この企業で募集中の長期インターン

参加したインターン先企業名: 株式会社Coopel
参加したインターン: マーケティング/広報
名前: W.S
大学名: 青山学院大学
学年(取材時): 大学3年生
私が長期インターンに参加しようと思った理由は、大きく二つあります。 一つ目は、いわゆる「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」として自信を持って言える経験が少ないのではないかと感じたからです。 もちろん、大学生活が充実していなかったわけではありません。大学1年の夏から続けている飲食店でのアルバイトや、運動系サークルの活動に熱心に取り組み、中高からの友人や大学の学科・サークルでできた友人、先輩後輩と過ごす時間もとても楽しく、日々は非常に充実していました。 しかし、大学3年の後半から本格的に始まる就職活動を意識したとき、他の学生に比べて「これを頑張った」と胸を張って語れるような経験がやや薄いのではないかという不安が出てきました。そこで、自分のこれまでの環境とは異なる場所で挑戦し、社会人に近い実践的な経験を積んでおきたいと考えました。 二つ目の理由は、就職活動を納得感を持って進めるために「社会人として働く」ということを具体的に理解しておきたいと思ったからです。 いくら企業説明会や業界研究をしても、その会社で自分が毎日どのように働き、どんな生活を送るのかまでは、なかなか想像がつきません。実際に会社の一員として業務に取り組むことで、仕事の現場を肌で感じ、就職活動においても「自分はどのように働きたいのか」をより具体的に考えられるのではないかと思いました。
私はマーケティング部に所属しながら、経理や人事といった幅広い業務にも携わっています。 具体的には、マーケティング部では市場調査や展示会関連の管理、関連物品の発注などを担当しました。経理業務では、多数の企業から送られてくる請求書の支払い管理や出入金管理、請求書の作成など、正確さが求められる仕事に取り組みました。さらに人事業務として、契約手続きから入社時の各種手続きまで関わり、部署を越えて多様な業務を経験することができました。 これらの業務を通じて最も身についたのは、タスク管理能力と、物事を正確かつ迅速に進める力です。 業務量が多岐にわたる中で、複数のタスクを期限通りに、しかも正確にこなすことが常に求められました。その中で、優先順位を自分で判断し、効率的に処理していく力が鍛えられたと感じています。 また、考え方の面で大きく変わったのは「主体性を持ち、臨機応変に行動する」意識です。 私がこれまで経験してきたアルバイトでは、マニュアルに沿ってオペレーションをこなしていれば基本的に問題が起きることは少なく、与えられた業務をきちんとやり切ることが重視されてきました。しかしCoopelのインターンでは状況が全く違いました。むしろマニュアルが用意されている仕事の方が珍しく、正しく進めていたはずの業務で思いがけない問題が発生することは日常的にあります。 当初はそうした場面で頭がパンクしそうになることも多かったのですが、インターンを続けるうちに、問題解決に必要な情報を集め、分析し、次のアクションを考えるまでのスピードが格段に上がりました。たとえすぐには解決できない状況でも、何かしら次の手を打つことが習慣づけられたのは大きな成長です。 さらに「未経験のことに挑戦する」ということに対しての抵抗感もなくなりました。 これまでは未経験のことに対して慎重になりがちでしたが、今では自分で考えた結果それが最善だと思えば、迷わずやってみようと前向きに取り組めるようになっています。
インターンを通じていろいろな経験をしましたが、最も印象に残っているのは、四半期ごとに開かれる全社のKickOffミーティングに参加した日のことです。 この日は普段の業務とは少し違って、会社全体で前の四半期を振り返り、次の目標を共有し合う大切な日です。各部署ごとに成果やこれからの課題を発表し合うのですが、ただ真面目な話をするだけではありません。 途中の休憩では、みんなでそれぞれ好きなケーキを選んで食べながら談笑したり、夜はイタリアンのお店でコース料理を楽しみながら、部署や役職関係なくいろんな話をしました。正直、ケーキも夜ご飯もすごくおいしかったので、それだけでもかなりテンションが上がりました(笑) でもそれ以上に、普段あまり話す機会がない他部署の方や、リモートワークをされている方ともフラットに話せたり、チームとしての一体感を感じられたことが印象的でした。 「こういう人たちと一緒に働いているんだな」と改めて実感できて、インターンでの経験がさらに特別なものになった気がします。
一番の魅力は、部署や役職の垣根を越えた風通しの良さと、会社全体の一体感です。 四半期に一度開催される全社キックオフミーティングでは、各部署が真剣に成果や課題を共有する一方で、休憩時間にはケーキを囲んで談笑したり、夜には美味しいイタリアンをいただきながら、普段は関わることの少ない社員の方々とも気兼ねなく話すことができました。 インターン生である私の意見にも真摯に耳を傾けてくださる社員の方ばかりで、「この会社の一員として、チームに貢献したい」と自然に思える温かい雰囲気が、私にとって何よりの魅力でした。
私が長期インターンシップを他の大学生にも強くおすすめしたい理由は、就職活動を乗り越えるための「自分だけの軸」を見つけられるからです。 長期インターンの最大の魅力は、学生という失敗を恐れずに挑戦できる、ある意味で“守られた立場”にいながら、社員と同じ目線で働くリアルな経験を積める点にあります。 もちろん責任感は伴いますが、社員の方々のサポートがあるからこそ、安心して実践的な業務に打ち込むことができます。この貴重な環境で働くことを通して、「自分はどんな働き方がしたいのか」「どんな環境なら自分の力を発揮できるのか」といった、自己分析だけでは見えてこない自分だけの価値観や仕事選びの軸が明確になります。 また、実践的な業務を通して身につけた主体性や課題解決能力は、自信を持ってガクチカとして語れるだけでなく、社会に出てからも必ず役立つ「ポータブルスキル」になります。 もし、将来に対する漠然とした不安を抱えていたり、何か新しい挑戦を通して自分を成長させたいと思っているなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。長期インターンシップは、きっとお金では買えない、あなたの未来を豊かにする価値ある経験になるはずです。