この企業で募集中の長期インターン
参加したインターン先企業名: 株式会社アカウンタックス
参加したインターン: 事務/アシスタント
名前: 中井 双葉
大学名: 日本大学
学年(取材時): 既卒(学部)
大学3年の年明け前、終わりの方の授業で周りの友達が就活に向けて結構動いているのを知って、すごくびっくりしたんです。私自身は夏休みもインターンに行っていなくて、情報も全く集めていなくて、本当に何もしていませんでした。 大学が会計学科だったので「就職したら経理をやりたいな」という希望だけは漠然と持っていたのですが、当時は資格も経験も何も持っていなくて。 だからこそ、「本当に自分に経理の仕事ができるのか」を確かめたかったのが一番大きいです。いきなり就職してしまうと後から変えられませんが、インターンなら自分に向いているかどうかを見極められると思いました。
経理のインターンを調べると「簿記必須」という条件が多くて、当時は3級すら持っていなかったので「私には難しいかな」と思うこともありました。そんな中で見つけたのが、アカウンタックスの長期インターンです。募集条件に資格が必須ではなかったので、「ここだ!」と思いました。 アカウンタックスは全国の中小企業向けに経理代行やコンサルティングを行っている会社です。記帳や振込、給与計算から決算の準備まで経理の一連の流れをすべて社内で行っているため、「ここなら一部の作業だけで終わらず、色々な経理業務を広く深く経験できそうだな」と感じたことも大きな決め手でした。
最初はお客さまから毎月送られてくる月次資料のスキャンや預金の計上、社会保険の書類を役所に送る発送業務など、本当に「触り」のサポート作業からスタートしました。 仕事はマニュアルを見たり、その日のタスクを割り振ってもらいながら進めていきました。未経験からのスタートでしたが、先輩方のフォローがすごく手厚く、また優しく丁寧に教えてくださるので、しっかりメモを取って仕事を覚えていきました。
業務に慣れてレベルアップしていくにつれて、給与計算や振込登録、さらには請求書を見て未払金を計上するといった、簿記3級の範囲でできるような実践的な仕事まで任せてもらえるようになりました。 初期に任されていた仕事は「言われた手順通りにやるだけ」で作業の意味まで分かっていなかったのですが、慣れていくにつれて「あ、最初に行っていたあの入力やスキャン作業は、この振込や計上処理につながっていたんだ!」と点と点が線で繋がって意味が分かってくる感覚がありました。個人の習熟度に合わせてかなり緩やかに業務の幅を広げていただけたのが、本当にありがたかったです。
特に大変だったのはパソコン系の操作です。実はもともとパソコン自体があんまり慣れていなくて、インターンの面接の時にも不安をお伝えしたほどでした。その時に「寿司打(タイピング練習ソフト)をやって慣れておいてね」と言われ、コツコツ練習していました(笑) 当然Excelの経験もなかったので、「間違えて変に保存しちゃっていないかな…」と毎回不安でした。しかも実務の数字って、教材の問題集みたいに綺麗じゃなくて千円以下の端数がたくさん出てくるんです。一文字でも押し間違えたら気づけない気がして、怖すぎて手が止まることもありました。 それでも、立ち止まりながら少しずつ進め、分からないところはとにかく先輩方に聞いて。今思えばすごく初歩的な質問にも優しく答えてくださり、感謝しかありません。おかげでパソコンへの苦手意識はかなりなくなりました。
一番大きく変わったのは、仕事や社会を見る視野が広がったことだと思います。社会人になる前に一足早く「働くこと」や「仕事」についてリアルに学べたことは、私にとって本当に大きな経験でした。 仕事を通して多様な業種の会計に触れる中で、普段私たちが目にするサービスや事業の裏側にあるお金の流れを知ることができたのがすごく面白くて。「自分がやっている経理という仕事は、こうやって色々な会社や社会を裏側で支えているんだ」と客観的に捉えられるようになり、物事の見え方が大きく変わりました。 さらに、YouTubeやネットの情報だけに頼るのではなく、すぐ近くにいるプロの税理士さんに直接質問し、正しい知識を学べたことも、自分にとって大きな成長につながったと感じています。
こうした経験を通して、「経理の仕事をこれからも続けていきたい」という気持ちが自然と固まっていきました。 インターンを始める前は、「経理に興味はあるけれど、本当に自分に向いているのかな…」という不安もありました。ですが実際に働く中で、最初は「点」でしか見えていなかった業務が少しずつつながって見えるようになり、経理という仕事の面白さを実感できるようになりました。 そんな中、一度インターンを辞めようと相談したことをきっかけに、新卒会社説明会のお話をいただきました。仕事内容だけでなく、会社の雰囲気や一緒に働く方々のこともよく知った上で進路を考えられたため、最終的にアカウンタックスへ新卒として入社することを決めました。
実は大学の授業が増えてインターンとして規定のシフトに入れなくなり、「契約を守れないなら辞めるべきかも…」と一度退職をご相談したんです。当時の私は「仕事の覚えも遅いし、会社の役に立てていない」と思い込んでいたこともありました。 ですが代表から、「シフトは学業優先で調整するから大丈夫。ここまでしっかり頑張ってくれているので、むしろ一度、就職先の一つとして新卒向けの会社説明会を受けてみない?」と声をかけていただいたんです。 ただ引き止めるだけではなく、自分の頑張りをちゃんと見て評価してくださっていたことが本当に嬉しかったです。「期待してくださるなら、その期待に応えたい」という気持ちが強くなりましたし、会社説明会に参加して改めて会社のことを知る中で、「ここで働きたい」という思いも固まりました。そのまま選考に進み、ご縁をいただいて新卒として入社することになりました。
内定をいただいてからは、「私をたくさん支えてくださった先輩方へ少しでも恩返しできるようになりたい」という気持ちが一気に強くなりました。 それまでは勉強に対してそこまで積極的ではなかったのですが、内定をいただいてからは少しでも出来ることを増やすために、簿記の資格取得をはじめ、パソコンの資格を取得しました。 就活への不安から始めたインターンでしたが、仕事を経験する中で「自分にもできるんだ」という自信を持てるようになりました。そして、自分の頑張りを認めてもらえたことで、「もっと成長したい」「期待に応えたい」という気持ちも生まれました。 今振り返ると、本当にインターンをやってよかったと思います。これからも少しずつ成長を続けて、支えてくださった皆さんに恩返しができるよう頑張っていきたいです。
「自分には何もスキルがないから…」と不安に思っている人にこそ、ぜひ挑戦してみてほしいです。 私自身、就活への焦りから長期インターンを始めましたが、当時は資格もなく、パソコンも苦手で、本当に何も自信がありませんでした。それでも実際に働いてみると、「意外と自分にもできるんだ」と思えることが少しずつ増え、経理の仕事をこれからも続けていきたいと思えるようになりました。 もし合わないと感じても、学生のうちなら方向転換できます。だからこそ、悩んでいるならまずは一歩踏み出してみてほしいです。私にとって長期インターンは、仕事の経験だけでなく、自分に自信を持てるようになった大きなきっかけでした。 絶対に無駄にはならない経験のチャンス、逃さないでほしいな思います。