まり、営業側のインターンの集まり、と大きくふたつにわかれていますが、「仲が悪い」といったことはなく、これから自然と、営業側インターンとの関わりや、社員との関わりが徐々に増えていくかな。と思っています。 また、エンジニア側のインターンでは、勤務が終わった後に勉強しに行ったりご飯に行ったりすることもあれば、プライベートで遊びに行くこともあります。 そもそもですが、募集要項にも、「これから先もつながっていられる仲間づくり!(インターン同士で構いません)」がミッションとして記されていますね。 Simpleのインターン生は、業務内外関係なく仲が良いと感じています。
「責任を持つ」ことへの意識が大きく変わりました。 Simpleのインターンは特殊な部分が結構あり、タスクのひとつに「ハンバーグを作る。」というものがありました。 エンジニア数名でクッキングを始めるわけですが、誰も料理経験はさほどなく、その中で制限時間は1時間半。ハンバーグの数は50個以上だったかと思います。 はじまりは、代表がハンバーグを作ろうとしていたので、「私達がやりますよ!」と言って業務を引き受けたこと。軽い気持ちで、あれやこれやとパニックになりながらも、たのしくおしゃべりもしながら料理をしていましたが、最終的にはいくつもの指摘を受けました。 ・衛生管理どうなってるの? ・納期までに間に合うの? ・本当にその情報って正しい?考えてみて? ・大学生って後片付けできないよね。 よかれと思ってすることでも、引き受けた以上、「どの水準をどういうふうに求められているのか」「それを自分が実現できるのか。実現できない場合にどれだけの不利益が生まれるのか」をしっかりと考え行動する必要性があることを、学び、意識しております。
人間関係の深さと人柄の気持ちよさです。 現時点では、エンジニア関連の方以外とそれほど関わることができていませんが、関わる人たちそれぞれが、なにかおもしろい魅力を持っていて、優しく、一緒に働いていて、気持ちよく感じるような方しかいません。 その他にも、勤務環境の良さや、急成長で変化が著しいのも魅力かと思います。個人の感覚としては、何不自由なく働かせていただき、感謝しております。
個人的には、自分のやりたいことを熱量を持って語ることができる人がきていただけるとうれしいです。 Simpleの居心地のよさで働いていく。というよりかは、その環境の中ででも、主体的に自分で何かを作ろうとしたり、極めようと研鑽している人が多い印象を抱いています。
元々、インターンに対して抱いていた印象では、「高い技術を持っていたり、コミュニケーション能力のある人が、就活のために本気でやるもの」といった非常にハードルが高いイメージを持っていました。 一方で、Simpleでのインターンを通じて、十分な経験がなくてもこれだけ働きやすい環境があるんだな。と感じました。 職場によるのかもしれませんが、社員の方もインターン生を楽しみにしてくれています。悩んでもわからないことばかり。とりあえず応募をして面談で話をしてみると、思いもよらないところで自分の価値観が変わってくることもあると思います。