参加したインターン先企業名: 株式会社BELLOWL
参加したインターン: 企画
名前: H.M.
大学名: 早稲田大学
学年(取材時): 大学1年生
将来を見据えて長期インターンをしている友人がいて、ゼロワンインターンのサイトを紹介してもらったのが長期インターンを知ったきっかけです。 当時の私は週1日程度のバイトしかしておらず、何か新しいことを始めたいという理由でインターンを探し始めました。
業種や職種は特に決まっていなかったのですが、もともと考えることが好きだったので、自分の思考力を活かした仕事がしたいとは思っていました。 また、働き方も重視していました。 自分のプライベートの生活を考慮した上で、出社と在宅勤務をハイブリッドでできること、最低労働時間が自分のキャパシティを超えない範囲であることを重視していました。
緊張して自分を取り繕わず、自分らしさを出して一緒に働きたいと思ってもらえることが大事だと思います。 事前に原稿を作って一言一句覚えるのも立派な対策だと思うのですが、企業側はその人の人柄を知りたいと思って重要視していると個人的に思います。 なので、変に堅くなりすぎず、質問されたことに対して自分らしく答えていくことが大事なのかなと思います。
メインでやっているのはリサーチ業務です。 具体的には、条件に当てはまる被験者の方を複数人お呼びして、その方に1〜2時間程度のインタビューを行います。 一般的にユーザー調査、デプスインタビューと言われている取り組みです。 その後、インタビューしたものを文字に起こして、そこから読み取れる傾向や特徴を定性的に分析しています。 また、他の業務としてSNS運用やマーケティングといったデジタルサービス業務も担当しています。 弊社には餃子をテーマとした「くいれぽ餃子」というサービスがあるのですが、このサービスのSNSマーケティングを任されていて、具体的にはInstagramの投稿を作ったりポップアップの企画などを行っています。 ポップアップの企画については、販売するグッズの作成の企画を主に行っています。
特にリサーチ業務に関して、自分が頭を使ってアウトプットした分析結果が本格的に資料に落とし込まれたときに達成感があります。 また、基本的に定性分析を行っているので、具体的な数値を使って分析する定量分析に比べて答えが見えにくく結構時間がかかります。 そのため、ふと解決の糸口が見つかったときはスッキリ感や達成感がありますね。 もともと私は思考することが好きでこの長期インターンを始めたのですが、想像以上の思考力を求められていて分からなくなることも沢山あります。 ただ、そういった経験を乗り超えて自分が成長している実感が得られているのでとても楽しいです。
手を使って書き出して整理することが多いです。 頭で考えてもなかなか答えを導き出せないときは、紙やiPadに書き出して思考を整理したり、その場で歩き回ってリフレッシュします。 また、同じ案件を担当している方と壁打ちをしてお互いの意見を共有することもあります。
自分の弱点が理解できるようになりました。 自分の直感やその場しのぎで行動・発言することが多く、最後まで考え抜いて自分のアイデアを具体的な形に落とし込むのが苦手だということを長期インターンを通して自覚することができました。 特に上司に普段業務をする中でそういった点を指摘していただけたので、自分の中で目を背けていた部分に気づくことができ、それが成長に繋がっていると思います。
自分のキャパシティーが確実に増えたのは、生活に活きてきていると思います。 私の考えとしては、長期インターンをやっているからといって大学生活や遊びを疎かにするのは嫌でした。 長期インターンも大学も遊びも全て大事で全てやりたいと思っていたので、自然とスケジュール管理能力が身につきましたし、キャパシティも増えて色々なことを並行してこなせるようになりました。
長期インターンを始める前の時点では、ここまで熱中できるものだとは思っていませんでした。 当初は大学1年生でインターンに関する何の知見もなく、バイトの延長線上としてしか考えていませんでした。 前提として、弊社のインターンでは特別コミットすることが強制されることは全く無いのですが、私が途中から「もっとコミットして働きたい」と伝えると社員の方もそれに協力してくださったり、積極的に仕事をアサインしていただけるようになりました。 そのため、求められる仕事の量も質も高くなるというのはバイトとの違いだと感じています。
定性調査(ユーザー調査)・分析のスキルを上げたいというのが直近の目標です。 業務には慣れてきたのですが、私自身定性分析をするときに、仮説が思い込みになり、インタビュー中の発言などファクトを確認することを後回しにしてしまう傾向があります。 そういった点を直しつつスキルアップしていきたいです。 また、資料作成に時間がかかってしまっているので、長期的な目標では資料の作成を早く正確にこなせるようになりたいです。
興味があればやってみてほしいですし、始めてみて合わなければ辞めるのも1つの経験だと思います。 初めての方は怖い部分があるとは思いますが、やってみなければ分からないことも沢山あるので、機会があれば挑戦してみるに越したことはないと思います。 長期インターンには、普段の大学生活だけでは得られないものが必ずあると思うので、私としてはやってみることをお勧めします!