「教育×農業」がテーマの事業を推進！スタートアップ段階だからこその魅力。

参加したインターン先企業名：アクトインディ株式会社
参加したインターン：企画
名前：小田島玖
大学名：東京都市大学
学年（取材時）：修士1年

なぜインターンに参加したのですか？

大学の中だけで生きていたため、同世代と比較した自分の社会的な立ち位置がわからないと感じていました。また、アルバイトや大学の講義などマニュアル化された毎日を送っていたため、自分がどんな分野に興味があるのか、どんな仕事が得意なのかがわからないことにも漠然と不安を感じていました。この不安感を払拭するためには何かに挑戦する事が必要だと考え、インターンを探し始めました。苦手なことでも取り組まなければいけない場面があるかもしれないと思いましたが、それも今後の人生を考えると自分にとっての指針になると考えました。自分に何ができるのかを知りたかったので業種などのこだわりは持っていませんでしたが、一番最初に内定を頂けたということと「地域活性」というテーマに前向きな印象を持っていたということを理由にジュニアビレッジのインターンに携わることを決めました。

インターンではどんな業務に携わりましたか？

ジュニアビレッジの運営サポートがメインの業務でした。事前に「コーチ（ジュニアビレッジの運営スタッフ」とMTGを行い、毎回の活動のテーマや進め方などのアイデアを共有・確認します。活動当日は主にそのコーチの方がメインで進行するのですが、小学5年生から中学2年生までが一緒に活動をしているため、活動内容によっては理解が追いつかない子や話し合いでアイデアを出せない子が見られました。インターン生はそんな子たちをサポートし、事前に確認していた活動のゴールに到達できるように声掛けやアドバイスをするのが大切な役割でした。その他、ジュニアビレッジのSNS運用や子どもたちが作った商品の営業にも携わりました。また、大学で機械学習・AIについて学んでいるため、情報分析や情報の活用に興味がありました。スタートアップ段階だからこそ、インターンでも課題を感じたことに対してチャレンジさせてもらえる環境だったので、GASを活用した業務効率化やHPのアナリティクスによる分析・編集などの業務にも携わりました。

このインターンの魅力はどんな点だと思いますか？

できること・やらせてもらえることの幅が広く、裁量が大きいことが魅力です。私自身は教育というテーマにものすごく興味を持っていたわけではなかったのですが、大学で情報系を専攻しているからこそ貢献できる部分が多く、やりたいことに取り組み成長できる環境でした。

業務の中で印象に残っていること・学んだことは何ですか？

HPのアクセス数アップを目指した時のことが印象に残っています。ジュニアビレッジECサイトのアクセス数を増やしたいと考えてサイト改善やコンテンツ作りに取り組んだことがありました。ですが、ジュニアビレッジの運営業務や学業とも並行する中で中途半端になり、最後までやりきることができませんでした。自分からやりたいと行ったにもかかわらず結果が出せなかったことを後悔しており、なにか成果を出すためには粘り強く一つのことをやり続けることと具体的な目標を決めて取り組み始めることが大切だと考えるようになりました。

インターンで意識していたことは何ですか？

裁量の大きいインターンだったからこそ、自分から何らかのアクションを起こし主体的に行動しないとタスクが発生しませんでした。漫然と過ごしていると週末のジュニアビレッジの活動サポートだけで1年が終わってしまうと感じたので、自分に何ができるのか、どんな貢献ができるのかを常に考えていました。中でも毎週のMTGにしっかりと参加することは意識したことの一つです。ただ場にいるという意味ではなく、MTGに参加している他スタッフの発言を理解しようとすることが大切だと考えました。すべての発言に込められた意図や目的を理解することで会社としての課題や自分の役割が見えてきて、何が求められているのかを考えることに繋がりました。また、実はこのインターンに応募したものの子どもと触れ合うことには苦手意識がありました。ですが振り返ってみるとまったく苦痛にはならなかったなと思っています。自分の役割を考え、子どもたちがゴールに辿り着くためにはどうコミュニケーションを取れば良いのかという視点で取り組んだため、ただ仲良くしようとするのではなく良い意味で距離感を持って対等な関係で接することができました。

これからやりたいことは何ですか？

一年間を振り返ると、GASを使った業務効率化が一番モチベーションを持って取り組めた業務でした。その経験から業務改善や効率化といった分野により深く携わっていきたいと考えるようになり、進路も探しはじめています。 1年間様々な業務に取り組めたことでインターン開始時の「自分がやりたいことを見つける」という目標を達成できたので、1年間主体的に取り組んでよかったなと思えています。

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