「できる大学生」と思わせる!面接での質問のコツとは?

就職活動やインターンシップ選考などで行われる面接。この面接では、自分自身をいかに「できる大学生」と思わせることができるかがポイントになってきます。もちろん、実力としてすごい人物になることも目指さなければなりませんが、だからと言って面接で黙ってしまっていては、本来持っている力に気付いてもらうことはできません。

 

ある意味、自分自身を上手く演出して、自分の実力かそれ以上の力を相手にしっかり感じさせられるかどうかが、面接突破のコツと言っても過言ではないでしょう。

 

では、面接官を相手に「できる」と思わせるためには、どんな方法を用いれば良いのでしょうか。今回はその方法に関して解説していきます。

 

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どんな面接でも最後に行われる「逆質問」タイム

面接で聞かれる質問の典型例といえば、「志望動機」や「自己PR」の類です。これらは事前に回答を用意して、しっかりと答えられる学生も多いのではないでしょうか。ですので、逆を言えば、あまり他の候補者と差が出にくいポイントにもなってしまっています。うまく答えられて当然、ということですね。

 

それよりも大切にしなければいけないのが、面接の最後に行われるケースが多い、「何か聞きたいこと」はありますか?という逆質問タイム。ここはあまり念入りに準備をしている学生は多くないでしょうから、その分差が出やすいポイントにもなるわけです。

 

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質問がない=興味がない?必ず何か質問しよう

 

基本的に、逆質問のタイミングで質問をしない、というのはNGです。質問がないということは、その会社に興味がない、という風に捉えられてしまっても仕方ありません。インターネットや面接の30分程度で知れる会社の情報というのは決して多くはありません。むしろ、わからないことの方がまだまだ多いとも言えるでしょう。

 

しかも就職やインターン先を決めるということは、ある意味自分の人生をそこに賭けるというぐらい重要な局面です。ほんとに自分はここで頑張っていけるのか、活躍しながら満足度高く働いていけるのか、気にならないわけがありません。

 

そのような状態で質問がないということは、そもそも知ろうとする意欲がないのか、あまり興味がわいていない、ということです。面接官からの印象が良くなるはずはないでしょう。

 

あまり質問をし過ぎると、細かい人だな、そんなことまで気にするの?と思われてしまうかも……そんな風に考える学生もいるかもしれませんが、そんな不安は必要ありません。興味があり、その会社や仕事が好きだからこそ質問が出るものであり、採用担当者もその辺りは重々承知しています。安心して質問をするようにしましょう。

 

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意味のない質問はNG!評価を下げる可能性も

 

とはいえ、何かしら質問をしなければならないからと言って、聞く意味のない質問や、それこそインターネットに答えが書いてあるような質問をしてしまってはいけません。そうなると、「質問のための質問」をしてきたな、とすぐにバレてしまいます。

 

「質問のための質問」が出てしまうということは、先ほど解説したように、その会社や仕事に興味がないからこそ。質問をしないことはNGだとお伝えしましたが、一方でどうでも良い内容の質問もするべきではないということを覚えておきましょう。

 

こういったことが起こってしまうのは、どこかで「受かるための面接」になってしまっているからとも言えるかもしれません。学生側の興味が「この会社にはどうすれば受かるのか」というところばかりに向いてしまっていては、会社そのものに興味を持つことは難しくなります。

 

自分はどんな仕事をしていきたいのか、どんな環境で働きたいのか、理想とする働き方とは?そういった仕事や会社に対して求めるものというのを、しっかりと確立しておけば、知りたい情報が不足している場合など、すぐに質問として問いかけることができるようになるはずです。まずは自分自身のキャリアについて、しっかりとした軸を持つことが大切ですね。

 

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「できる大学生」が行う質問とは?

それではここからは実際に、面接官に「できる大学生だな」と思わせる質問の具体例を解説していきます。せっかく与えられた貴重なタイミングを無駄にせず、自分にとっても、相手にとっても有意義な時間とできるように、しっかりと練り込んだ質問をしていけるように心がけてください。

 

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「はい」か「いいえ」で答えられない質問をする

 

基本的に、「はい」か「いいえ」で答えられる質問というのは、調べればわかる内容のものが非常に多いのが特徴です。例えば勤務体系や福利厚生などについての質問がそれにあたりますね。「残業は少ないですか?」なんていう質問は、調べればわかることですし、相手も「はい」としか答えようがありません。これらはまさに「質問のための質問」になってしまっていると言っても過言ではないでしょう。

 

例えば会社の中の雰囲気や、働いている人たちの考え方や特徴、入社までに勉強していくおくべきことなど、答える人や会社によって回答が大きく変わってくるような内容の質問をすることが望ましいです。同年代のキャリアについて、なども良いかもしれませんね。

 

もしも本当に勤務体系や福利厚生面などが事前に調べられない状態のときは「ちなみに…」という感じで聞くようにすれば良いでしょう。

 

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回答から話を広げられそうな質問をする

 

「はい」「いいえ」で答えられない質問と似た要素にもなるのですが、質問の回答から更なる質問を引き出していく方法も効果的です。

 

例えば「今会社で活躍している人はどんな人ですか?」と質問すれば、「○○な人が活躍している」という回答が返ってきます。そこにさらに掘り下げて「なぜ○○な人は活躍できているのか?」「活躍するために○○な要素は必須なのか?」といった形で、どんどん話を深掘りしていくのです。

 

そうすれば、その会社が大切にしている考え方や風土といったものを見抜くことができますし、面接官にとっても、自分の会社にしっかりと興味を持ってもらえていると思わせることができるでしょう。

 

面接というのは一問一答のクイズではありません。柔軟なコミュニケーションを通して、お互いがお互いの理解を深めていくための場です。そのためには、用意しておいた話を一方的にするのではなく、相手の話をしっかり聞いて、その場その場でフレキシブルに回答していくことも必要不可欠。

 

質問をするだけでなく、その回答にさらなる質問を放り込んでやろう、というぐらいの気持ちでのぞむことが大切なのです。

 

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まとめ

就活やインターン選考の一番大きな関門となる面接。「こう聞かれたらこう返そう」という準備をしている学生は多いものですが、一方で「こんなことを聞いてやろう」と思っている学生は多くはないでしょう。

 

しかし、どんな面接でも質問をさせてもらえる場というのは必ず設けられるものです。その際に質問を用意できていないと、うちの会社に興味がないと判断され、良くない評価を貰うことになっても仕方ありません。だからと言って、調べればわかるような内容のものだったり、それを聞いてどうしたいのかわからないような質問をしてしまってもいけません。そのような「質問のための質問」も同様に評価を下げるポイントになるということを覚えておきましょう。

 

質問をするときは、「はい」「いいえ」で答えられず、回答者によって答えがさまざまに分かれ、かつそこから新しい質問を再度投げかけることができるようなものが最適です。そのためには、自分が会社に求めるものや、理想とする働き方について、しっかりと軸を作っておくことが大切ですね。その上で、その軸に合っているかどうかを聞くようにすれば、自然で効果的な質問が出てくるはずですよ。

 

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