長期インターンシップを始めたきっかけを教えてください。
大学では部活やサークルに入っていなかったので、簿記2級を持っているだけでは就職活動の面接で話せるエピソードが少ないなと不安に感じていました。「資格+実務経験」があれば、就職活動でも自分なりの強みになると考えました。
せっかく働くなら自分が努力して勉強したことをそのまま生かしたいと思い、「簿記」や「経理」といったキーワードに絞って調べていました。そうしてゼロワンインターンでアカウンタックスを見つけたんです。ここなら実務を通して力をつけられそうだと感じて応募を決めました。
会計やお金を扱う業界、専門的なお仕事には興味があったのでしょうか?
もともと高校時代から数学が好きで、「数字を扱う仕事がしたいな」という漠然とした興味がありました。具体的に動き出したのは、大学1年生のガイダンスです。学内で受講できる簿記講座があると知り、入学直後の勢いも手伝って「せっかくだから挑戦してみよう」と受講を決めました。予備校の先生が大学で教えてくれる環境だったこともあり、無理なく勉強を続けられました。
その結果、1年生の6月に簿記3級を取得し、その約1年後の2年生の5月には簿記2級にも合格することができました。
インターン生としては具体的にどのようなお仕事を任されているのですか?
アカウンタックスは、全国の中小企業に向けて、経理代行サービスや決算対策コンサルティングなどを行っている会計事務所です。私は、その中でお客様の経理業務をサポートする仕事を担当しています。
具体的には、お客様からお預かりした通帳や領収書をもとに会計ソフトへ仕訳を入力したり、給与計算、資料のスキャンや整理・返却などを行っています。
1年以上働いて業務に慣れてきた今は、毎月の入力作業だけでなく、半年に1回必要な書類の作成や、1月頃に行う法定調書の作成、納税申告データの作成など、時期ごとの業務も任せてもらえるようになりました。
最初は基本的な業務からスタートしましたが、経験を積むにつれて少しずつ任される仕事の幅が広がってきています。
実務未経験からのスタートだったと思いますが、業務はどのように覚えていきましたか?
最初は社員さんが隣について一つひとつ教えてくださり、分からないことがあればその場で確認しながら進めていきました。社員のみなさんが何度質問しても本当に丁寧に教えてくださったので、未経験でも安心して業務に入ることができたと感じています。
また、社内には自由に見られる研修動画も用意されていたので、空いた時間に復習して、自分のペースで理解を深められたのもありがたかったです。
実際の業務を進める中で、難しさや責任を感じる場面はどこでしたか?
自分が入力したデータがそのままお客様の会計や決算の基礎になっていくため、「間違えてはいけない」という責任を強く感じます。教科書上の勉強とは違って実際の企業の数字を扱うので、スタート直後はその責任の重さに緊張して、パソコンの前で手が止まってしまうこともありました。
だからこそ、社員さんに確認して一つひとつの処理の根拠や判断基準をしっかり理解することを心がけました。
今では、以前恐る恐るやっていた作業を、自分で判断してスムーズに進められるようになっていて、自分の成長がしっかり実感できています。
簿記の勉強で得た知識は、実際の業務でどのように役立っていますか?
テキストで学んだ知識が、実務に取り組む上での確かな土台として役立っています。
業務の中で「あ、勉強したあの処理だ!」とすぐに理解できる瞬間がたくさんありましたし、逆に実務を経験したことで「あのテキストの解説はこういう意味だったんだ」と、後から理解が深まることもありました。
教科書の中の数字でしかなかったものが、実際の企業のお金の流れとして見えてきて、自分で判断して仕訳を入力できるようになった時は、簿記の面白さを実感しましたね。実務を経験したことで、ニュースで企業のお金に関する話題を見た時にも「こういう取引のことかな」とイメージが湧くようになりました。
単に資格を取って終わらせるのではなく、実務に触れたからこそ「なぜこの仕訳を切るのか」という目的や全体像が分かり、知識がより深く自分のものとして定着したと感じています。
インターンを通して、将来のキャリアに対する考え方に変化はありましたか?
「税理士」という具体的な目標に出会うことができました。
もともとは「一般企業の経理職になれたらいいな」と漠然と考えていましたし、簿記2級を取得したので、次は1級の勉強をしてみようかなと思っていたんです。
ですが、代表から「簿記1級に挑戦するなら、税理士を目指してみてはどうか 」と面談時にアドバイスをいただいたことが、一つの転機になりました。
それまでも税理士試験を受けることは考えたことがありましたが、本気で税理士として働く将来まではイメージできていませんでした。代表に背中を押していただいたことや、実際に税理士として働く先輩方の姿を見たり、仕事や勉強の話を聞いたりする中で、「自分も税理士として働きたい」という目標がはっきりと定まりました。
インターンを通して目標が定まったんですね。卒業後はどうされる予定ですか?
実は、春からこのアカウンタックスで新卒として働くことが決まっています。
1年以上働く中で、仕事内容だけでなく社員さんの人柄や働き方まで深く知ることができました。特に印象的だったのは、仕事と税理士試験の勉強を両立している先輩の存在です。基本的に定時で退勤されているため、「ここでなら働きながらでも勉強時間をしっかり確保し、税理士を目指せる」と感じました。
また、代表は勉強の進み具合や将来についても普段から気にかけてくださっていて、学生一人ひとりの将来を本気で考えてくださる方なんです。そんな環境で働くうちに、「税理士を目指すなら、この会社で挑戦したい」と思うようになりました。
そこで自分から代表に「正式に社員として働きたい 」と意思を伝え、一般の新卒採用と同じ入社試験を受けました。その結果、内定をいただき、春から新卒として入社することになりました。これからも実務と勉強の両方に励みながら、税理士という目標に向かって努力を続けていきたいと思っています!
実際にインターンとして1年以上働いてみて、この会社の魅力はどんなところだと感じていますか?
想像以上に雰囲気が温かく、社員さんや代表との距離が近いことです。
入社前は漠然と「会計事務所って、みんな黙々と作業をして最小限の会話しかしない静かな場所なのかな」と思っていました。ですが実際は社員さんとの距離がとても近く、分からないことがあってもすぐに質問でき、何度でも丁寧に教えていただけました。業務中だけでなく、雑談をしたり一緒にお昼を食べたりすることも多く、皆さんの人柄の良さを日々感じています。
こうした温かい雰囲気や人との距離の近さは、求人情報や面接だけではなかなか分かりません。実際に働いてみたからこそ知ることができた、長期インターンならではの魅力だと感じています。
最後に、長期インターンに応募しようか迷っている学生に向けてメッセージをお願いします!
最初から将来の仕事を一つに絞り込む必要はないと思います。自分自身も、インターンを始めた当初は一般企業の経理職を考えていましたが、実際に働く中で「税理士」という明確な目標ができ、そのまま新卒で入社したいと思える会社にも出会えました。
長期インターンは、面接で話せるガクチカを増やすだけでなく、「自分に合う仕事や会社なのか」を実際の業務を通して確かめられる絶好の機会です。迷っている方や興味がある方は、まずは一度飛び込んで、実際の仕事や職場の雰囲気に触れてみてほしいです。