参加したインターン先企業名: アクトインディ株式会社
参加したインターン: 企画
名前: M
大学名: S大学
学年(取材時): 大学4年生
今後の進路を、大学院進学に決めた頃に、せっかく大学生活を2年間長くするのだから、充実させなければと思っていました。 漠然と、"何かに取り組みたい"と思い、学業とプラスして取り組むこととして、インターンシップに参加することが有益だと考えました。 平日は、毎日大学の研究室に行かなくてはならないため、参加可能なインターンを見つけるのは大変でした。その結果、自由度が高く、楽しみながら、参加できるこのインターンに出会えてとても良かったです。
ジュニアビレッジは、小中学生が自分の住む地域の農業に関する課題解決のために会社経営を行い、作物を栽培、育てた作物を商品化、販売までを行う活動です。そんなジュニアビレッジの活動にインターン生として関わることの良さを主に3つ感じています。 まず、一番の良さとして、"楽しい"ということがあります。普段関わることのない小中学生と一緒に、農作業や話し合い、販売会をするのは、小中学生の言動に驚かされたり、感心したり、思いがけないことが起こって、とても面白いです。農作業や販売会など、体を動かしたり、声を出したりする場面もあり、活動に参加するのはとても楽しいです。 2つ目に、自分自身が活動を通して、会社経営や商品開発について勉強になるという良さがあります。栽培した作物を、何の商品にするかを決め、デザインやコンセプトを考え、新商品として完成させたとき、小中学生だけでなく、自分自身も商品開発を経験することができ、とても勉強になったと思いました。 3つ目に、"おとな"として振る舞わなければならないというところに、良さがあると思います。私は、教育関係の勉強をしているわけでも、教育に関する職に就きたいと考えているわけでもありません。そのため、私が子供たちと関わることには何の意味もないんじゃないか?と思っていました。 しかし、活動中にどうしたらより良い意見がたくさん出るだろうか、と考え模索する中で、自分は子供たちよりも先回りして考え、行動しなければならないということや、適切な声掛けをするための子供たちをよく見る視野の必要性に気づきました。 "こども"と関わることは、教育としてではなく、自分のスキルアップとしての経験になると思います。
ジュニアビレッジでの活動の中で、作物の栽培で、実際に農作業を行います。他の活動よりも、労働感があり疲れますが、楽しいです。また、収穫できた時には嬉しい気持ちになるし、その作物を使った商品への愛着が湧いてきたりします。 私は、現在農学部に所属していますが、実際に農業を行う分野で勉強しているわけではありません。実際に私がそうであるようにこのインターンに参加する人が、"農業がやりたい人"である必要性はないと思います。 ジュニアビレッジの活動を通して改めて、農業について考えると、解決策が必要な事柄がたくさんあることに気づきました。その課題解決のためには、様々なアプローチが可能で、多くの分野との関連にも気づきました。そのため、このインターンは、"農"に少しでも関心を持つ人には、関連性があり、興味や考えが広がるものだと思います。
ジュニアビレッジには、菊川、浜松、横浜、横須賀などの拠点があります。 それぞれの拠点によって、抱える農業問題も、栽培する作物も、販売する商品も異なります。小中学生と行う活動に加えて、毎週オンラインでのMTGがあり、そこで各拠点の活動などについて共有します。 他の拠点で行った活動内容や、良かったこと、うまくいったこと反対に、ダメだったところなど、参考になる情報を得ることができます。自分の拠点について質問されたり、意見されたりもして、より良い活動にするためのアイデアになったりもします。 また、他拠点のインターン生の活躍も知ることができ、自分ももっと頑張ろう!と、刺激を受けたりもします。
このインターンは、自由度が高いです。ジュニアビレッジの活動をより良くするにはどうしたらよいか、どうしたら活動に参加する小中学生に有意義な時間を過ごしてもらえるか、販売する商品の売り上げを上げるために必要なことは何だろうか、、、などなど、考えられること、工夫できることがたくさんあります。 自分で考えて、やってみたいことは何でもやってみていいよ!というスタンスなので、いろんなことに挑戦できるインターンだと思います。 自主性が求めらえ、もっと頑張らないと!!と思う場面は多々ありますが、成長できるいい機会だと思っています。大変さはもちろんありますが、楽しい部分が大きいので、ぜひ参加してほしいです!!!!