参加したインターン先企業名: 株式会社ティアネクスト
参加したインターン: 営業
名前: K.M
大学名: 早稲田大学
学年(取材時): 大学4年生
きっかけは、就職活動が終わり、入社までの期間に社会人として通用する基礎力を身につけたいと考えたためです。 内定先では経営者を相手に仕事をすることが分かっていたため、学生のうちからレイヤーの高い方々を相手にした業務経験を積みたいと考えました。 その中でも、会社の売買であるM&Aは一度の取引で億単位の金額が動き、さらに経営者にとって一世一代の決断が求められる場面です。 そのため、ファーストコンタクトである初回面談の機会を得ることは非常に難しく、同時に社会人としての基礎力を鍛える絶好の場であると考え、参加しました。
インターンで経験している業務は主に二つあります。 一つ目は、M&A譲渡案件の新規開拓です。電話を通じて中小企業の経営者にアプローチし、M&A案件の提案やニーズのヒアリングを行い、商談機会を獲得します。 二つ目はインターン生のマネジメント業務です。現在は副マネージャーとして、会社の予算達成を目指しながら、他のインターン生の育成にも注力しています。 このインターンを通じて多くのことを学びましたが、総じて社会人としての基礎力が身についたと感じています。 業務の特性上、はじめましての経営者にいきなり電話をかけ、会社の売却という重要な経営判断に関わる商談の機会を獲得しなければなりません。当然ながら、突然電話をしてきた相手に会っていただけることは稀です。そのため、電話を通して「この人なら会ってもいい」と思ってもらう必要があります。 その信頼を築くためには、論理的に穴のない話し方を心がけるだけでなく、経営者の仰られる言葉の背景にある意図を読み取って的確に訴求することや、細かな言葉遣いや配慮で不快感のないコミュニケーションを取ること等を意識しています。 まだまだ未熟ではありますが、日々創意工夫を重ねることで、少しずつトークの質が改善され、その結果として架電上で経営者から信頼を得ることができ、商談の機会を得られるようになりました。 このプロセスを通じて、学生と社会人の間で求められるコミュニケーションの違いを肌で感じるとともに、信頼が重視されるビジネスの場において求められる基礎的なスキルや姿勢を身につけることができたと感じています。
数多くありますが、最も印象的だったのは、初めて商談機会を獲得した瞬間です。 まず大前提として、経営者はM&A仲介会社から「商談の機会が欲しい」といった電話を日々数え切れないほど受けています。多忙を極める経営者がそのすべてに応じることは難しく、応じたとしてもほんの数件です。 また、M&A仲介業界には各分野で優秀な成績を収めたトッププレイヤーが数多く集まっています。 そうした優秀な方々と同じ土俵で勝負し、限られたチャンスを獲得しなければなりません。まさに椅子取りゲームのような状況です。 非常に難易度の高い業務であり、今でも緊張しますが、始めたばかりの頃は経営者と話す際には格別の緊張感がありました。 そのような厳しい環境下で初めて商談の機会をいただけた瞬間は、非常に嬉しく、今でもその瞬間を鮮明に覚えています。
会社の代表と距離が近い点は、特に魅力を感じたポイントです。 弊社は少数精鋭な組織であり、そのため代表との距離が非常に近くなっています。 特に、これといったビジネス経験がなかった私にとって、ビジネスの第一線で活躍されてきた代表から直接、社会人としての基礎を学べることは非常に貴重な経験だと感じました。 また、結果に対してシビアな点も魅力的です。 営業代行の会社であるため、当然ですが商談獲得件数がすべてであり、個々の成果が会社の目標に直接反映されます。各インターン生は獲得件数に応じて給与が変動し、さらに件数によって役職も変わる仕組みです。 そのため、インターン生一人ひとりが目標数値に向けて緊張感を持ちながら業務に取り組んでいます。 厳しい環境に身を置きたいと思っていた私にとって、優秀な学生と日々切磋琢磨できることは大きな充実感を得ることに繋がっています。
貴重な学生生活を考えると、長期インターンシップが全てではないと思いますが、通常の学生生活では得られない貴重な経験を積むことができるため、挑戦してみる価値は十分にあると感じています。 長期インターンシップを始めると、学生生活のかなりの時間を占めることになるため、ただ闇雲に参加するのではなく、「何を得たいか」をある程度明確にした上で、業務や会社を選んで参加することをお勧めします。 その過程でもし弊社のインターンシップに少しでも興味を持っていただけましたら幸いです。 ぜひご応募をお待ちしております!一緒に働き、お互いを高め合いましょう!!