「伝える」から「伝わる」へ 素養を身に着けるインターンシップ

「伝える」から「伝わる」へ　素養を身に着けるインターンシップ

参加したインターン先企業名：株式会社Coopel
参加したインターン：マーケティング/広報
名前： Y.Y.
大学名：東京都立大学
学年（取材時）：大学4年生

長期インターンシップに参加しようと思ったきっかけや理由はなんですか？

数年後社会に出ると考えたときに、自分はあまりにも社会、会社、ビジネスを知らなさすぎると思い、ビジネスに関する知見や社会人としての素養を身に着けるために、長期インターンシップに応募しました。特に、会社はどんなことをして運営されているのか知るために、社員との距離が近いスタートアップの企業を志望しました。

この長期インターンでどんな経験をしましたか？また、そこから学んだスキルや考え方などがあれば教えてください。

自分はマーケティングに携わらせていただいており、ユーザーに読んでいただけるような記事の作成だったり、動画の作成を経験しました。情報を正確に伝えることだけでなく、誰にでも理解されるような言葉選びだったり、要件の伝え方を工夫することが大事だと学びました。また、制作過程で上司やチームメンバーとの認識にずれが生じないように適切に報告、共有をすることの大事さも知ることができました。総じて、この経験から、相手の立場に立って言葉を選び、論理的に伝えるコミュニケーションの重要性を深く学びました。

今回の長期インターンを通じて、最も印象的だったエピソードについて教えてください。

最も印象に残っているのは、社外イベントにて、自社サービスである「Coopel」のプロモーション活動を行った経験です。様々な業種の方が集まる場において、ITに詳しくない方に対してRPAのメリットを伝えることは非常に困難でした。機能の素晴らしさを必死に説明していましたが、興味を持っていただけない状況が続きました。そこで、一方的な説明をやめ、まずはお客様との距離を縮めることに注力しました。「普段、面倒な作業に追われていませんか？」といった相手の悩みに寄り添う言葉かけや、学生という立場を活かした明るく快活な態度を意識することで、徐々に話を聞いていただける回数が増えました。この経験を通じ、知らないサービスを興味のない相手に伝えるには、単なる説明スキルだけでなく、相手の警戒心を解き、信頼関係を一瞬で築く「人間力」や「懐に入り込む力」がいかに重要かを痛感しました。

今回参加したインターン先のチームや企業文化の中で、特に魅力を感じた点があれば教えてください。

特に、立場に関わらず、オープンに意見を交わせる風通しの良さに魅力を感じました。忙しい業務の中にも関わらず、私の業務に対して上司の方が常に気にかけてくださり、すぐにフィードバックをいただける環境が非常にありがたかったです。分からないことや迷ったことをすぐに相談できる安心感があったため、失敗を恐れずに新しい提案にチャレンジすることができました。

最後に、他の大学生に長期インターンシップをおすすめする理由があれば教えてください。

長期インターンは、単に就活準備になるだけではなく、「自分がどんな人間で、何に向いているのか」を知るきっかけになります。特にCoopelのようなスタートアップは、少人数だからこそ任される範囲も広く、挑戦の回数がそのまま自分の成長につながっていきます。社会に出る前に働くリアルを体験したい人には、心からおすすめできる経験です。

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