この企業で募集中の長期インターン
参加したインターン先企業名: 株式会社ファン・マーケティング
参加したインターン: ライター/編集/記者
名前: 矢沢翔平
大学名: 東京大学
学年(取材時): 大学3年生
大学2年生の5月にこの長期インターンを始めました。当時は大学生活にも慣れてきて、続けていたカフェのアルバイトも一通りやりきった感覚があったんです。何か新しいことにチャレンジしたいなと漠然と考えていました。また、それ以上に大きかったのが「将来への不安」です。就活という言葉が現実味を帯びてくる中で、「今の自分は社会に出て何ができるんだろう?」と自問自答することが増えていました。それなら、今のうちにビジネスの世界に飛び込んで、自分の目で「働く」ということを確かめたいと思ったのが一番の動機ですね。周りに長期インターンをやっている友人もいて、学べることは多いだろうという確信もありました。
ファン・マーケティングは、クライアント企業に対してマーケティング施策を提案し、その実行に必要なコンテンツ制作なども自社で手がけるマーケティング会社です。もともとコンサルティング業界に興味があり、「戦略を提案する仕事」を探していました。ここはマーケティングに特化したコンサルティングという側面が強かったのが、自分にとって大きな魅力でした。最終的な決め手になったのは、代表との面接です。会社の理念や実際の業務内容を驚くほど丁寧に説明してくださって、ここなら誠実に仕事に向き合えそうだと感じました。さらに、表参道にあるオフィスがお洒落で素敵な環境だったことも、「ここで高いモチベーションを持って働きたい」という直感につながりました。
メイン業務は「コンテンツ制作」です。具体的には、クライアントのサービス(不動産や転職エージェント、学校法人など)の集客につながるWEB記事を制作しています。単に文章を書くだけでなく、特定のキーワードで検索上位に来るように構成を練る「SEO」の視点が求められます。他にも、他メンバーが書いた記事のクオリティをチェックする「校正業務」や、新人インターン生の研修対応、社内マニュアルのアップデートなども担当しています。こうした専門的な知識は、入社後の研修や社員さんからのフィードバックを通じて、未経験から一つずつ身につけていきました。
最初は「記事を書く」という作業が想像以上に奥深くて驚きました。自分が構成を考え、執筆した記事が、実際にクライアントの集客につながるんです。成果が求められる仕事なので、学生ながら大きな責任感を持って取り組む必要がありました。見出し構成から執筆まで一貫して任せてもらえる裁量がある分、完成したものが実際にサイトに掲載され、納品する瞬間は毎回緊張します。でも、実際に自分の書いた記事が公開され、クライアントの集客につながる仕事に関われていると感じられる瞬間には、大きなやりがいがあります。
間違いなく、代表による「話し方研修」ですね。入社直後の数ヶ月間、週一回ペースで直接鍛えていただきました。発声方法から、プレゼンでの聞き取りやすさまで、20年間無意識に行ってきた自分のクセに向き合うのは本当に苦労しました。でも、この研修があったからこそ、今では社員全員が参加する会議で話す場面でも、学んだことを意識して話せるようになっています。代表自ら時間をかけて研修してくださることで、「本気で育ててもらっているんだ」という実感がありました。それによって、僕自身のマインドも「バイト感覚」から「社会人としての当事者意識」へと自然に切り替わっていきました。
「カンパニー制度」という自社業務を分担する独自の仕組みがあります。僕はマーケティング知識を社内全体に普及させるユニットに所属しているのですが、僕たちインターン生が社員さんに対してマーケティングの分析手法(SWOT分析やPEST分析など)を研修することもあるんです。教える側は誰よりも深く理解していなければならないので、準備は本当に大変で、プレッシャーも大きいです。でも、必死で調べてメンバーと議論し、当日の研修に備える過程で、知識が自分の中にしっかり定着していくのを感じます。
「主体性」の捉え方です。ファンマーケティングでは、常に「主体性を発揮しよう」という文化が大切にされています。例えば校正業務をしていて、「このミス、みんなに共通して多いな」と気づいた時、ただその場を修正して終わるのではなく、「再発防止のためにマニュアルにこの項目を追加していいですか?」と自ら提案し、実行するようになりました。こうした「自ら課題を見つけて解決策を考え、動く」というプロセスは、どんな業界でも通用するポータブルスキルだと思っています。
今は週3日、合計18時間以上コミットしていますが、大学が全休の日はフルで出社し、別の日は午前中に働いて午後に予定を入れるなど、柔軟に調整させてもらっています。会社側も、テスト前3日間は休める「テスト休暇」や、就活が本格化する時期の「就活特別休暇」など、学生であることを尊重してくれる制度を整えてくれています。 また、週に数回、表参道の美味しいお店のランチが提供される「ランチ制度」もあり、そこで社員さんや他のインターン生とカジュアルに交流できるのが、良い刺激になっています。
大きく変わりましたね。以前は「働く=大変なこと」というネガティブなイメージがどこかにありました。でも今は、「仕事って、やりがいがあればこんなにモチベーションを持って楽しめるんだ」とポジティブに捉えています。ファンマーケティングには中途採用の方も多く、様々な方のキャリアパスを聞くことで、自分の将来の選択肢も広がったと感じています。社会人として働くことに対して、前向きな気持ちになれたのは自分でも嬉しい変化です。
これからは「恩返しのフェーズ」に入りたいと考えています。僕が今、働きやすい環境で学べているのは、これまでの先輩インターン生たちがマニュアルや制度を整えてくれたおかげです。今度は僕自身が、後輩のインターン生にとって有用な仕組みや知識を残したい。自分が関わることで少しでも会社に貢献し、良いものを次につなげていきたいというのが今の目標です。
週18時間という時間を当てるのは、勇気がいることだと思います。でも、学生のうちから本気でビジネスに関われる経験は、長期インターンならではの貴重なものだと思います。実際に自分でやってみて初めて得られるスキルや自分自身の変化が必ずあります。 ファンマーケティングは、裁量を持って挑戦できる環境と、温かいサポートが両立している場所です。もし「社会で通用する力を身につけたい」「学生のうちに何かに挑戦してみたい」と思っているなら、ぜひ一歩を踏み出してほしいですね。